タイトルMac OS X 10.1のJava VMにハッシュコード生成部分に問題、アップデートを開発者向けに配付開始カテゴリーJava
作成日2001/10/13 17:5:7作成者新居雅行
Appleの開発者向けサイトによると、「Mac OS X 10.1 Java Seed」が、ADC(Apple Developer Connection)の会員向けに公開された。Mac OS X 10.1に含まれているJava VMでのバグで、Javaそのもののバグではない。HotSpotにおけるjava.lang.String.intern()の利用方法に問題があり、System.identityHashCode()が正しい値を戻さないということになるとしている。Javaのシステムではさまざまなところにハッシュコードが利用されているため、実用上こうしたバグ修正はデベロッパーだけでなく早期にユーザに対しても対応することが望まれる。
関連リンクMac OS X Java Runtime Environment