マイクロソフトは、Mac OS Xでのネイティブ稼働に対応したOffice v.Xの日本語版を、2002年1月に発売すると発表した。具体的な日付や価格については未定となっている。また、2月には、ExcelとWordの単体製品を発売する。パッケージだけでなくライセンスの販売も行う。これに先立ち、2001年11月2日以降に現状の製品であるOffice 2001を購入したユーザは、\2,000でOffice v.Xにアップグレードできる「Office v. X パスポート キャンペーン」を行う。 Office v.Xは、Mac OS XのCarbonに対応したネイティブアプリケーション群で、ワープロソフトのWord X for Mac、表計算ソフトのExcel for Mac、プレゼンテーションソフトのPowerPoint X for Mac、電子メールおよび個人情報管理のEntourage X for Mac、さらにはインスタントメッセンジャーのMSN(R) Messenger 2.1 for Macから構成される。Messenger以外はOffice 2001にもあったアプリケーションである。Entourage Xは郵便番号からの地名入力や、MapFanとの連動といった新機能がある。MessengaerについてはMacintosh版は従来からあるものの、日本語版はなかったので、初めてMacプラットフォ?ム向けに日本語版が登場することになる。ただ、現在もMSN Messengerはフリーで配付されているので、Mac OS X版もフリーで入手できる可能性は十分にあるだろう。 |