タイトル | Cocoa-Javaのアプリケーションでアウトラインのコンポーネントを使うサンプル | カテゴリー | アップルからの開発資料, ユーザインタフェース, Java, Cocoa |
作成日 | 2001/9/13 13:16:6 | 作成者 | 新居雅行 |
サンプルコードとして公開されたJOutlineViewは、Cocoa-Javaのアプリケーションで、NSOutlineViewのコンポーネントの使い方を示したシンプルなアプリケーションだ。アプリケーションを実行すると、起動ディクスのルートからのディレクトリ構成やファイルを、アウトライン形式で表示する。ポイントは次の通りだ。まず、Interface Builderの文書でウインドウが定義されており、そこにNSOutlineViewのコンポーネントが配置されている。そのコンポーネントをダブルクリックすると、コンポーネントのDelegateとDataSourceの2つのアウトレットから、MyDataSourceというクラスに結合されている。MyDataSouceはNSObjectを基底として定義されたクラスであるが、いずれにしても、そのクラスではいくつかのメソッドをインプリメントしなければならない。どんなメソッドがインプリメントされているのかをProject Builderで確認すればよいだろう。ソースにはもう1つMyItem.javaがあるが、こちらは、アウトラインに表示する項目を管理するクラスで、DataSource.javaのプログラムから利用している。つまり、ウインドウに配置したNSOutlineViewを使うためには、アウトラインコンポーネントに表示する内容を取得するためのクラスを作っておき、DataSourceのアウトプットと接続しておく。さらに、諸動作をサポートするためのクラスを作っておいてDelegateのアウトプットと接続しておく。これらの追加機能を与えるクラスはもちろんプログラマがかかないといけないのだが、このサンプルでは1つのクラスにまとめられている。 | |
関連リンク | Cocoa: JOutlineView |