みなさんのところのUSB機器の調子はいかがでしょうか? こちらでは昨年のBlue & WhiteのG3を境目にして、SCSI機器をなくしUSBに置き換えてきたので、現在はほとんどがUSB機器です。CD-R/RWも使えなくはないのですが、なんだか不安定で、結局のところ、1倍速でじっくり書き込みをするしかないという状態です。この前までは4倍で書き込めていたのに、最近、なぜかできなくなったんです。Palmのシンクロもあいかわらず、バックアップのコンジットをはずさないとできませんね。実はもっと悲惨なのがWindows 2000の方で、CD-Rはドライバが動かないんですよね。ドライバは配付されているのになぜか「プリインストールマシンに限る」となっていたりします。いったいこれは何のことでしょうか? さらに、USBのプリンタを接続すると、USBマウスの挙動がおかしくなり、きちんとポイントができなくなります。マウスはPS/2端子につなぐものにするなどして対処しています。それに、Windows 2000の方は、印刷中にエラーが出ると、印刷を管理しているサービスが不正終了してしまうようで、再起動しないと印刷ができなくなるなど、まだまだです。外観のデザインに凝るのもいいのですが、きちんと動くドライバこそ必要とされるスペックなんじゃないでしょうか。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
Internet Explorer 5でMRJ 2.2を使う場合のトラブルについての文書が公開された。IE5で稼動するMRJ2.2では、IEのネットワーク機能を使っていることから、アプレットのキャッシュやCookieのサポートが可能になっている。しかしながら、アプレットがクラッシュし、再起動後にも問題が出るということにもつながってしまう。この点については、MRJ 2.2.3で修正される予定であることが明言されている。現状でこの問題を避けるには、IEのキャッシュの設定を切ることが1つで、その設定方法がこの文書で示されている。別の解決方法は、openConnectionメソッドを使うのではなく、HttpURLConnectionオブジェクトを新規に生成する方法でアプレット内でのサーバ接続を行うということも、ソースコード付きで示されている。
関連リンク:Using the MRJ with IE 5
カテゴリ:ブラウザ, Java
MOSA(Macintosh OS Software Association)が、2000年8月19日に「MOSAキャラバン in 九州」を開催する。8月18、19日に九州のユーザが中心になって開催されるイベント「Mac in Kyushu」が開催されるが、それに合わせてMOSAの活動を広めるなどの目的でMOSAキャラバンを行う。13:00〜18:30の時間で福岡の大名MKホールにおいて開催され、その後に懇親会も予定されている。会費は無料で、募集人員は100人となっている。地元のアニーズ・クラフトが協力している。
内容は、「OPENBASE, MacOS Xで使うデータベース」としてヘリオグラフの渡邊大介氏による講演や、「病院とコンピュータ」として国立病院九州医療センターの阿南誠氏による講演が行われる。また、MOSAの副会長で立野康一氏とMac Fan編集長の滝口直樹氏による対談や、倉橋浩一氏によるWebObjectsの講演もある。アニーズ・クラフトの案浦浩二氏による「Mac系ソフトハウスの面白さ」という講演も行われ、盛り沢山な内容だ。
関連リンク:MOSA
カテゴリ:イベント
SoundConverterConvertBufferというAPIでMP3ファイルの伸張を行いたいのだがうまくいかないという質問に対する答えが記載された文書が公開されている。SoundConverterSetInfoというAPIを使って情報を設定してやらないと変換はうまくいかないが、その情報を取得するためにQuickTimeの機能を使うのが良いと説明されている。QuickTimeのサウンドトラックから必要な情報を取り出すサンプルプログラムも掲載されている。なお、SoundConverterConvertBufferの機能はSound Manager 3以降に追加された機能なので、Inside Macintosh: Soundには記載されていない。以下のドキュメントの「Additions Since 3.0」の項目を参照してもらいたい。
◇QuickTime Sound Manager Document
http://devworld.apple.com/techpubs/quicktime/qtdevdocs/RM/sndframe.htm
関連リンク:Decompressing MP3 files
カテゴリ:Technical Q&A, QuickTime
REALbasicで3次元画像を生成するライブラリ「XS3D 1.0b1」がリリースされた。OpenGLをベースに稼動するREALbasicのクラスで、ジオメトリの入出力、テクスチャのマッピング、光源の機能などに対応する。また、3DMF、OBJ、DXF、そしてXSModellerの3Dモデルファイルに対応する。ゲームやシミュレーションのソフトを作成する場合に、より手軽に3D機能をソフトウエアに統合できることが期待できる。価格については未定だ。
関連リンク:XS3D
カテゴリ:グラフィックス, ライブラリ
「Transition Guide for At Ease for Workgroups to Macintosh Manager」というPDFドキュメントが公開されている。文字通り、At Ease for Workgroupsで運用していたサイトをMacintosh Managerに移行するためのガイドだ。11ページのPDFドキュメントであり、画面ショットを交えて移行の手順が示されている。ただし、日本ではサーバ版のAt Easeは出荷されていないので、利用しているサイトはほとんどないとは思われるが、Macintosh Managerを利用している場合には関連情報として目を通しておくのも悪くはないだろう。
関連リンク:AEFW to MM Transition 1.0
カテゴリ:アップルからの開発資料, ネットワーク