タイトルFinal Cut Pro 3がリリース、Mac OS Xネイティブ対応を実現カテゴリービデオ編集
作成日2001/12/5 15:5:7作成者新居雅行
Appleはプロ向けのビデオ編集ソフトFinal Cut Proの次期バージョン「Final Cut Pro 3」を、2001年12月中にリリースする。Mac OS Xに対応しており、Mac OS X 10.1.1ないしはMac OS 9.2.2が動作環境となっており、両方のバージョンがパッケージには含まれている。プロフェッショナル向けのソリューションがMac OS Xネイティブ対応が遅れる中、Final Cut Proがやっとのことで対応をした。Mac OS Xへの移行という点では、明るい話題となり、移行の促進にもつながると見られる。Final Cut Proは、プロ向けのビデオ編集アプリケーションで、ビデオの合成などの処理ができるが、素材をPhotoshopやIllustratorで作ってそれに対して動きを付けるなど、Macintoshのデザイン環境を最大限に生かす設計となっている点も見のがせない。また、ハードウエアの追加により、リアルタイムのビデオ処理にも対応する。新しいバージョンでは、OfflineRTフォーマットへの対応や、カラー補正の機能も追加されている。価格は$999で、アップグレードは$299となっている。
関連リンクApple Announces Final Cut Pro 3