1stKIOSK社は、キオスク端末向けのソフトウエア開発環境であるk-BUILDERをアナウンスした。公共の場所に設置されて、情報提供やあるいはチケット発券などを行う「キオスク端末」向けに、インタラクティブなアプリケーションを作る必要があるが、k-BUILDERはそうしたソフトウエア作成をサポートする。Mac OS Xネイティブで稼働し、15の言語に対応している。QuickTime等のMac OS Xのシステム機能に対応するのはもちろん、FileMaker Proとの連動により、プレゼンテーションに利用するデータのデータベース化や、あるいはFileMaker Serverを利用して複数のキオスク端末に同じコンテンツを供給するといったことも行える。Mac OS Xがサポートする周辺機器も利用できるので、たとえば、プリンタやUSB経由のタッチパネルなどを利用することもできる。たとえば、旧タイプのiMacを利用したキオスク端末で使う提示ソフトウエアの作成等に利用できる。現在は、k-BUILDERは市販されておらず、プロジェクトごとに契約して利用するようになっているが、2002年末には販売を行う予定となっている。 |