インターネットで宅配便の追跡ができるというのは、最初はFederal Expressだったでしょうか?けっこうすごいなと思った記憶があるのですが、なにぶんだいぶん前のことですから…。その後日本でも各社が同様なサービスに対応し、急ぐ原稿をゆうパックの速達で送って、「朝までに着くか?」とやきもきしながら、何度もWebでチェックを入れたこともあります。しかしながら、最近、こうしたシステムを使うことがありません。こちらから送る場合には、近所にクロネコの営業所があるのでそこに持ち込むのですが、そこでは配達時間帯の指定ができてしまいます。それに、郵便局の翌朝郵便のように、朝の何時までかには配達されるという郵便もあります。配達される時間が決まってしまえば、もはや、荷物を追跡するという必要性は非常に薄くなってしまうような気がします。確実に配達されるかどうか分からないということもなきにしもあらずですが、信用すれば後はよろしくですね。
荷物の追跡というサービスは、配達時間帯がある程度確定するというサービスによって、ニーズが減ったと言えるでしょう。それも時代の移り変わりと言えばそれまでなんですが、認識も変えていかなければなりません。荷物の追跡システムも、インターネットへの注目が集まっていた時期だけに、サービス向上やあるいはイメージ的な意味でも功を奏したかと思います。しかしながら、インターネットとて、もはや最先端ではないということでしょうか。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
QuickTime 4.1の日本語版が配付され始めた。QuickTime Updaterを使ってバージョンアップをすると、4.1がシステムにインストールされる。バージョン番号はJ2-4.1となっている。ファイルの日付けは1999年12月16日となっており、英語版のQT4.1とまったく同様である。QuickTime 4.1の機能向上点は、2000年1月21日号に既報の通りだ(MDOnlineのWebサイトで参照できる)。2GBを超えるファイルを扱えたり、SMIL対応した。また、ストリーミングではパスワード認証やファイアウォール内での利用を可能にした。QuickTime Playerは、AppleScriptに大幅に対応している。なお、日本語版の配付に関するアナウンスはまったくない。
カテゴリ:QuickTime, OS関連ソフトウエア
今年の開発者向けカンファレンスWWDC(World Wide Developers Conference)2000についての概要が、AppleのWebサイトで公開されている。日程はすでにアナウンスされているように、2000年5月15日〜19日であるが、14日の日曜日にも事前のセッションがある模様だ。場所はサンノゼコンベンションセンター。参加費は$1395だが、4月15日までなら$1195で登録できる。日曜日にあるセッションは無料だ。ADCメンバにはメンバ向けの価格が提示されている。下記のページに、ADCメンバ向けのツアーに関するPDFファイルがリンクされており、ドルベースで東京からのツアーについての解説がある。メンバの種類ごとに、さらにホテルのグレードや相部屋か個人で宿泊かなど6種類のパターンが用意されている。おそらくは例年とおり、アップルより日本のユーザ向けに案内があるものと思われる。
セッションの詳細まではまだ発表されていないものの、概要は記載されており、Mac OS X関連のセッションが目白押しとなりそうだ。開発ツールについての説明もあり、次世代のMac OS X向けの開発環境を実際に見ることができるという期待もうまれる。また、QuickTime Streaming Serverのプラグインなどについても解説される模様だ。キーノートセッションは、例年とおり、CEOのスティーブジョブズ氏がおこなう。
関連リンク:World Wide Developers Conference 2000
カテゴリ:イベント
キーチェーンに記録したアカウントやパスワードが、セレクタでAppleShareサーバに接続する時には自動的に入力されないという点について説明された文書が公開された。これが本来のセレクタの動作である。キーチェーンに記録したアカウントやパスワードを利用してログオンするには、ネットワークブラウザを使うか、あるいはボリュームのエイリアスをダブルクリックして開く。なお、AppleShareサーバでは、キーチェーンにアカウントなどを保存させなくするオプションもある。
関連リンク:60710:Mac OS 9: Keychain and Chooser Interaction
カテゴリ:Mac OS 9, Knowledge Base(旧TIL)
円形のUSBマウスの裏面は、ボールがはずれないようなふたがあるが、そのはずし方や取り付け方を説明した文書が公開された。ふたの部分は回転してはずしたり、あるいは取り付けてロックすることができる。小さな穴があり、そこにクリップをまっすぐにのばすなどしたものを差し込み、取っ手のような感じで装着する。そして、反時計方向にまわすととりはずされ、時計方向だとロックされる。こうした操作が写真入りで解説されている。取り外した後は、必ずロックしておかないとマウスがきちんと使えない。
関連リンク:25108:USB Mouse: Locking The Retainer Ring
カテゴリ:周辺機器, Knowledge Base(旧TIL)
Appleより公開されているTech Info Libraryで、以下の文書が2000年2月8日に更新されたものとして公開された。文書のアドレスが記載されているものは、そのアドレスを利用して参照できる。アドレスがないものについては、文書名の冒頭が文書番号なので、記事の最後にあるリンク先にジャンプし、その番号を手がかりに検索をすると良いだろう。
○AirPort関連
◇58576:AirPort: Sharing Base Station with Non-AirPort Capable Computers
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58576
◇58520:AirPort Utility 1.0: Verifying Base Station is Set for PPP
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58520
◇58538:AirPort Base Station: Troubleshooting a Dial-up Connection
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58538
○システム、本体など
30673:QuickTime 3: Windows Uninstall
58453:QuickTime Pro: How to Get Key Resent if Lost
12573:System 7.0.x AppleShare Client: System 6.0.x Incompatible
20074:System 7.5, Version 7.5.3: Installing OpenDoc Read Me (6/96)
20073:System 7.5, Version 7.5.3: About Disk Tools Read Me
11959:Language Kits: Viewing Files/Folders in Japanese/Chinese
20096:DOS Compatibility Card Software: Version 1.5 & Mac OS
20065:Color OneScanner 600/27: Expected Lamp Life
16168:PowerBook and iBook: AC Adapter, Battery, and Recharger Identification
○ネットワーク製品
18369:AppleTalk Remote Access: CNG Modem CCL Scripts
3528:AppleShare: Launching Applications Issue
11858:AppleShare 3.0: Transfers Are Faster Server to Client
12476:AppleShare 3.0.x: Set Up For Large Group Possibilities
12487:AppleShare 3.0, 4.0, and Pro: Technical Differences
10948:AppleShare 3.0: How to Remove And Return to System 7
10932:AppleShare 3.0: Installing Over the Network
13457:AppleShare 3.0 Commonly Asked Questions
11921:AppleShare 3.0.1: PrintServer & LaserWriter Pro
12331:AppleShare 3.0.2 Patch: Using with AS 3.0.1 Rev. B
13211:AppleShare: 3.0.3 Patch Read Me
13241:AppleShare 3.0.3 Patch: Change History
13605:AppleShare 3.0.3 Patch: Print Server Versions
12066:AppleShare 4.0: Not Tested With Centris 650
12482:AppleShare 4.0 and Pro: 3.0 Client Compatibility
13521:AppleShare 4.0: Using Apple Workgroup Server 80 & A/UX 3.0.1
11855:AppleShare 4.1: Specifications
11146:AppleShare: Inherited Privileges Problem
12422:AppleShare: Volume Copy Limitation
11841:AppleShare & System 7.x.x: Removing A Corrupt PDS File
12018:FileShare & AppleShare: Setting Labels On Shared Files
12593:AppleShare Pro: Display Correct Creator Dates
12486:AppleShare Pro: Access Privileges Stored
12591:AppleShare Pro: Application Incompatibilities
12605:AppleShare Pro: Software Installation
12606:AppleShare Pro: Admin Similarities to Prior Versions
14046:AppleShare Pro: System 6.x Created CD-ROMs
13057:AppleShare Pro: Number Of Users and Groups
11856:AppleShare File & Print Server: Description
13201:AppleShare Print Server: Prevent Error Page Printing
14128:AppleShare Print Server: LaserWriter 8.x.x Incompatibilities
11552:AppleShare Print Server: Can’t Use Bin Info to Print
11942:AppleShare Print Server 3.0.1: Retrospect 1.3 Issues
6464:Macintosh: FTP Servers
20095:MacDNS: Number of Domains Supported
関連リンク:Tech Info Library
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL)