タイトル | KBase》Mac OS Xでの日本語文字列に関する制限、Sherlockでのファイル内容検索にも問題が | カテゴリー | Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X |
作成日 | 2001/10/26 17:27:39 | 作成者 | 新居雅行 |
Knowledge Baseに、Mac OS Xでのダブルバイトコード文字の利用についての制限が掲載された(なお、UNICODE対応のOSなので、「ダブルバイト」という表現は不適切だと思われるが、ここではShift-JISなどのコード体系で記述される日本語システム向けの文字列と認識することにしよう)。まず、Sherlockでは、ダブルバイト文字とローマン文字(つまり、「1バイトコード文字」)とが混在したファイルについての内容の検索が正しくできない場合がある。インターネット接続の電話番号でも2バイトコードは使えない。サーバの接続において、2バイトコードで記述されたボリューム名の公開フォルダはマウントができてもトラブルが出る。また、Mac OS Xのアカウント名に2バイトコードが入っていると、ファイル共有サーバとした場合にMac OS 9からの接続に支障がでるため、アカウント名は1バイトコードで記述する必要がある。Mailでは件名やメッセージで2バイト文字が正しく表示されない場合がある。Finderで項目名が正しく表示されない場合がある。また、長いファイル名に2バイトコードが含まれると、Mac OS 9でファイル名が正しく表示されないことがある。ディスク名に2バイトコードが含まれるDOSフォーマットのMOはマウントできない。また、DOSフォーマットのMOに2バイトコードでのファイル名で直接保存することができない。(Mailでは日本語の利用ができるのは確認されているが、いずれにしても、どの記載事項が日本語に適用されるかについては、具体的にはこの文書には記述されていない。) | |
関連リンク | Mac OS X: Using Double-Byte Characters |