申し訳ありません。さきほどお送りしたMDOnlineは記事が途中で途切れていたかと思います。すみません。再送させていただきます。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
Power Mac G4に対応したMac OS X Serverの販売が、米国AppleのAppleStoreではすでに始まっている。Power Mag G4 Serverの1つのオプションとして、Mac OS X Serverのバンドルモデルが存在する。Stepwise Serverでは、以下の記事でVer.1.2がリリースしたことを公表しているが、Appleからはニュースリリースなどは公表されていない。以下のStepwiseの記事によると、Ver.1.2はPowerPC G4に対応した以外は、従来のMac OS X 1.0.Xとは根本的な違いはないようだ。Oracle向けのEOAdapterが組み込まれていたり、NetProbeが組み込まれているといった違いもある。MacOS.appは、Mac OS 8.6が稼動する。また、Apacheは最新版の1.3.9がインストールされている。
Power Mac G4 Serverのオプションとして販売されている以外に、入手方法は見つからない。単体販売では、Ver.1.0のスペックが記載され、Ver.1.2を販売するとは書かれていない。また、アップデータもない。USBなどの周辺機器のサポートも拡大されていないようで、とにかく、G4でも動くバージョンをとしてVer.1.2をリリースしたということに尽きるようだ。
関連リンク:Mac OS X Server 1.2 - What’s New
カテゴリ:サードパーティの開発資料, Mac OSテクノロジー, Mac OS X Server
1月14日に、MacPerlに関するメーリングリストが始まった。以下のアドレスに案内があり、誰でも申し込むことができる。メッセージのやり取りは日本語で行っている模様だ。MacOS.comは、日本語でMac OSに関する情報などを提供しているサイトである。
関連リンク:MacPerlでこりゃラクダ!
カテゴリ:サービス
iBookとともにデビューし、多くのユーザの注目を集めた無線LANシステム「AirPort」の日本での名称を変更することがアップルよりアナウンスされた。MDOnlineでも、この記事を最後に、AirPortの名称は使わないことにする。新しい名称が決まるまでは、「ワイヤレスネットワークベースステーション (Wireless Network BaseStation)」「ワイヤレスネットワークカード (Wireless Network Card)」といった名称を使うことが推称されている。名称の変更は日本だけのようだ。なお、日本での発売は、第一四半期の後半に予定されているとしているため、3月発売が一応の有力が線となった。
AirPortは、関西電機がすでにリリースしている無線LAN(2.4GHz帯で1.6Mbps)のシリーズに使われていた名称であり、関西電機が商標登録しているものと思われる。関西電機のAIRPORTシリーズは、Macintoshには対応していない。商標の取得を失敗したのか、あるいは商標登録されていたことが考慮外だったのかは不明だが、ともかく、アップル製品は日本ではAirPortの名称を使えないことになってしまった。
なお、アップルより、ホームページや製品の中で「AirPort」として参照している部分についても早急に変更してもらいたいという要請も出ている。
関連リンク:アップル、ワイヤレスネットワーク製品の名称を変更へ
カテゴリ:業界動向
Bungie Softwareは、好評だったゲームソフト「Marathon 2: Durandal」のソースコードを、GNUパブリックライセンスに従って公表した。MPWでコンパイルできるソースが公開されており、Mac版のソースである。以下のリンクからsit形式のファイルがダウンロードできるが、同一のディレクトリに、gzipでアーカイブされたファイルも用意されている。ファイルサイズは1MBもない。ファイルの日付は1994年や1995年となっているため、発売当時のファイルのようだ。
関連リンク:Marathon 2: Durandalのソースコード
カテゴリ:各種プロダクツ
Semantix社はMac版のeXcentrix SDKをリリースした。eXcentrixは、テキストベースのアプリケーションが、クライアント/サーバ処理を可能にするミドルウエアで、Windows版もリリースされている。クライアントツールのeXcentrixはドキュメントの検索やインターネットの検索などを行うような機能を持っているが、eXcentrixの機能を作成しているアプリケーションに組み込めば、Outlook ExpressやIllustratorなどのプラグイン(Windows版がある)のあるソフトウエアのドキュメント検索機能などが利用できる。SDKにはデバッグ版のバイナリやライブラリ、PowerPlant向けのヘッダなどが含まれている。SDKはフリーで配付されている。
関連リンク:eXcentrix Developer Web site
カテゴリ:ライブラリ