Tenon Intersystemsは、メールサーバのPost.Officeを、Mac OS XおよびMac OS X Server 10.0向けにリリースする。Tenonの日本のパートナーであるオープンテクノロジーズが、Openwave社のPost.Officeの日本語版を販売しているが、Mac OS X版の開発を2001年の第四四半期までに行い、それをTenonが販売する。Post.Officeは、POP3/IMAP/SMTPサーバ機能を持ち、管理が用意であることや、セキュリティ的に有利であること、メーリングリスト機能を含んでいることなどが特徴となっている。信頼性が高いとしており、数十万ユーザのメールアカウントでもこなせるとしている。小規模あるいは中規模のISP向けに提案できるものである。価格などは現在未定としているが、Post.Office日本語版(Windows NT, SolarisなどのUNIXに対応)は、100アカウントで128,000円からなどとなっている。 また、Tenon IntersystemsはApacheサーバ管理ツールなどさまざまなサーバソフトをパッケージにしたiToolsのVer.6.1のリリースを発表した。Mac OS Server 10.0に対応している。さらに、Mac OS XでX Windows Serverとして機能するXToolsはVer.1.0.4となり、キーチェーンのサポートや8ビットアプリケーションに対するサポートが加わった。 |