タイトル | WebObjectsのSMILに関する文書とダイナミックエレメントのリファレンス | カテゴリー | アップルからの開発資料, WebObjects |
作成日 | 2002/3/8 15:56:14 | 作成者 | 新居雅行 |
WebObjectsに関するドキュメントが新たに2つ公開されている。以下はその文書へのリンクと内容についての概要である。 ◇Inside WebObjects: Developing SMIL Presentations http://devworld.apple.com/techpubs/webobjects/Developing_SMIL_Presentation/index.html WebObjectsでは、SMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)に従ったXMLの生成が可能なフレームワークが組み込まれている。SMILにより、たとえばビデオストリームを部分的に再生したり、あるいは複数のメディアをタイミングを取りながら再生することなどができる。メディアの素材とそのプレゼンテーションを分離できる仕組みであり、そのプレゼンテーションの仕方をSMIL言語で記述する。WebObjectsはダイナミックエレメントとしてSMILのエレメントを生成するコンポーネントが利用できる。どのフレームワークを利用するかといったことから、基本的なコンポーネントの利用方法などがまとめられている。マルチメディアとデータベースを連動させるようなアプリケーションでは、SMIL利用は選択肢の1つになるだろう。 ◇WebObjects Dynamic Elements http://devworld.apple.com/techpubs/webobjects/DynElements/index.html WebObjectsフレームワークの重要な機能であるダイナミックエレメントに関するリファレンスである。ダイナミックエレメントとは、実行時にデータベースの内容等に置き換わってHTMLなどに展開されるコンポーネントである。WebObjects BuilderでたとえばWOStringというダイナミックエレメントを配置し、それを特定のフィールドと結びつけることで、Webページではフィールドのデータが表示されるという仕組みを提供している。ダイナミックエレメントは、具体的には*.wodファイルに仕様として定義されるが、上記のドキュメントは、そのwodファイルに記述する内容についてのリファレンスとなっている。WebObjects Builderを使う上では必ずしもダイナミックエレメントを直接記述することはないが、動作をより詳細に追いたい場合には、そのあたりのチェックが必要なときもあるだろう。 | |
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