明らかに項目数が違うのはすぐに分かるとしても、違いをよく見ると、tim_passwordというプロパティの有無がある。そして、Mac OS X Serverには、timというプロセスが起動時に立ち上がっている。どうやら、認証のための処理をここでさせているのではないかと思うのだが、単にServer Adminで登録したものでは、このtim_passwordがないため認証ができなくなっている模様だ。これが、バグなのか仕様なのかは定かではないが、とにかく、アカウントを登録したい。そこで、次のように作業を行なう。 まず、/Network/rootのユーザ一覧を表示して、そこにあるAdministratorを選択し、「書き出し」ボタンをクリックする。これで、ユーザ登録情報が、XMLファイルに書き出される。このXMLファイルの詳しい解説は、Mac OS X Serverのマニュアルの305pにあるので、詳細はそれを参照してもらいたい。最初にフィールド定義部分があるが、それ以降の部分で実際のユーザ定義部分がある。それを、たとえば、以下のように変更する。(←より右は解説なのでファイルには記入しない)