今日、新宿のビックパソコン館へ行ったら、FireWire搭載PowerBookの128Mメモリが、16,800円だったので、ここらで潮時と思い買いました。192MBになり、とりあえず、快適かなというところです。少し前だと、秋葉館で19,800円だったのですが、DOS/Vパーツ屋のバルク品でPC-100のものは10,800円ですから、倍というのはちょっとしゃくなので、じっくり待ちました。読者の方から13,800円で売っていることを教えてもらいましたが、そのショップは売り切れでした。なかなか、64MBからアップできなかったのですが、やっと念願かないました。64MBだと、システムとIEを起動して、エディタを立ち上げるとそれでだいたい埋まるくらいになるときもあります。WebツールはGoLiveを使っているのですが、これがまたメモリを食うやつで、30MBほど割り当てないとファイルが開きません。だから、64MBでWebページの編集をやるときには、他にあるものを全部落とすなどして大騒ぎでした。それでも、動作は緩慢でしたが、192Mになってスカスカ動くことを期待したいところです。ただ、メール処理をAppleScriptで行っているため、メールの受信や振り分け処理のときは、やっぱり重たいです。バックグランドでスクリプトプログラムを動かすと重くなるのはメモリは関係ないですね。
さて、今日から、Darwinのシリーズを始めました。Mac OS Xのコアとは言え、事実上はBSDベースのUNIXです。Darwinを使いながらUNIXがどんな具合なのかもお伝えできればと思いました。それから、いちばん大きな目的は、Mac OS Xを予測するということです。実は、シリーズをもう1つ立ち上げましたが、もったいぶっても仕方ないので、言いますけど、Carbon化の作業を追うというものです。最初の原稿はできていますが、20日の木曜日に配信します。すぐに見たいとう方は、Webサイトを御覧ください。これらのシリーズは、散発的に記事を出します。毎日ではありませんので、ご了承ください。ネタにつまるかも知れませんが、その時はネタにつまったことをネタにすればいいか（笑）。
（新居雅行 msyk@mdonline.jp）
Mac OS Xはまだまだ機密事項なので情報を出せないが、その一部になるとされるコアOS、Darwinは、すでにリリースされ使えるようになっている。そこ�如�Darwinを実際に使って見て、このオープンソースOSの行く末やMac OS Xの展望までを検討するシリーズを始めてみたい。最初にお断りするが、筆者はUNIXのシステムやネットワークについてはプロフェッショナルではなく、アプリケーションをその上で構築する方が得意だ。そのため、あまりに基本的なことにつまづくこともあるかもしれないが、そのあたりは御容赦願いたい。また、おしかりやアドバイスなどは大歓迎なので、気軽にメールをいただければと思う。
さて、まずはインストールだ。実はDarwin 1.0.1をダウンロードしたと思ったとたんに、いきなり1.0.2がアップロードされてしまったが、ダウンロードしてしまったので、ここでは1.0.1を使ってインストールすることにした。インストーラは以下のサイトからダウンロードできる。
◇Darwin Release-Installation
http://www.publicsource.apple.com/projects/darwin/release.html
マシンは、300MHzのBlue & WhiteタイプのPower Macintosh G3で、HDDは標準の6GBに加え、スレーブとして8GBを搭載している。メモリはちょっと豪華に256MB搭載してある。通常の作業用マシンとしてはPowerBookを購入したので、Power Macintosh G3は完全に実験マシンにすることができる。そこでちょっと理想的すぎる環境ではあるが、まずはハードディスクを全部フォーマットしなおした。Mac OS 9のCD-ROMで起動し、6GBを3つ、8GBを2つのパーティションでフォーマットした。全部拡張フォーマットにした。区切る数はあまり意味はないが、現状では4種類のOSがあるという計算もあるので…。
まず、マスターHDDの最初のパーティションには普通にMac OS 9をインストールした。そして、Darwinのインストーラ一式を、Mac OS 9のボリュームにコピーした。Darwinのファイルは「Darwin 1.0.smi」というファイルで、DiskCopy文書だ。ダブルクリックで、新たにDarwin 1.0という仮想ボリュームがデスクトップにできあがる。その中を見たのが、以下の図である。
（図は、GIFとPNGファイルを用意した。それぞれ同じ場面を撮影したものなので、お好きな方を参照してもらいたい。）
◇Mac OS 9で、ダウンロードしたDarwinのインストールディスクを見た
figs/darwin/fig05.gif
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見ての通り「Install Darwin 1.0」というアイコンをダブルクリックすればOKなのだが、その前に、UtilitesディスクにあるSystem Disk 3.0を、Mac OS 9のボリュームにコピーしておくとよい。このユーティリティは、「起動ディスク」コントロールパネルに相当するものだ。「起動ディスク」はMac OSの起動ディスクしか認識しないが、System Diskは、…とりあえず…Darwinをインストールしたボリュームを認識して、それを起動ディスクに設定することができる…ということにしておく…。
ここで、Install Darwin 1.0が起動すればいいのだが、「Could not load HDI Driver. -47」というエラーメッセージをアラート表示することがある。図で示すほどでもないが、次のようなダイアログボックスだ。
◇Install Darwin 1.0をダブルクリックするとこんなエラーがでることも
figs/darwin/fig04.gif
figs/darwin/fig04.png
筆者のマシンで出たが、Darwinのメーリングリストだと、iMac DVでこれが出たという報告もあった。Apple Software Restoreのバージョンが、使用するマックに合っていないようだ。Darwinに入っているものが新しすぎるようである。もし、このメッセージが出ない場合にはこのまま行えばいいが、出た場合には、次のように作業をして、インストールの準備を行う。
カテゴリ：オープンソース, Darwin 1.0
Basic言語をもとにしたビジュアル開発ツール「REALbasic」のVer.2.1が正式にリリースされた。昨年よりアルファリリースを行い、半月ほど前からベータに移行したが、ベータの期間は短かった。Ver.2.0.xのユーザは無償でVer.2.1にアップデートできる。改良点は、作成したアプリケーションのパフォーマンスが約30%向上したことや、安定性を向上したことが上げられる。また、QuickTimeのデータ自体にアクセスできるようになったほか、エクスポートの機能を利用できるようにもなった。また、生成したWindows版アプリケーションでのQuickTime、スプライト、ドラッグ&ドロップ、サウンドなどのサポートが追加されている。Toolboxの機能をより多く利用できるようになり、開発環境のユーザインタフェースも改良されている。Standard版が$149.95、データベース処理などが追加されたProfessional版が$349.95となっている。以上はパッケージ版の価格だが、ダウンロード版は$50安くなっている。1.0からのアップグレードや、アカデミックディスカウントも用意されている。
関連リンク：REALbasic 2.1
カテゴリ：開発ツール, REALbasic
北米地域の英語システム向けのCarbonLib 1.0.3がリリースされた。Mac OS 9.0.4では、1.0.1がインストールされているので、少しバージョンが進んだものだ。CarbonLib 1.0.3は、Mac OS 8.1以降で利用できる。おそらくは、Mac OS 9のみの対応だったものが、Mac OS 8.xでも稼動するようになったバージョンの一般配付されたものだろう。なお、日本語版は執筆時点ではリリースされていない。
Carbonは、Mac OS 8/9そしてMac OS Xで共通のAPIを利用できるようにするためのもの。AppleWorks 6が利用するものの、現状では利用しているアプリケーションは他に「スクリプト編集プログラム」など、ごく限られているので、基本的にはアップデートにはあまり気を使うことはないと思われる。ただし、今後、Carbon対応のアプリケーションが出てきた時に、CarbonLibのバージョンを指定するものが出てくる可能性もある。そのときには、もちろんインストールされいるバージョンに気を配る必要があることは言うまでもない。
関連リンク：CarbonLib 1.0.3
カテゴリ：Mac OS 9, Mac OS 8, Carbon/CF
Tech Info Libraryに、ハードウエアデコードによってDVD再生を行う機種で、FBI警告が出た後、エラーが出て、認証が行えないという不具合が発生することがある。その場合、Apple DVD Player 1.1にアップデートすればよい。ハードウエアデコードの機種は、White &BlueまでのPower Macintosh G3、PCIグラフィックスのPower Mac G4、PowerBook G3シリーズとなっている。
関連リンク：Apple DVD Video Player: Error -9845 Disc Could Not Be Authenticate
カテゴリ：Knowledge Base（旧TIL）, 周辺機器
DVD再生で、画像とサウンドがずれる場合の対処が、Tech Info Libraryに公開された。ソフトウエアデコードを行う、Power Mac G4、スロットローディングのiMac、FireWire搭載のPowerBookの場合、Mac OS 9.0.4、Apple DVD Player 2.2、QuickTime 4.1.1以上を使うのがまず重要なポイントとなる。そして、仮想メモリをオフにしたり、AppleTalkを使用しないにしたり、Finderでファイルのコピーをするようなバックグランドタスクを行わない状態にすることも、必要に応じて行う。
関連リンク：Apple DVD Player: How to Improve Audio Synchronization
カテゴリ：Knowledge Base（旧TIL）, 周辺機器
マイクロソフトは「Internet Explorer Administration Kit 5」をリリースした。英語版のみがフリーでダウンロードできる。これは、Internet ExplorerやOutlook Expressを配付するときに、配付先に応じたネットワーク設定やプロキシの設定を行ったり、メールの設定を行ったり、あるいは独自のお気に入りやバーの構成をすることができるというもの。カスタマイズしたIEやOEを作ることができるキットだ。たとえば、イントラネットで社内用に大量にInterent Explorerを配付する時、社内ネットワークの設定を行い、業務に必要なサイトがホームとなり、必要なお気に入りの項目が設定された状態のIEを配付するということに利用できる。こうした手法を利用することで、管理コストを低減する効果を期待できる。
関連リンク：Internet Explorer Macintosh Edition
カテゴリ：ブラウザ
ローランは、ファイルメーカーProでバーコードを利用するためのプラグインとフォントをセットにした「SakuraBar PLUS」を発売した。ファイルメーカーPro 4以降で利用でき、Macintosh版、Windows版がいずれも\24,000となっている。データベースに計算フィールドを設定し、そのフィールドの表示フォントをバーコードフォントにすることで、画面はもちろん、バーコードの印刷を行うことができる。対応するバーコードは、JAN/EAN（標準）、JAN/EAN（短縮）、UPC-A、UPC-E、NW7（CODABAR）、CODE39、ITF（INTERLEAVED 2of5）、郵便カスタマバーコードとなっている。プリンタは300dpi以上のレーザプリンタでかまわない。
なお、郵便物にバコードを印刷して郵便局に差し出すことで、郵便料金が割り引かれる。条件はいろいろ複雑なので、郵便局などで確認して欲しいが、たとえば市内特別郵便なら100通、一般には1000通以上だと割り引きが適用される。割引率は例えば5%となっている。詳細は、以下のYOUNETの左側のフレームで「便利な郵便・お得な郵便」を選び、右側で「バーコード郵便」を選択すればよい。
◇YOUNET
http://www.postal.mpt.go.jp/
関連リンク：SakuraBar PLUS
カテゴリ：データベース