今日は、サーバが本格的にダウンして、かなりヒヤリとしました。再起動すると、ファイルシステムのチェックでストップするし、手動でチェックして、復旧させたことはさせたのですが、いくつかファイルを壊したようです。メッセージを見る限りはコンテンツには影響なかったようで、助かりましたが。
それから、アドビのシステム手帳の当選者は、「Dalsung」さんです。実は、お一人しか応募がありませんでした。近日発送いたします。
さて、オンラインショッピングの規制を強めようという動きがあることが、数日前の新聞に掲載されていました。確かに騙しやすいというか、詐欺に会いやすいということは、ネットワークの匿名性からは結論付けられるところかとは思いますが、ネットワークで販売をしている側としては規制が強くなる方向に行くのはちょっと困ると言うところでしょうか。たとえば、クーリングオフを義務付けられるとなると、コンテンツ販売なんて成り立たなくなります。MDOnlineなど一連のコンテンツは、返品不可ということで、最初から宣言させていただいていますが、その点は読者の方々には理解していただいているかと思います。その代わり、サンプル版や記事の一部など、可能な限り事前に内容が分かり、かつ誤解がないように努めていますが、当たり前ですけど、読者でない人が全部見ることはできません。ただ、まったく見せないで買っていただくということもちょっと無理があるかと思ったので、紆余曲折しながら今の体裁になったわけです。
規制すればいいってものじゃないことは強く言わないといけないけど、立場的には、売る側として騙しをしないというのは今の段階では重要でしょうね。あるいは結果的に騙してしまうようなことがないかを慎重に検討すべきでしょう。面と向かって対応するのではなく、Webページというテキストやグラフィックスを通じて間接的にお客さまと相手をしないといけないあたりを、やはり販売する側はもっともっと意識しないといけないと思います。一方で、消費者責任というものも、買う側はより意識すべきでしょう。期待外れと、勝手に思い込むこととは、紙一重ではないでしょうか。規制や法律といった重たいものじゃなくて、何とかみんなで折り合いがつくようになってもらいたいと思いますが、ここまでひろまったインターネットじゃあもはやそんな期待は薄いですね。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
サンプルコードとして公開されている「ImporterMac」は、QuickTimeのグラフィックインポータ、ムービーインポータ、イメージデコンプレッサのそれぞれのコンポーネントのサンプルである。QuickTimeでは、さまざまなファイルフォーマットや圧縮形式に対応するために、インポータやデコンプレッサをコンポーネント、つまりソフトウエア部品として追加できるようになっている。サンプルでは、Electric Imageフォーマットのファイルのムービーや画像をインポートし、圧縮を伸張するコンポーネントが示されている。CodeWarriorのソースとなっており、68kおよびPowerPCのコードを生成する。コンポーネント作成ではソースはもちろんだが、規定に従ってリソースの定義をしたり、ファイル生成の設定等も重要である。これら、必要なリソース定義やCodeWarriorでの設定についてのサンプルにもなるだろう。
関連リンク:QuickTime: Importers and Exporters: ImporterMac
カテゴリ:アップルからの開発資料, QuickTime
Appleが公開しているサンプルコードのうち、Graphics 2Dのカテゴリ、すなわち、QuickDrawに関連したものが、Carbon対応となって公開されている。基本的には大きな変化はないようだが、ウインドウの構造体の利用方法などで、Carbonでの手法が見られる。いずれのサンプルコードも短いもので、アプリケーションの中で実現したいような機能もあるかもしれない。
◇Graphics 2D: ZoomRecter
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/ZoomRecter.htm
Finderでウインドウを開いた時に四角形のグラフィックスがズームするが、その方法を示すサンプルプログラム。
◇Graphics 2D: TubeTest
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/TubeTest.htm
Palette Managerの利用方法をデモするプログラム。
◇Graphics 2D: Thumbnail Test
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/Thumbnail_Test.htm
CopyBitsを使ってサムネール画像を生成するサンプル。
◇Graphics 2D: SeedCFill
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/SeedCFill.htm
画像に対応したマスクを生成するSeedCFillの利用方法を説明するサンプル。
◇Graphics 2D: Save PICT file
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/Save_PICT_file.htm
PICTデータをPICTファイルとして保存するサンプル。
◇Graphics 2D: RotateString
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/RotateString.htm
文字列を90度回転させたビットマップを生成する。サブルーチンとして使えるようにも配慮。
◇Graphics 2D: Rotate Bitmap 90
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/Rotate_Bitmap_90.htm
ビットマップ画像を90度回転させるサンプル。
◇Graphics 2D: QuickDraw FX
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/QuickDraw_FX.htm
転送モードや演算モード、色変換、ディザ、カラーマッピングといった画像転送モードのサンプル。
◇Graphics 2D: PixMap2PixPat2ppat
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/PixMap2PixPat2ppat.htm
icl8の画像をPicMapやPixPatに変換し、ppatリソースに保存する。
◇Graphics 2D: Out of This GWorld
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/Out_of_This_GWorld.htm
オフスクリーンとパレットを使ったアニメーションのサンプル。
◇Graphics 2D: New NewGWorld
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/New_NewGWorld.htm
AGPグラフィックスのG4など新しい機種で使えるようになったGWorldのオプションを使ったサンプルプログラム。
◇Graphics 2D: MyDeviceLoop
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/MyDeviceLoop.htm
利用可能なディスプレイデバイスを順々にチェックするようなプログラムサンプル。
◇Graphics 2D: Marquee
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/Marquee.htm
矩形領域の選択の際にドラッグ中に表示されるマーキーの表示サンプル。
◇Graphics 2D: DrawLine
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/DrawLine.htm
パターンモードとしてsrcCopyを使ってライン描画を行うサンプル。
◇Graphics 2D: Direct Pixel Access
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/Direct_Pixel_Access.htm
画素単位での画像修正を行うサンプルで、icl8リソースの画像を対象に処理を行っている。
◇Graphics 2D: CustomPicComments
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/CustomPicComments.htm
PicCommentsを使ってPICTデータにコメントを挿入する方法を示すサンプル。
◇Graphics 2D: CopyMask
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/CopyMask.htm
CopyMaskを利用したサンプルで、画像をより明るくするといったもの。
◇Graphics 2D: CopyDeepMask
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/CopyDeepMask.htm
2つの画像を合成するCopyDeepMaskの利用法を示したサンプル。それぞれ、GWorldにある画像を合成して、ウインドウに表示する。
◇Graphics 2D: CopyBitsSpeedPalette
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/CopyBitsSpeedPalette.htm
パレットを使ってcopybitsでビットマップ転送をするときのスピードアップの手法を説明するサンプルプログラム。
◇Graphics 2D: Color Picker
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/Color_Picker.htm
カラーピッカーの利用方法を示したサンプル。
◇Graphics 2D: CalcCMask CalcMask
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/CalcCMask_CalcMask.htm
ビットマップのコピーにおいて、マスクを設定する方法を示したもの。
◇Graphics 2D: Band Copying the Sequel
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/Band_Copying_the_Sequel.htm
メモリが少ない時に、画像を一部分ずつコピーするようなサンプル。
◇Graphics 2D: AlternateBufferDisplay
http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/Graphics_2D/AlternateBufferDisplay.htm
オフスクリーンを利用した画像バッファの切り替えのサンプル。
関連リンク:Sample Code: Recent Release
カテゴリ:アップルからの開発資料, グラフィックス
日本語で技術情報を提供するTech Info Library-Jで、Mac OS X Serverに関する文書が公開されている。以下は、アドレスとその要約だ。
◇31060JN:Mac OS X Server 1.0: Macintosh マネージャについて
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=31060
Macintoshマネージャの利用方法や、利用における注意点などがまとめられている。最新版の情報ではないが、現バージョンを利用する場合でも有益な内容だろう。
◇60217JN:Mac OS X Server: System Disk アプリケーションを使って起動 Mac OS を選択する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=60217
Mac OS X Serverに付属のSystem Diskアプリケーションで、起動するボリュームを選択できる。また、System Disk機能拡張で、起動時にoptionキーを押したままにすれば、起動ボリュームの選択ができる。PRAMリセットで、Mac OS側を強制的に起動させることも可能である。
◇30761JN:Mac OS X Server: NetInfo 障害の修復
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=30761
NetInfoのディレクトリが壊れた場合の対処法や、上位サーバへの接続ができない場合の処置などが説明されている。
◇60714JC:Mac OS X Server: Release 1.2 について
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=60714
Ver.1.2の動作条件や問題点、機能の変更点などが詳しく記載されている。
◇31169JN:QuickTime Streaming Server:「利用者&グループ」の作成
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=31169
QuickTime Streaming Server 2.0から、アカウントとパスワードを設定することができるようになったが、その方法が説明されている。コマンドの入力例などが記載されている。
関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J, Mac OS X Server
日本語で技術情報を提供しているTech Info Library-Jに、Power Mac G4に関する文書が公開された。アドレスは以下の通りであるが、旧機種向けの情報も含まれる。
◇58577JC:Macintosh Server G4: 技術仕様
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58577
現状のG4 Serverのスペック。PowerPC G4 500MHzのCPUを搭載していることなど。
◇58433JC:Power Mac G4: Read Me
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58433
G4を利用する上での注意点がまとめられている。ハードウエアに添付されている文書の中身。
◇58493JN:Power Mac G4: 内蔵モデムスクリプトを選ぶ
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58493
内蔵モデムのモデムスクリプトを選択する手順などが説明されている。
◇58426JN:Power Mac G4 (AGP Graphics): メモリの増設
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58426
PC-100、168ピン、高さが2.0インチまで、バッファなしなど。スロットは4基。
◇58425JN:Power Mac G4 (PCI Graphics): メモリの増設
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58425
PC-100、168ピン、高さが2.0インチまで、バッファなしなど。スロットは4基。
関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J, Power Mac
日本語で技術情報を提供するTech Info Library-Jにおいて、PowerBookやその関連機器に関する文書が以下のように公開されている。アドレスと要約を示す。
◇58346JN:PowerBook G3 Series (Bronze keyboard): Mac OS 8.5.1 は NetBoot には対応していません
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58346
Mac OS 8.6以降のシステムでのNetBootをサポートしている。機能拡張の追加などが説明されている。
◇58591JN:PowerBook (FireWire): 搭載ポート、制御装置およびコネクタについて
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58591
2000年モデルPowerBookの接続ポートや内部について、図入りで説明されている。
◇58459JN:Newer FireWire 2 Go PC Card: FireWire 装置に電源供給できない
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58459
タイトルの通りで、外部接続装置には別途電源を供給しなければならない。
◇88005JN:Apple System Profiler: Apple システム・プロフィールがスローメモリを報告する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=88005
異なるCAS Latency値のSO-DIMMモジュールを搭載した場合にこのエラーが出るが、コンピュータの速度には関係はない。今後のバージョンでこのエラーは出さなくなる。
関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J, PowerBook
日本語での技術情報を提供するTech Info Library-Japanで、iMacに関する文書がいくつか公開されている。以下にその文書とアドレスを示すが、トラブルシューティングは基本的なものだ。また、新しいiMacではなく、初代やRev.Bなど比較的古い機種に関する話題が中心である。
◇58166JN:iMac: M6709J/A と M6709J/B の違い
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58166
初代iMacとその改良版であるRev.Bとの違いが記載された文書。
◇24508JN:iMac: キーボードやマウスが反応しない
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=24508
接続やコンフリクトの確認など、基本的な対処法が列挙されている。
◇58003JN:iMac: I/O ドアの背後にある蓋をされた長方形の穴は何ですか?
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58003
初代iMacにだけあるもので、開発チームがボードを参照するような場合に使われていた。
◇58171JN:iMac:“終了”させようとすると“再起動”してしまう
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58171
USB機器が原因でタイトルのような症状になる。どの機器かを特定し、その製造メーカーに対処を問い合わせる。
◇58159JN:iMac: 拡張カードの取り付けに関する保証
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58159
拡張による破損については保証はきかない。初期版にあるMezzanineスロットは、アップルが内部的に使用していたもので、これを利用した拡張カードについては許可もしていない。
◇58173JN:iMac: 一部の M6709J/B には CD Firmware Update が必要です
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58173
Rev.BのiMacで、CD-ROMで異常音がする場合にアップデートが必要になることが説明されている。
関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J, iMac
日本語での技術情報を提供するTech Info Library-Jに、Final Cut Proに関する文書が公開されている。
◇60691JN:Final Cut Pro 1.2.5: FireWire ケーブルは含まれていません
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=60691
表題の通り。旧版ではケーブルが含まれていたため、マニュアルにその記述が残ってしまっているが、それは改定される予定。
◇58635JN:Final Cut Pro:“NTSC”または“PAL”モニタでの DV ビデオ出力表示
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58635
FireWireから出力される映像を見るにはモニタをDVビデオに接続しないといけない。その接続方法と、Final Cut Proでの設定方法が説明されている。
関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J, ビデオ編集
2000年8月31日に、日本語での技術情報を提供するTech Info Library-Jに、別掲の記事以外に以下の記事が掲載されている。以下、要約とアドレスを示す。
◇24935JC:USB: キーボードを USB ハブに接続しないでください
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=24935
ハブにつないだキーボードからは、電源のオンができなくなる。キーボードは本体に直結する。
◇24926JN:Imation SuperDisk Disk Drive: インストール時のディスクの取り出し方法
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=24926
ディスクが取りだせないトラブルがあるため、ドライバソフトウエアはアップデートされている。
◇58152JN:USB プリンタ: シリアルポートが“使用中”または“-192 エラー”表示
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58152
USB搭載機でシリアル接続用プリンタドライバをインストールした場合にこうしたトラブルが発生する。
◇60019JC:AppleShare IP 6.1: Web サーバのマルチドメインサポート
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=60019
AppleShare IPは、1つのWebサーバで複数のドメインのWebサイトを提供するマルチドメインに対応している。そのマルチドメインの設定方法などが詳しく紹介されている。
◇24585JN:Hard Disk Driver: 識別方法と互換性の確認
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=24585
ハードディスクドライバのバージョンを確認するには、ハードディスクのアイコンの情報を参照し「場所」の記述内容を見ればよい。その見方などが詳しく説明されている。
◇22167JN:Apple Hard Disk: ハードディスクドライバのバージョン対応表
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=22167
ドライバ設定アプリケーションのバージョンと、組み込まれるディスクドライバのバージョンの一覧表。
◇58381JN:QuickTime 4:「基本的なインストール」後の問題
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58381
インストール後、PictureViewerがなかったり、DVDプレイヤの動作が正しくなくなったりする場合の対処方法が説明されている。
関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J