今日もWebObjectsのセミナーが午後からありますが、私も参加いたします。私の環境でWebObjectsが動いていないのがちょっとつらいですが…。セミナーの様子は明日の記事で配信したいと思っています。昨日の配信にアナウンスがありますが、アドビのシステム手帳プレゼントの応募、受け付けております。
この前の日曜日には、AppleScript Users Groupのミーティングがあって、みんなのプレゼンテーションで盛り上がりました。AppleScriptはMac OS全体にかかわるテクノロジーではありますが、QuarkXPressが対応していることもあって、DTP系の実務ユーザの間ではかなり使い込まれています。DTP系の話が半分ほど、後は、インターネット関連やアプリケーションなどというところで、話題は分散していましたけど、それぞれなかなか見どころがあったという感じです。私も、OMEをプレゼンしました。その後、当然ながら宴会になるのですが、そこでの酔った勢い(笑)で、Mac環境でのBasic言語のメーリングリストを作ってしまいました。Basicと言えば、REALbasicですが、むしろそっち系ではなく、数々のフリーのBASIC言語処理系(BasicというよりBASICですね)の話をしようと思っています。けっこういろんなBASICが、それなりに使える状態で入手できます。ただ、入会はそこそこしてくれているのですが、発言がほとんどありません(苦笑)。というわけで、今日は宣伝でした。
http://www.freeml.com/GroupInfo.cgi?Group=macbasic
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
2000年7月に発表されたFireWire搭載マシンにバンドルされているムービー編集ソフト「iMovie」のプラグインパックと、2.0.1へのアップデータがリリースされた。いずれも日本語版である。2.0.1へのアップデータは、安定性やパフォーマンスの向上とプラグインパックへの対応となっており、2.0をアップデートできる。Ver.1はアップデートできない。プラグインパックでは、エフェクトとしてFlash、Ghost Trails、Mirror、Mirror Advanced、N-Squareを追加する。また、トランジションとして、Circle Closing、Circle Opening、Radial、Warp In、Warp Out、Wash In、Wash Outを追加する。また、文字タイトルの形式に、Subtitle、Subtitle Multiple、Zoom、 Zoom Multipleを追加する。エフェクトやタイトルの種類が多いほど、作品のバリエーションも増えることになるので、iMovieユーザはこのプラグインパックの利用は必須だと言えるだろう。
◇iMovie Plug-in pack 2
http://asu.info.apple.com/swupdates.nsf/artnum/n11835
◇iMovie 2.0.1 Update 2.0.1
http://asu.info.apple.com/swupdates.nsf/artnum/n11826
カテゴリ:ビデオ編集, 各種製品
Gerard Hammond氏は、REALbasicでグラフ作成を行うクラス「Graph Pro for REALbasic」のVer.1.4をリリースした。Graph ProはREALbasicのクラスで、メソッドを利用することなどでグラフを描くことができる。画面のちらつきが少なく設計されているという。アプリケーションにグラフ作成機能を組み込みたい場合などに利用できる。価格は$75で、ソースコードも入手できる。Ver.1.4ではグラフの背景にグラフィックスを入れることや、グラデーデョンをかけたプロットなどに対応している。
関連リンク:Graph Pro for REALbasic
カテゴリ:ライブラリ
Carbon対応アプリケーションを作成するのに必要なライブラリやドキュメント等をまとめたCarbon SDKの1.1a4がリリースされている。ADC(Apple Developer Connection)の会員だけがダウンロードできる。Mac OS 8.6以降で稼動するCarbon 1.1に関するもので、Carbon対応のアプリケーションを作っているような人はとりあえずチェックが必要だろう。
関連リンク:Mac OS X
カテゴリ:Carbon/CF
Peter Eastman氏は、JavaのユーザーインタフェースをXMLで定義できるツール、「UIKit」をリリースした。ダイアログボックスやその中身のPanelやButtonなどのAWTのコンポーネントの構成を、XMLファイルで定義できる。そして、数行のプログラミングでXMLファイルで定義されたインスタンスを、Javaのプログラムで生成することができる。つまり、GUIの設計をXMLで行い、その結果を元にウインドウなどを表示できるわけで、1つ1つのコンポーネントの生成や設定を逐一プログラミングする必要はない。XML定義ファイル内では、オブジェクトの構造やパラメータが定義できるが、レイアウト機能の指定もできる。イベントのハンドリングも可能だ。また、パッケージのインポートを行うので、AWTに限らず利用できる。ライセンスは基本的にフリーのようで、利用したソフトウエアへのクレジットの明記が義務づけられている。ダウンロードしたファイルに、解説の文書が添付されている。
関連リンク:UIKit
カテゴリ:Java, ライブラリ, XML