2001年11月28〜30日にかけてパシフィコ横浜で開催されるJavaOneでは、アップルコンピュータがGoldスポンサーとして参加し、パビリオンでの展示やMac OS Xについてのセッションが行われることは、MDOnlineでは2001/11/16配信号で『日本で初めて開催されるJavaOneではMac OS Xのセッションも』という記事でお届けした通りだ。パビリオンのアップルの展示ブースでは、Mac OS XやWebObjectsといって同社のJavaテクノロジーや、Java開発環境、Javaソリューションが展示される。また、来場者を対象にした「Java On Mac OS X コンテスト」が実施される。アップルの展示ブースに持ち込んだJavaアプリケーションをMac OS Xで実行するのであるが、優秀な作品についてはアップルから副賞がもらえる。Mac OS X向けに開発されたものならもちろんエントリー可能だが、JARファイルにまとまっていて、マニフェストファイルがその中に入っている形式のものであれば、JARファイルそのものがMac OS Xでも稼働するから、Pure Javaなアプリケーションであれば基本的には動作可能だ。開発したアプリケーションなどをアピールできる機会になるかもしれない。 なお、セッションとして、11月29日の15:00〜16:00に行われる「Java Technology on Mac OS X」では、Apple ComputerのJavaテクノロジーマネジャーであるアラン・サミュエル氏、Javaプラットフォームクラスシニアエンジニアのスティーブ・ロウォレン氏が講師をつとめる。JavaOneのカンファレンス参加は有償であるが、展示会場についてはカンファレンス参加者ないしは出展者からの招待がないと入場はできない。つまり、展示会だけの入場チケットとしては販売されないということなので、その点は注意しておいていただきたい。 |