Macintosh Developer Online (MDOnline)


2000年2月14日発行号 - iMac Firmware Update



いよいよ、16日からMacworld Expoです。いくつかのサイトで、ショップからPowerBookの在庫が消えるなど、ハードウエアが消えていると言う事実が紹介されていますが、新製品発表の前触れなんでしょうか。いずれにしても、すべては16日に分かることです。16日の基調講演で大きなことがあれば、講演終了後即座に記事を作成し、配信をしたいと考えています。16日中には、Expo全体のレビューについても、記事を作成します。明日の15日は準備で幕張に行きますので、夜にニュースを配信したいと考えています。Expoネタについては、いろいろなWebサイトが細かく取材をされるし、MacWIREなども大きく場所を取るので、MDOnlineからは基本的には16日でExpo取材は終えるつもりです。もちろん、MDOnline的なネタが何かあれば、その時に記事を配信します。展示をしながらですので、いつものような記事量のニュースを流すことができませんが、今週は御容赦ください。
Expoに御来場の節は、お気軽に、MDOnlineのブースにお立ち寄りください。お時間があれば、MDOnlineの感想や御要望をお話したいと思っています。無理矢理ビラ配りとかさせるようなことはしませんから(笑)、お気軽にどうぞ。昨年はポリタンを並べるという何のことかよく分からないものをしましたが、実は今年も小ネタを用意しています。その小ネタ、今日準備ができてきました。…あぁ〜、これ、一見の価値がありますね〜(と自画自賛)。今は秘密ですが、Expoにいらっしゃらなかった方々のために来週にはネタばらしをしましょう。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp


iMac Firmware Update 1.6が日本のサイトにも登場

iMac Firmware Update 1.6が日本のアップルのサイトにも登場した。スロットイン方式(米国のサイトではスロットロード方式と記載)のiMac用ファームウエアアップデータなので、トレイ方式のiMacには適用しないように記載されている。また、以下のようなTech Info Library-Jの文書も公開された。これは、アップデータに付属する文書と基本的には同一だ。
◇iMac: iMac Firmware Update 1.6 について
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=100354

関連リンク:iMac Firmware Update 1.6
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iMac Firmaware Update 1.6にリンクミス、正しいものはftpサーバから

iMac Firmware Update 1.6がリリースされたが、Appleのサイトにあるリンクは古いアップデータにつながれていることが、読者の方々の御指摘により判明している。アップデータ自体はftpサーバ側には存在し、以下のアドレスとなっている。2月14日11時現在、まだ古いアップデータへリンクされたままだった。なお、このアップデータは、スロットロード方式のiMac向けであり、旧機種のトレイ方式のiMacには適用しないようにと記載されている。

J-iMac Firmware Update 1.6
http://download.info.apple.com/Apple_Support_Area/Apple_Software_Updates/Japanese/Macintosh/iMac/J-iMac_Firmware_Update_1.6.smi.bin

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AppleScriptユーザーズグループがExpoで展示。こばやしゆたか氏サイン会も

AppleScriptユーザーズグループ(ASUG)は、2月16日から開催されるMacworld Expo/Tokyo 2000のユーザーグループブースに出展を行う。DTP関連、あるいはシステム利用などを含めたさまざまAppleScript利用のデモを行うが、QuarkXPressだけでなく、Adobe社のInDesignについてのデモも行う。また、ソフトバンクパブリッシングより出版された「AppleScriptリファレンス」の著者である、こばやしゆたか氏のサイン会も開催され、この書籍の販売も行われる。サイン会は2月19日11:00〜12:00で、AppleScripユーザーズグループのコーナーで、行われる予定だ。

関連リンク:ASUGはMacExpo/Tokyo 2000に参加します
カテゴリ:イベント


メトロワークスが日本語版の「ディスカバープログラミング」を発売

メトロワークスは、プログラミング学習のためのツール「Discover Programming for Macintosh日本語版リリース5」を3月17日に日本国内に向けて発売する。価格は28,000円となっている。CやC++あるいはJavaのプログラミングを学習したい人向けのセットで、「CodeWarrior Professional日本語版リリース5」をベースにした製品だ。Mac OS 8.1以降のPowerPC搭載機で利用できる。Javaの開発環境では、RAD機能も含んでいる。アプリケーションフレームワークのPowerPlantも含まれるが、生成されるアプリケーションは68k用のものだ。PowerPCで稼動するとは言え、PowerPCのバイナリを直接は生成できないため、ソフトウエア製品を作ることは基本的には難しいだろう。また、ライセンス的にも製品の開発には利用できない。オンライン版ながら、トッパンから出版されている「MacintoshではじめるCプログラミング」「Macintosh Cプログラミング第2版」「Macintoshユーザーのための C++」、ピアソン・エデュケーションから出版されている「CodeWarriorによる Macintosh Javaプログラミング」、翔泳社から出版されている「Programmer’s Page C/C++ 基礎編/実践編」「Programmer’s Page Java集中講座 基礎編/FAQ編」の、それぞれの書籍が製品には含まれている。

関連リンク:「Discover Programming for Macintosh日本語版リリース5」を発売
カテゴリ:開発ツール, CodeWarrior


REALbasic 2.1a27がリリース、WindowsでのQuickTime対応など

開発中のREALbasicのVer.2.1のアルファ版で新しいリリースがなされた。2.1a27というバージョンで、26から約1週間後であり、これまでにも増して開発ピッチがあがっていることが伺える。2.1a27ではかなりのバグフィクスが行われているが、デベロッパーリリースの警告ダイアログを表示しなくなったことや、WindowsでのQuickTimeを組み込んでおり、プレイヤのコントロールやムービの処理などができるようになっている。また、Page Up/Downキーも、IDEで利用できるようになっている。

関連リンク:REALbasic 2.1a27
カテゴリ:REALbasic