Macintosh Developer Online (MDOnline)


2000年2月24日発行号 - Sal Soghoian氏にインタビュー



先週のMacworld Expoに行った方は、KNNの神田さんが、カートを押しているのを御覧になったかと思います。とは言っても、別に神田さんがスーパーマーケットからそのまま来たわけではなく、カートにAirMacカードを搭載したPowerBook G3をのせ、DVビデオとともに、ストリーミング生中継をしていたわけです。おそらく、ストリーミングの生中継をワイアレスネットワークで最初にやったと言えるわけで、その現場に居合わせただけでもすごいことだと思ってしまいます。だけど、カートでの移動はそれなりに大変そうでしたけど…。そのカートには、Sorenson Video Encodingのようなことが書かれた、とにかくSorenson社のポスターが貼ってありました。「これが何のことか理解してくれる人がどれくらいいるかなぁ」などと神田さんは話していましたけど、確かにSorensonって認知度はまだ低いかも知れません。でも、いずれ、「トリニトロン」とかと同じように、製品のテクノロジーを語るのに不可欠な単語になっているのではないでしょうか。カートを押す神田さんの写真を何枚か取らせてもらったのですが、Sorensonが見えている写真がとれなかったのが残念でした…(実はそのときみんな酔っぱらっていた)。
昨日の記事に一部間違いがあったので、訂正記事を書きました。iMac DVは、FireWireによる起動はできません。それから、mdo-dのメーリングリストにも流しましたが、アアミュレットさん御提供のLinuxPPC関連のプレゼント当選者が決まりました。いちおう、再掲載しておきます。当選者の方々向けには今日にでも投函します。
 Tシャツ:niiro
 LinuxPPC2000:有賀啓之
 LinuxPPC2000:としひろ
(新居雅行 msyk@mdonline.jp


【訂正】FireWireドライブからの起動に対応した機種

2000年2月23日に配信した「FireWireドライブから起動できるのはUnified Macintosh Architecture対応機」という記事の中で、iMac DVがFireWireドライブからの起動に対応しているような書き方をしていましたが、筆者の誤認でこれは間違いです。申し訳ありませんでした。起動にサポートしているのは、AGPグラフィックスのPower Mac G4で、Boot ROMのバージョンがVer.3.22f1以降のものと、FireWire搭載PowerBookです。iMac DVは、FireWireドライブからのブートに対応していません。Boot ROMのバージョンは、「Appleシステム・プロフィール」で確認できます。おわびの上、訂正いたします。

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インタビュー:DTP市場と同じようにビデオ編集でもAppleScriptは普及する

AppleのAppleScriptのプロダクトマネージャであるSal Soghoian氏と、AppleScriptテクノロジーマネージャのJason Yao氏にインタビューを行った。聞き手は主に新居雅行が行ったが、ユーザーグループFM-Tokyoの代表である長野谷隆昌氏も同行した。2月23日に開催されたセミナーの内容については、別掲の記事で参照してもらいたい。

――AppleScriptは難しいとか敷き居が高いとか言われて、なかなか足を踏み込めない人がいます。そういう人たちにアドバイスはありますか。

Sal Soghoian氏(以下、Sal):AppleScriptはほんとにいろいろなニーズに答えることができるのですよ。たとえば、ちょっとたとえ話をしてみましょう。ギターを弾けるようになるために、まずは練習に取り組みますよね。もちろん、少しは練習が必要だけど、少し練習したらそれなりに、自分なりには満足なレベルに達するでしょう。もちろん、プロレベルになっているわけではないとしても、自分が満足すればそれでいいとも言えるわけです。AppleScriptも同じことで、ちょっとやってそれなりのものができて、それで満足できればそれでもいいのです。

――そういえば、SalさんはJazzギターをやると聞きましたが。

Sal:そうなんですよ。いずれにしても、誰もがプロになるまで何もできないということではないですよね。それはギターもAppleScriptも同じことですよ。AppleScriptの簡単なスクリプトでも、本人が満足できればそれでいいのです。もちろん、それで興味を持ってスキルを高めて、最終的にはビジネスになるほどまでやるのもいいのですが、まずはなんでもトライしてみるということは重要ですよ。

――初心者の人たちはどんなものを参考にすればいいのですか?

Sal:Mac OSにはサンプルのスクリプトがたくさんついています。また、フォルダアクションのサンプルもあります。エイリアスを作るような簡単なものもありますが、初心者の方はまずそれを使ってみるだけでもいいんじゃないでしょうか。また、Appleからはさまざまなドキュメントやサンプルを提供する必要があることは認識しています。現在製作中のものもありますし、米国で作られたそうした素材も、日本語化されるはずなので、今後もスクリプト作成の参考になるものは次々と出てくるでしょう。

――DTP市場へはかなりAppleScriptが使われるくらいに浸透してきています。2月23日のセミナーではビデオ編集でのAppleScript利用を提案されたのですが、DTP市場くらい使われるとお考えですが。

Sal:もちろんです。印刷業界と同様、ビデオ製作でもニーズはあります。今はまだ顕在化していないのですが、来年になると、プロの人たちを中心に盛り上がると思いますよ。

――DTP市場では、QuarkXPressを始めInDesignなど主要アプリケーションがAppleScript対応しています。一方、ビデオ編集のアプリケーションではPremierのように対応が薄いソフトがありますね。

Sal:確かにそうなんですが、通常は開発メーカーは顧客のニーズにあわせるということを行います。また、競合製品にも影響されるはずです。そうなると、将来の方向性としては、AppleScriptに対応するということも十分ありうる話ではないでしょうか。DTP市場でも起こったことは、ビデオ編集の世界でも起こると信じています。

――(長野谷氏)マクロメディアのような独自のスクリプト言語を主体にしているメーカの人たちに向けては何かアクションを起こしているのですか?

Jason Yao氏(以下、Jason):他社の内状までは分かりませんが、そいえば、マクロメディアの人も、AppleScriptのキッチン(主として米国で開催されているプログラマ向けの実践的な講習会)に来ていましたね。

――スクリプトでビデオ編集をやろうと考えるのはやはりプロの人たちでしょうか。アマチュアの人たちにもAppleScriptはメリットがありますか?

Sal:おそらく最初はプロの人たちでしょうね。AppleScriptを活用することによって制作効率を高めてコストを低減させ、それを収益につなげるというモデルがうまくあてはまるでしょう。しかし、次第に個人ユーザーにも浸透するでしょうけど、むしろビデオ編集をより簡単にできるという方向性を持つでしょうね。たとえば簡単に作業をこなすドロップレットを使うとか、インタラクティブなチュートリアルがAppleScriptベースで動くとかそういった使い方が考えられますね。

――DTPやビデオ編集以外にさらに狙う業態というのはありますか。

Sal:セミナーでもお見せしましたが、AppleEventをIPでやりとりすることで、キオスク端末の管理や、あるいはホームオートメーションを外部からコントロールするという用途へも展開できます。いずれにしても、Mac OS Xは非常に高い柔軟性を備えているので、AppleScriptはもっともっといろいろな分野に適応できますよ。それが可能なように、Mac OS Xを作っているのです。

――AppleScriptでは、文字列の長さは分かるのですが、文字列のバイト長を知る方法が標準では用意されていません。きっとみんなそれを要望したと思いますが(笑)。

Sal:そうそう、いろんな人からその話は聞きました。これは帰国したら最優先事項として提案しておきますよ。

――UNICODEベースになると何かAppleScriptでも変わるのですか?

Sal:すでにMac OS 8.5からUNICODEは採用されているので、その意味では変わりないはずですが…。いずれにしても、今回、私が日本に来た理由は、2バイト圏でもきちんとAppleScriptが使えるようにする強い意志の現れと思っていただいていいでしょう。いろんな人に会って話を聞き、その内容をもとに、米国に帰っていろいろ提案したいと考えています。

――(長野谷氏)AppleScriptをベースにした大規模なサーバシステムを組んでいるのですが(と言いつつシステム図を見せる)、パフォーマンス的な問題もあります。これは改善されますか?

Sal:これを全部Macintoshで組んでいるのですか? それはすばらしい。AppleEvent自体は1秒間に400回ほどのリクエストは受けられるはずなのですが、あなたのシステムの場合だと、ファイル処理部分がもしかするとパフォーマンス的に不利にしているかもしれない。今のMac OSだとやはりUNIXほどのファイルシステムのパフォーマンスは得られない。でも、Mac OS XはベースがUNIXなので抜本的に解決されて、今までよりも大規模なシステムでも十分に実用に耐えられますよ。

――そういえば、Appleから、FaceSpanのようなユーザインタフェースを制作できるようなAppleScriptのツールが出るという噂は常に出ていますが、実際のところどうなんですか?

Jason:うーん、なんとも言えませんね。
Sal:出すとも出さないとも言えませんね。

――デベロッパー向けの説明会、2回のセミナーのいずれにも参加し、また、インタビューにも応じていただき、たくさんのお話を聞けてよかったです。AppleScriptの可能性を今まで以上に信じることができそうです。

Sal:あなたたちのような人がAppleScript普及の原動力になっていることは十分に承知していますし、感謝もしています。“AppleScriptの殿堂”があったら、あなたがたも入れて差し上げたいくらいだ。

最後に、こばやしゆたか氏著の『AppleScriptリファレンス』にSal氏のサインをもらったが、すばらしい書籍だと絶賛していた。もちろん、日本語は読めないけども、サンプルスクリプトには目を通したそうで、「(AppleScriptに詳しいはずの)私が読んでいても新しい発見がある」とSal氏は話していた。ちなみに、Sal氏はExpoでAppleScript Users Groupのブースで自費で書籍を買っている。

◇Sal Soghoian氏(左)と、Jason Yao氏
 figs/photos/SalAndJason.JPG

◇Sal氏のサイン「AppleScript can change the world!!」と書かれている
 figs/photos/SalsSign.JPG

カテゴリ:AppleScript, イベント


AppleScriptのセミナーでスクリプトのビデオ編集への利用を披露

2000年2月23日に、前日に続いて、AppleのAppleScrptプロダクトマネージャSal Soghoian氏によるセミナーが行われた。先頃配付が始まったQuickTime 4.1は、QuickTime Playerが大幅にAppleScript対応するなど、ビデオ編集分野でのAppleScript利用が今後のトレンドとして浮上する気配がある。ビデオプロダクションでも、AppleScriptを利用することで、生産性を高めてコスト軽減を図ることが可能なため、業界に向けての現実解として提示できるものである。
セミナーはデモを中心に行われた。QuickTime Playerを利用して、コピーライトやムービー情報のテキストを、ムービーに自動的に入れるドロップレットが紹介された。たくさんのムービーに対して一括でこうしたテキスト情報を入れることができる。また、テキスト情報から、ロールするタイトルバックのテキストトラックを作成するデモも行われた。これらは、AppleScriptによってQuickTime Playerをコントロールして行われたことだ。QuickTime Playerを使ったサンプルプログラムは現在48個も取り揃えられており、日本市場向けにローカライズも進んでいるという。さらに、ムービのエクスポートや、一括でMP3ファイルをムービに変換するなどのデモも行われた。
特に、ムービーを利用したインタラクティブなアプリケーションは興味深いデモだった。Sal氏が話すムービーが登場し、その問いかけに対する答えをダイアログボックスのボタンで応答する。すると、ボタンに応じてその後に表示されるムービーを別々のものにすることができるというものだ。これが、ムービーとAppleScriptのプログラムだけで作られていた。
AppleScript対応のムービー作成ソフトが3つ紹介された。1つは日本のソフトハウスであるソノランブルーによるMovieScriptで、QuickTime Playerよりもより多くの機能がAppleScriptでコントロールできるというものだ。また、Totally Hip SoftwareのLiveStageProは、スプライトベースのアニメーション機能を持ったムービー作成ツールで、インタラクティブなものも作成できる。ここでのムービー作成でもAppleScriptを利用でき、手作業でのたくさんのステップが一気に実行されてムービーの作成ができることが示された。さらに、Media 100、Media Cleaner Pro、Cumulusを連動させたデモも行われた。Cumulusにデータベース化されたムービからキーワード検索を行い、それらをMedia 100で1本のムービーに編集する。とのとき、ムービーの継ぎ目には自動的にトランジションを入れる。さらに作成したムービーをMedia Cleaner Proで圧縮をかけるというものだ。一連の作業が完全にAppleScriptで自動化されている。
AppleEvent Over IP(インターネット経由でAppleScript制御する機能)のデモも行われた。別のMacintoshにムービーを転送して、転送先でムービーを再生するというものだ。転送先でファイル共有をオンにしてムービーを転送し、さらにQuickTime Playerをコントロールして再生を行う。インターネットを経由して他のMacintoshをコントロールすることで、たとえば特定のキオスク端末に、指定したストリーミングを表示させるなど、応用範囲は広いと説明されていた。また、IP経由のAppleEventのやりとりでは暗号化などの手法を用いていて、安全にデータのやり取りができることも説明された。
また、Mac OS XでもAppleScriptに対応することが示され、配付されたばかりのDeveloper Preview 3を使ったデモが行われた。文法的には、Mac OS 9と全く変わらないため、これまでのスクリプト資産は継承できる。Mac OS Xでは、マウス、サウンド、モニタあるいはネットワークの設定は「Preferences」というアプリケーションで行うことも示されたが、その処理もAppleScript対応が可能になっている。
DTPでかなりの利用が行われているAppleScriptだが、次の普及のターゲットはビデオ編集であり、その分野でもAppleScriptの利用環境は整ってきていることを印象づけたセミナーだと言えるだろう。また、AppleEvent over IPについても、何に使ったらいいのか分からないという意見も多かったものの、具体的な事例が示されたことで、今後の利用に大いに参考になるものであった。

カテゴリ:QuickTime, AppleScript, イベント


AppleScriptによるメール送信ソフトUVJ Mailerの新版の仕様がフィックス

AppleScriptでメールを送信するためのソフト「UVJ Mailer」のVer.2.0fc3がリリースされた。Ver.2.0の仕様がフィクスされた。Ver.1.0からはメールの送信方法として、すべてのメールを同じサーバで送信する機能などが加わっている。UVJ Mailerは、MacintoshのWebサーバなどで、自動的にメールを送信したり、あるいは独自のメール処理をクライアントで行うような場合に利用できる。田中求之氏によるフリーウエアである。

関連リンク:UVJ Mailer
カテゴリ:電子メールソフト


GUI画面でバージョン管理を行うツールがリリース

CPTech社は、MPWのProjectorやSourceServerを利用するためのユーザインタフェースである「Visual Projector 1.0.0」をリリースした。$15のシェアウエアだ。ProjectorやSourceServerは、ソースファイルのマルチユーザ管理やリビジョン管理などを行うもので、Visual Projectorにより、GUI画面で作業ができるようになる。CodeWarriorとの併用を考慮されたものだ。プロジェクトの内容を一覧するProject Browserと、ソースの状態などを一覧できるSource Browserからなる。

関連リンク:Visual Projector
カテゴリ:開発ツール


AppleWorks 6に関する技術文書、変更点などをまとめたもの

Tech Info Libraryに、AppleWorks 6についての文書がいくつか公開された。概要は以下の通りだが、英語版に関する情報のため、そのままの情報が日本語版には適用できない情報もある。しかしながら、新機能などを手早く知りたい場合には、有用な文書だと言える。

◇60707:AppleWorks 6: What’s New - Updated User Interface
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60707
AppleWorks 6でのユーザインタフェースの変更点がまとめられている。新しくドキュメントを作る時のダイアログが変更された、アクセントと呼ばれるツールパレット群が増えたり、あるいはボタンバーが新たに登場するなどが記載されている。

◇60704:AppleWorks 6: What’s New - Tables
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60704
表作成がよりやりやすくなった。以前のように、表計算のオブジェクトを配置するのではなく、表のアイコンを文書にドラッグすることで、表が作成できるようになっている。行や列の構成を変更したり、書式の変更も容易に行え、結果はHTML出力にも反映されることなどが説明されている。

◇60703:AppleWorks 6: What’s New - Presentations
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60703
新しく加わったプレゼンテーションの機能について、概略がまとめられている。背景を編集したり、あるいはマスタースライドが利用できたり、サムネイル表示での順序変更や、実演するときの機能が、箇条書きで示されている。

◇60708:AppleWorks 6: What’s New - Productivity Enhancements
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60708
新しく加わった機能のうち、生産性を向上させる機能をまとめてある。自動保存や差し込み印刷の保存、表計算で関数をダイアログで選択して貼付けたり、計算式で自動的にカッコを補うような機能などが紹介されている。

◇60706:AppleWorks 6: What’s New - Internet Content
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60706
Webサイトを経由してテンプレートやイメージなどをダウンロードして利用できる機能が用意されている。チップスなどを記載したニュースレターも紹介されている。

◇60701:AppleWorks 6: How to Make a Template
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60701
テンプレートの作成方法が記載されている。Starting Pointウインドウに作成したテンプレートを表示させるには、規定のフォルダにテンプレートを保存しなければならない。

◇60705:AppleWorks 6: Setting Up Default Templates for Specific Document Types
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60705
新規に文書を作成したときに適用されるテンプレートは、規定の名前のファイル名で用意しなければならない。そのファイル名と作成方法がまとめられているが、英語版の情報なので、そのまま日本語版に適用することはできないと思われる。

◇60699:AppleWorks 6: QuickTime 4 Must Be Installed
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60699
QuickTime 4以降が必要である。もしない場合には、AppleWorksのインストーラが自動的にインストールする。

◇60700:AppleWorks 6: CarbonLib Required
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60700
AppleWorks 6はCarbonベースのアプリケーションなので、機能拡張フォルダにCarbonLib 1.0.2以降のものが必要だ。Mac OS 9には最初から組み込まれているが、Mac OS 8.1〜8.6ではCarbonLibを追加する必要がある。おそらく、AppleWorksに添付しているものと思われる。

◇60709:AppleWorks 6: Button Bar Icons Explained
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60709
新たにボタンバーというパレットが追加され、機能をアイコンで呼び出すことができるようになった。そのボタンバーは文書の種類に応じて変化するが、それらを図とともに、アイコンによって呼び出される機能が紹介されている。

◇60702:AppleWorks 6: Converting an AppleWorks 5 User Dictionary
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60702
スペルチェックのユーザー辞書は、AppleWorks 5と形式が異なっているため、辞書を移行させたいときにはコンバートが必要になる。その方法が記載されている。

関連リンク:Tech Info Library
カテゴリ:アプリケーション, Knowledge Base(旧TIL)


iMovie終了時のエラーはコントロールバー書類がないため

iMovie終了時に、Type 12のエラーが出たり、DVD Playerを起動する時にControlStripLibがないというメッセージが出る場合、システムに必要なコントロールバー書類が組み込まれていないためである。何かの理由で削除されてしまった場合には、システムの再インストールを行えば、もとの状態に戻せる。その方法が図入りで説明されている。ただし、英語版のシステムでのやり方である。

関連リンク:25113:iMovie: (Type 12) & DVD Player (ControlStripLib) Errors
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), iMac


2000/2/23に更新されたTech Info Library

Appleより公開されているTech Info Libraryで、以下の文書が2000年2月23日に更新されたものとして公開された。文書のアドレスが記載されているものは、そのアドレスを利用して参照できる。アドレスがないものについては、文書名の冒頭が文書番号なので、記事の最後にあるリンク先にジャンプし、その番号を手がかりに検索をすると良いだろう。なお、58607は新規文書だが、タイトルとおりなので記事化せず、ここにリストアップした。

○システム関連
◇58607:America Online Not Included with February, 2000 Products
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58607
◇60641:Mac OS 9: Issue With DVD Player After Clean Installation
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60641
30691:Mac OS: When and Why to Perform a Clean Installation
60675:Macintosh Manager 1.2.4: Read Me
86000:Macintosh Management Server 1.2: Read Me
25090:NetBoot: Upgrading a NetBoot Image to Mac OS 9
○iMac関連
58557:iMac DVD Update 1.0: Read Me
58498:iMac DV: Final Cut Pro 1.2 Not Currently Supported
58527:iMac (Slot Loading): Buzzing Noise After Shutdown
31167:iMac (Slot Loading): Freeze When Sleeping With PPP Connection
25069:iMac (Slot Loading): System Freeze at Startup with Multiple USB Devices Connected
○その他のハードウエア関連
30380:Power Macintosh: Iomega ZIP Drive Troubleshooting
58606:FireWire Booting: What Computers Support It and How To
20132:Ethernet Hardware (Media Access Control) Addresses by Manufacturer

関連リンク:Tech Info Library
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