タイトル | ユーザーの操作等に反応するムービーをスプライト機能で生成するサンプル | カテゴリー | アップルからの開発資料, QuickTime, Java |
作成日 | 2001/8/30 14:57:52 | 作成者 | 新居雅行 |
Sample Codeとして公開された「WiredSprites」は、ムービー中に独自の小さな画像を重ね書きし動かすなどの動作を行えるスプライトの機能をデモするものだ。QuickTimeにはスプライトに対応する機能が組み込まれている。このデモはスプライト描画を行うものであるが、さらにWired Spriteとしてユーザの操作によって反応をするようなスプライトの組み込み方法も説明するものだ。そして、プログラムはピクチャーの素材をもとに、スプライト機能を組み込んだムービーを生成する。生成したムービーはQuickTime Playerなどで再生ができる。再生してみると、地球の映像が画面をゆっくりと横切るが、これがWired Spriteの1つで、アイドルイベントによって回転を行っている。また、左下から3分の1くらいのところなどにマウスポインタが入ると、星のグラフィックスが出てくる。マウスを移動させると消える(場所が狭いのでちょっと分かりにくいが)。これもマウス位置に応じたイベントに対応したWired Spriteである。ソースはすべてJavaで書かれており、Mac OSあるいはWindowsでJavaが稼動しQuickTimeそしてQuickTime for Javaが稼動する環境で利用できる。Windows向けにJarファイルとバッチファイルも用意されている。ただし、ソースファイルのみの提供でプロジェクトファイルは含まれていないので、適当な開発ツールで自分でプロジェクトを組む必要がある。 | |
関連リンク | QuickTime: QuickTime for Java: WiredSprites |