タイトルWWDC 2001の基調講演でデモされたムービー編集Cocoaアプリケーションが公開カテゴリーProjectBuilder/Interface Builder, アップルからの開発資料, QuickTime, Cocoa
作成日2001/7/10 14:14:22作成者新居雅行
WWDC 2001の基調講演に参加した方々は、Cocoaでムービーのエディタをいとも簡単に作成してしまうデモを御覧になっただろう。もちろん、とっても印象的であったが、その背後ではエディタ機能を実現するコンポーネントをきちんと作っておく必要があることは、プログラマだとすぐに分かるところだ。そのプログラム部分がSample Codeに公開されている。bMoviePaletteのソースは、Project Builderで作成されたものだが、Interface Builderのパレットやツールを追加するといった目的のプログラムである。ムービーのコントローラやエディタといった機能を持ったコンポーネントがプロジェクトの中にあるが、それらのコンポーネントをInterface Builderで、パレットからドラッグして利用できるようになる。このプロジェクトをコンパイルすると、Interface Builderのパレットファイルが作成される。Intereface Builderでこのパレットを取り込むが、PreferenceにあるPaletteのタブで操作すればよい。その後にアプリケーションを組み立てるが、その手順は、READMEファイルで示されている。プログラムは、Objective-Cで組み立てたものであるが、QuickTimeのAPIを呼び出している。QuickTimeの利用部分はC言語の形式である。
関連リンクbMoviePalette 1.0