日本ソフトウェア科学会はCocoaプログラミングに関する講習会を開催する。2001年11月2日(金曜日)10:20〜17:00の予定で、場所は大阪駅前第三ビル16階にある大阪市立大学文化交流センター。講師は、広文社から出版された「Objective-C」の著者である荻原剛志氏(神戸大学大学院自然科学研究科助教授)が行い、この書籍をテキストにしての講習会となっている。参加費は講習のみの場合、学生会員2,000円、一般会員5,000円、非会員の学生4,000円、非会員の一般の場合は10,000円となっている。定員は50名。テキスト込みの場合には、4,000円がプラスされる。午前中は「Objective-C プログラミング」として、Objective-Cの言語に関することや、文法、暮らす階層、ダイナミックバインディングについての解説を行う。午後からは「Cocoa API をもちいたソフトウェア開発」として、Cocoaのクラスを使ったプログラムを、実例や実行例を交えて解説が行われる。受講者にはC言語の知識があることが望ましいとしているが、エキスパートである必要はないとしている。Cocoa関連のプログラミングについての講習会自体が日本で開催される機会が極めて少ないだけに、貴重な機会になると言えるだろう。 |