Macintosh Developer Online (MDOnline)


2000年9月8日発行号 - Public Betaは販売されるか?



9月6日のニュースでお届けした「Apple USB Adapter Card Support 1.4.1」ですが、すでにリリースされていたもので、あまりニュース価値のないニュースでした。申し訳ありませんでした。本日の記事に、TIL-Jの公開がいくつかありますが、これも積み残しがありますので、次の号でも紹介します。
さて、Tech Info Libraryにある画面ショットの撮影方法の文書が更新されまして、ふと読んでみると、いろんな画面ショットの撮影の仕方があることに改めて気付きました。ちゃんと、Mac OS 9のヘルプにも説明はありました。実は、ライターなんぞをやっていると、Snapz Proを使うのが当たり前でMac OSの機能を使うことは頭からなかったのですが、けっこういろいろできますね。caps lockをした状態でCommand+shift+4で、その後にクリックしたウインドウだけを画面ショットしたり、さらにcontrolキーを押しながらだと、スクラップブックにデータは入り、ファイルには入れられません。昔はメニューをたらしているところの画面ショットが撮影できなかったけど、今はクリックでメニュー選択できることもあってか、それは撮影できますね。さすがにドラッグ&ドロップ中はだめなので、やはり通常の利用はSnapz Proを使うことになりそうですが、意外にいろいろできるので感動してしまいました。ちなみに、ドラッグ&ドロップの画面ショットはけっこういろいろ大変です。Snapzの画面ショット機能でも撮影できないことがあるのですが、その場合は、Snapzにある画面をムービーに保存する機能を使い、いったんムービーにしてからいい場面でとめて画像ファイルにしたりしています。まあ、こうしたノウハウも、もうすぐ出るMac OS Xになると大きく変わるのでしょうね。マルチタスクだから操作途中の画面をもっとスムーズに撮れるのではないかと期待しています。Mac OS X Serverでは画面ショットのユーティリティがありましたが、Mac OS Xではどうでしょうか。きっと10年後には酒をのみながら、「昔はCommand+shift+3で画面ショットを撮影していたんだぞ」なんてみんなで管を巻いているかもしれません。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp


9月13日からMac OS X Public Betaをオンライン販売か?

Appleが発行しているニューズレターのeNewsで、Mac OS Xが販売されることが表明された。2000年9月13日にリリースされる予定のMac OS Xは、パブリックベータ版として配付されることが言われていたが、その日にMac OS Xのサイトにおいて、販売方法などについてのアナウンスがあるとしている。具体的な販売方法は明記されていないが、予想としては有償のオンライン販売というのが順当な線だと思われる。最終的には予断はできないものの、事実上デベロッパーしか配付されないという付け焼き刃なリリースにはならない公算が高くなったと言えるだろう。ただし、配付の条件などについてはいっさい触れられていない。いずれにしても、9月13日のXデーにすべてが明らかにされるという点は変わらない。

関連リンク:Apple eNews
カテゴリ:Mac OS X, Mac OSテクノロジー


QuickTimeの開発に関する文書が公開、ファイルコンバートの方法など

Appleから公開されている開発に関する技術的なQ&Aの文書「Technical Q&A」で、QuickTime Movie Toolbox関連の文書が公開された。以下はどのアドレスと要約だ。

◇QTMTB58:BeginMediaEdits -2050 badDataRefIndex error after calling NewMovie
 http://devworld.apple.com/qa/qtmtb/qtmtb58.html
NewMovieでムービーを作り、トラックなどを追加した後、BeginMediaEditsで内容の変更をしようとするがエラーが出るという質問である。NewMovieでは実際のデータの中身は空なので、編集をするには、ムービーへの参照を追加してから行うといった手法を取ることになる。その説明とサンプルプログラムが掲載されている。

◇QTMTB59:Using MovieExportSetSampleDescription to specify the format of exported data
 http://devworld.apple.com/qa/qtmtb/qtmtb59.html
ConvertMovieToFileを利用してWAVデータだけのファイルを出力したり、PureVoiceでエンコードされたAIFFファイルを出力する方法の質問である。MovieExportSetSampleDescriptionを利用することで可能となるが、サンプルプログラムも掲載されている。

◇QTMTB60:Saving changes to modified movies
 http://devworld.apple.com/qa/qtmtb/qtmtb60.html
ムービーファイルを開いてアトムの削除やメディアの追加などを行い、CloseMovieFileを行って正常に閉じるが、変更がファイルに反映されていないという質問が掲載されている。変更結果を反映させるには、UpdateMovieResourceを呼び出す必要があり、新しいファイルに保存する場合にはAddMovieResourceの呼び出しも必要になるというのが回答である。

◇QTMTB61:Creating track references when editing movies
 http://devworld.apple.com/qa/qtmtb/qtmtb61.html
ムービーのあるトラックを別のトラックにコピーする場合InsertTrackSegmentでうまくいく。ただし、ムービーのデータそのものがコピーされ、参照だけのコピーができないという質問がある。参照だけのコピーをするには、BeginMediaEdits/EndMediaEditsではさむことをやめればいいと説明されている。そうすれば、参照だけがコピーされる。

◇QTMTB62:Batch Exporting movie sound tracks with ConvertMovieToFile()
 http://devworld.apple.com/qa/qtmtb/qtmtb62.html
QDesignでエンコードされたムービー中のサウンドトラックを、AIFFファイルにコンバートするのに、ConvertMovieToFile関数を使えばうまいくいく。だが、エンコーダの設定をファイルごとにしないと動作しないが、これを1回のエンコーダの設定でできないのかという質問が掲載されている。実際にはできるようで、サンプルソースとともにそのやり方が記載されている。

関連リンク:Technical Q&A What’s New
カテゴリ:Technical Q&A, QuickTime


ファイルメーカーProでのダイアログボックス表示を自動的に消すプラグイン

Troi Automatisering社は、ファイルメーカーProやファイルメーカーUnlimitedで使うプラグイン「Troi Sesame Plug-in 1.2」をリリースした。このプラグインをインストールしておけば、ダイアログボックスを自動的に閉じることができる。スクリプトなどの処置は必要無く、インストールするだけでよい。サーバとしてファイルメーカーを利用している場合、エラーメッセージなどのダイアログボックスが表示されても気付かずにそのままにしてしまうこともあるかもしれない。そのような場合にはこのプラグインを利用すると便利だということだ。シングルライセンスが$50で、マルチサイトや開発者向けのライセンスもある。デモ版も配付されているので、試し利用をすることも可能だ。

関連リンク:Troi Sesame Plug-in 1.2
カテゴリ:データベース


TIL-JにG4やCubeについての文書が公開、G4でのハードウエア増設方法など

日本語で技術情報を提供するTech Info Library-Jにおいて、GigabitのG4やCubeについての文書が掲載された。いずれも英語版のTILで公開された内容の翻訳であり、MDOnlineではつい最近にニュースとしてレポートしたばかりでもあるので、以下、そのアドレスのみを示しておく。

◇86063JC:Mac OS X Server: Power Mac G4 (Gigabit Ethernet) または Power Mac G4 Cube では動作しません
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=86063
◇58696JN:Power Mac G4 (Gigabit Ethernet): ATA ドライブのケーブル交換
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58696
◇58697JN:Power Mac G4 (Gigabit Ethernet): 内蔵電池の交換
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58697
◇58699JN:Power Mac G4 (Gigabit Ethernet): ビデオカードの交換
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58699
◇58703JN:Power Mac G4 (Gigabit Ethernet): ATA ハードドライブの交換
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58703
◇58704JN:Power Mac G4 (Gigabit Ethernet): モデムの取り付け
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58704
◇58705JN:Power Mac G4 (Gigabit Ethernet): メモリの取り付け
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58705
◇58698JN:Power Mac G4 (Gigabit Ethernet): DVD ドライブの交換
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58698
◇88037JN:Power Mac G4 Cube: 電源スイッチのランプは点灯するがコンピュータに電源が入らない
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=88037

関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J, Power Mac


Apple Hardware TestというCD-ROMについての文書が公開

Tech Info Libraryに、Apple Hardware Testというハードウエア診断用のCD-ROMについての文書が公開されている。このCD-ROMは米国に出荷された製品にのみ添付されているようで、その他の国に出荷されるMacintoshにはいずれ添付される予定であるとなっている。Apple Hardware TestのCD-ROMで起動する(Cキーを押しながらの操作を行う)ことで、ロジックボード、メモリ、モデム、ビデオRAM、AirPortの状態などをチェックできる。外部に接続したUSB機器などはチェックできない。また、Apple製品でないPCIカードのチェックもできない。Mac OSの状態のチェックも行わないことになっており、とにかくハードウエアが正常に動作しているかをチェックするためのソフトウエアである。Tech Info Libraryでは各機種のApple Hardware Testについての文書が掲載されている。現状でこのツールを使えるユーザは少ないだろうが、いずれは使うことになるツールについての情報を知りたいのであれば、これらの文書に目をとおしておいてはどうだろうか。

◇31241 - Apple Hardware Test 1.0: Power Mac G4 Read Me
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n31241
◇31242 - Apple Hardware Test 1.0.1: iMac Read Me
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n31242
◇31240 - Apple Hardware Test 1.0: Power Mac G4 Cube Read Me
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n31240
◇58623 - Apple Hardware Test 1.0: PowerBook Read Me
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58623
◇58706 - Power Mac G4 (Gigabit Ethernet): Apple Hardware Test 1.0 Error ata/1/2
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58706

関連リンク:Tech Info Library
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL)


Final Cut Proに関する文書がTIL-Jに公開、オーディオ装置の利用方法など

日本語での技術情報を提供するTech Info Library-Jにおいて、ビデオ編集ソフトウエアなどについての文書が公開された。以下、Final Cut Pro関連のものについては要約も記載した。

◇75074JN:Final Cut Pro: オーディオ再生用機器の構成
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=75074
オーディオの再生方法に関する設定が説明されている。DVビデオに接続したスピーカーなどからの再生と、コンピュータのスピーカーを利用する方法がある。

◇58643JN:Final Cut Pro 1.2.5: ProMax DV Toolkit が新しい Apple DV コーデックを妨害する
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58643
Promax DV Toolkitには、DVのコーデックがあるが、これとFinal Cut Proの両方をインストールすると問題が発生する。Promax DV Toolkitをアンインストールして対処するしかない。

以下は、古いソフトウエアについてのものなので、要約は割愛する。

◇86027JC:iMovie 1.0.2 について
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=86027
◇30817JC:QuickTime VR Authoring Studio バージョン 1.0.1 について
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=30817

関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J, ビデオ編集


TIL-JにiMac関連の文書が公開、インターネット接続関連のトラブル対応など

日本語での技術情報を提供するTech Info Library-Jにおいて、iMac関連の文書が公開された。以下はアドレスとその要約だ。

◇22240JN:iMac: PPP インターネット接続の“ヘルプ”を使う
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=22240
PPP接続に関するヘルプは、「リモートアクセス」コントロールパネルのヘルプで参照できる。

◇58046JN:iMac: V.90 規格における ISP との互換性
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58046
プロバイダがV.90モデムに対応していない場合の対処がなどが記載されている。

◇22231JN:iMac: ゲームコントローラのサポート
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=22231
Apple Game Sprocketsでコントローラのサポートは行われている。

◇30853JN:iMac: Mac OS 拡張フォーマットを使用してください
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=30853
表題の通り。

◇24934JN:iMac: AOL (America Online) と Web 共有の問題
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=24934
AOLを利用する場合、Web共有が機能しているとエラーが出る。Web共有の機能を切る必要がある。使用停止にするために、Mac OSの機能拡張だけで起動する必要がある。

◇30841JN:iMac & G3: Ethernet 上の AppleTalk ゾーンや装置が表示されない
 http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=30841
「AppleTalk 初期設定」ファイルを削除し、再起動時にPRAMのリセットを行うことで対処できる。このトラブルはAppleTalkの初期設定が原因で発生するので、それをリセットする。

関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J, iMac