タイトル | Mac OS Xでログイン時に自動的に環境変数を設定する方法 | カテゴリー | Technical Q&A, Mac OS X Server, Mac OS X |
作成日 | 2001/8/30 14:50:32 | 作成者 | 新居雅行 |
Mac OS Xで、環境変数を設定する方法についての説明が、Technical Q&Aに掲載されている。Mac OS Xではログイン時に、環境変数を設定するメカニズムが組み込まれている。ログインをする時に、~/.MacOSX/environmentといファイルにある情報をもとに、環境変数を設定する。このファイルは、XML/plistファイル形式であり、Developer ToolsのアプリケーションにあるPropertyListEditor.appで編集が可能だが、ファイル名の末尾を.plistにしてはいけない。ユーザのルートディレクトリに、.MacOSXというディレクトリを作り、environmentファイルを作成する必要がある。いずれも初期状態では作成されていない。なお、Mac OS 10.0.1以前は~/.OpenStep/environmentというファイル名でなければならない。環境変数が設定されたかどうかは、setenvコマンドで確認できる。(「環境変数」とは、OSが管理する変数であり、アプリケーションの動作に必要な情報を記録させておくことなどに利用する。アプリケーションでその変数値を利用するが、値の設定はアプリケーション外で行っておくのが一般的。たとえば、Objective-CのCocoaではNSProcessInfoやNSTaskクラス、Cocoa-JavaではNSSystemクラスに環境変数を取り出すメソッドがある。) | |
関連リンク | QA1067:Setting environment variables for user processes |