タイトル | Cocoa-Javaアプリケーションでのドラッグ&ドロップを解説するサンプルコード | カテゴリー | アップルからの開発資料, ユーザインタフェース, Cocoa |
作成日 | 2001/8/29 16:48:3 | 作成者 | 新居雅行 |
Sample Codeに公開された「JDragNDrop 1.0」は、Cocoa-Javaのフレームワークを使ったアプリケーションのサンプルで、コンポーネントにドラッグ&ドロップを行う方法を示したものである。サンプル名に「J」が付くのはJavaを示している模様だ。もちろん、Project Builderのプロジェクトが付属する。ポイントとしては、まず、Interface Builderで、NSViewクラスのサブクラスを定義する。そして、Custom Viewというコンポーネントをパレットからウインドウに配置をし、そのオブジェクトのクラスを、NSViewのサブクラスに指定したクラス名をプロパティウインドウを開いて切り替えておく。NSViewのサブクラスは、Java言語を指定して対応するソースを生成するが、他のオブジェクトとのやり取りを行うために、アウトレットといくつか定義されている。そして、NSViewのサブクラスでは、validateDrag、draggingEntered、draggingUpdated、draggingExited、prepareForDragOperation、performDragOperation、concludeDragOperationといったメソッドを定義して、ドラッグに対応するプログラムを記述しておく。これらのメソッドについては、現状のCocoa-Javaのドキュメントでは「Description forthcoming」となっており解説は一切なく、引数情報しか得られない。ドラッグ&ドロップを組み込むのであれば、このサンプルコードのコメントや実際のソースを見たり、あるいはプログラムを追加して研究などを行うのがいちばんの早道だろう。 | |
関連リンク | Cocoa: JDragNDrop 1.0 |