少しのお休みをいただいていていたので、少し古いニュースもありますが、本日より通常モードでの発行を再開いたします。年末年始の予定についてはもう少し先でお知らせします。小休止の間、遊んでいたわけではなく、1本、Mac OS X対応のソフトを作りました。気持ち的に、まだ「公開」という雰囲気ではないのですが、MDOnlineの読者の方々には公開します。というか、いろんな状況でのチェックとかができないですから、なんでもいいので、ダウンロードして使ってみて、動くか動かないかだけでも知らせていただければとても嬉しいのです。で、何を作ったのか? Command+shift+3で画面ショットファイルを作るというものを作りました。ほとんど、出版界向けのソフトではありますが、個人的にはGrabでは非常に作業がかったるいので、ぜひとも画面ショットをさくさく撮れるソフトが欲しかったという次第です。名前は「SnapXShot」です。
http://msyk.locus.co.jp/macos/snapxshot/
とりあえず、フリーで利用できることにします。他の方から動いたというお知らせが来れば、記事を作成しようと思います。できれば、明日ないしは明後日には記事にしたいと思っています。他の媒体の方はすみませんが、それまでNDAでお願いします。つまり、MDOnlineで記事になった時点でNDA解除ということでお願いしたいと思います(契約書は交わしていないけど)。動いたかどうかだけでもけっこうなので、私宛にメールをいただけるか、あるいは、mdo-d@cserver.locus.co.jpのメーリングリスト(MDOnline購読者向けのディスカッションメーリングリスト)にお知らせいただければと思います。もし、こうしたユーティリティがすでに存在するようなら教えていただけると助かります。
このプログラムは、Appleが公開しているサンプルコードにあったSuper SnapShotを改造したものです。まあ、かなり安直な改造です(笑)。どこを変えたのかということも、MDOnlineでは記事にしたいと思います。ただ、サンプルコードなので、私が改造したコード自体は公開できないですから、ポイントを説明するということになります。ちなみに、FKEYではありません(FKYEはMac OS Xでは動きませんしね)。Carbonアプリケーションです。
先週にお知らせしたシマンテック関連グッズのプレゼント当選者を発表します。明日にでも発送します。当選者が片寄らないように、若干恣意的になったかもしれませんが、お許しください。(敬称略といたします)
シマンテックのポシェット:山田ドラ
シマンテックのボールペン:山田ドラ
シマンテックの小物入れ:田村
シマンテックの電卓:赤星直輝
シマンテックのレターオープナー:えむ、たっく
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
/-/-/-/11月18日/-/-/-/
「ただいま〜」「お帰り。なんか届いてるよ〜。」
その日、家に帰ると、一枚のCD-ROMが届いていた。
MDOnline配信による記事により、MacWIRE Onlineで既報
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0011/15/n_md1.html
のごとく、アップルコンピュータが新しく、「WebObjectsデモCD October 2000」というのを製作した。文字どおりWebObjectsデモが満載されたCD-ROMである。今後、様々なイベントなどで配付される予定であるらしいが、さっそくMDOnlineの読者プレゼントで配付されていたので、いそいそと申し込んだところ、この18日に届いたと言うわけである。
前回、「次回はDNSの設定から・・」と言ったところだが、予定を変更して今回はこ
のCD-ROMのレビューをお届けしよう。このCD-ROMは、Mac−Winコンパチで、まったく同じ内容でどちらからも見ることができる。
中身は図1のようになっている。「WebObjects 4.5 デモ CD について」といういわゆるReadMeのテキストファイルのほか、「製品情報・ユーザ事例」「WebObjects 関連 URL」などのフォルダ、そしてなんと言ってもメインディッシュであろう「WebObjects デモムービー」というフォルダ、そしてそのムービーを見るために必要なQuickTimeを持っていない人のために「QuickTime インストーラ」のフォルダが入っている。
◇図1
まず、「WebObjects 4.5 デモ CD について」を開いてみると、「このCDではWebObjectsの製品概要や、その豊富な機能を使ってのアプリケーション開発の過程をプレゼンテーションやデモンストレーションをQuickTimeムービーを通してご覧いただけます。」と書いてあり、まさしくこのムービーがメインディッシュであることがわかる。
さらに、「製品情報やFAQ、ユーザ事例などもPDFで掲載」とされており、こちらもなかなか見ごたえある内容である。
「WebObjects デモムービー」フォルダを開くと、四つのムービーが入っている。たった四つと思うなかれ。それぞれ、「WebObjects 製品概要.mov」9分35秒、「開発ツール概要.mov」17分09秒、「データベース接続 デモ.mov」14分29秒、「Direct To Web デモ.mov」17分20秒と、合計58分33秒もある。
この四つのムービーを見ると、WebObjectsの仕組みがわかるだけでなく、簡単なウェブアプリケーションをいっぱし作れるようになると言う優れものでもあるのだ。
・・・・・以下中編へ・・・・・・・
[森下克徳]
カテゴリ:WebObjects, 崖っぷちからWebObjects
ディアイティは、ISDN回線を使ってファイル転送などを行なうためのアダプタ「Leonardo USB」を2000年12月中旬にリリースする。ヘルムステッド社の製品として、Leonardoシリーズはすでに発売されているが、PCIカードタイプのISDN接続アダプタとなっていた。製品系列に加わった「Leonardo USB」は、MacintoshあるいはWindows機とUSBで接続し、さらにLeonardo USBからISDN回線に接続して利用する。PCIカードが利用できない機種でもUSBポートがあればLeonardoを利用できるようになったということだ。2Bチャンネル対応(64〜128Kbps)の「Leonard USB 2/1」が138,000円、4Bチャンネル対応(64〜256Kbps)の「Leonardo USB 4/1」が178,000円となっている。付属している高速ファイル転送ソフト「Leonardo Express」はファイルの転送で利用できる。Leonardoを利用しているパソコン同士で1対1に電話接続してファイルの転送を行なう。自動的にファイルを圧縮するため、より高速なファイル転送ができるようになっている。また、AppleのリモートアクセスやTimbuktu Pro、FTPに転送などさまざまなプロトコルに対応している。さらに、1台のコンピュータに最大8台のLeonardo USBをインストールすることが可能となっている。
関連リンク:ディアイティ:ISDNソリューション
カテゴリ:周辺機器
AppleのUltra Wide SCSI Cardのファームウエアのアップデータがリリースされた。Mac OS X ServerおよびMac OS XでこのSCSIカードに接続したハードディスクを利用するには、アップデートの必要がある。Tech Info Library-Jの以下の文書に、ReadMeが掲載されている。
◇25176JC:Mac OS X SCSI Card Updater について (Read Me)
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=25176
関連リンク:Mac OS X SCSI Card Updater
カテゴリ:周辺機器, Mac OS X, Mac OS X Server
Tech Info Libraryに掲載された文書によると、Mac OS X Public Betaで、ログインやログアウトをくり返しているときにClassicを途中で使っていると、次第にシステムパフォーマンスが悪くなる。また、リムーバブルメディアの取りだしができない場合も見られるという。ログアウトをする時にClassicの終了が正常に行なわれない場合があり、この点はソフトウエアを修正して問題がないようにする予定だ。
関連リンク:Mac OS X Public Beta: Classic May Fail to Quit at Log Out, Slowing
カテゴリ:Mac OS X, Classic, Knowledge Base(旧TIL)
Mac OS X Public BetaのClassic環境でのファイル共有機能についての解説がTech Info Libraryに掲載された。Classic上で、Web共有やファイル共有の機能は働くが、TCP/IPを利用したファイル共有の機能は動かない。設定をしようとしても、アラートが出て設定されない。TCP/IPを利用したファイル共有機能を使うのであれば、Mac OS Xの持つファイル共有機能を使うようにする。
関連リンク:Mac OS X Public Beta: File Sharing Options for Classic
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), ネットワーク, Classic
REALbasicのプラグインを作成するためのツールキット「REALbasic Plugins SDK 2.1.1a5」がリリースされている。以前のバージョンとの違いは、ドキュメントの充実やバグ修正、いくつかの関数の追加に加えて、Appleの最新のUniversal Interfacesに対応した修正が加わっていることなどだ。Code Warriorを使ってのプラグイン作成を行なうには、このSDKを参照することになるだろう。ドキュメントなどは英語である。
関連リンク:REALbasic Plugins SDK 2.1.1a5
カテゴリ:サードパーティの開発資料, REALbasic
KSOFTは、Mac OSあるいはWindows向けのアプリケーション作成に利用できるフレームワーク「CPLAT Ver.2.8」をリリースした。C++で作成されたフレームワークで、メニューやウインドウ、ファイル処理など、アプリケーション作成の土台になる機能を提供する。RADツールやリソース関連のツールもあり、$50の料金でフレームワークのソースコードも含めて提供される。新しいバージョンでは、バグフィックスなどに加えて、CodeWarrior Pro 6での利用や、Project Builderでの利用もできるようになった。Carbon対応はすでに行なわれており、Mac OS Xのネイティブアプリケーションの作成も可能だ。また、Ver.2.8ではネットワーク関連の機能が加わって、ソケット通信もできるようになっている。XML関連の機能も加わった。なお、GTKベースでのLinux対応も2001年には予定されている。
関連リンク:KSOFT
カテゴリ:ライブラリ
Gigabit EthernetタイプのPower Mac G4やPower Mac G4で、AppleShare IP 6.3.1を利用した場合、「Mac OS Server Admin Agent」が起動するすることがあることがTech Info Library-Jで紹介されている。これは「接続ウインドウ」が表示されているときに「Mac OS Server Admin Agent」を起動するとフリーズする。接続ウインドウを表示しないようにすることで対処できる。すでに表示する設定になってしまっている場合、システムフォルダの「初期設定」フォルダにある「Mac OS Server Admin Agent Prefs」ファイルを削除することで、表示しない設定にすることができる。
関連リンク:100431JO:AppleShare IP 6.3.1: 起動時に Power Mac G4 がフリーズする
カテゴリ:サーバー製品, Power Mac, Tech Info Library-J
Mac OS 9で「言語解析ライブラリが見つかりません」というエラーが、プリンタドライバなどの機能拡張ファイルをシステムにインストールした場合に発生する場合があることが、Tech Info Library-Jで紹介されている。その場合の対処方法としては、ことえりの辞書ファイルのアイコンを、カスタムアイコンにするという方法が掲載されており、手順が細かく紹介されている。別の対処方法として、システムの再インストールが紹介されている。この問題に対処する方法については、現在、引き続いて調査中であるとしている。
関連リンク:100436JO:Mac OS 9: 言語解析ライブラリが見つからないエラーについて
カテゴリ:Tech Info Library-J, Mac OS 9
Tech Info Library-Jに、QuickTime Proキーを紛失した場合の再発行の方法について掲載されてた。日本での掲載の窓口の電話番号として、0070-800-APPLE-1(番号のみの記述では0070-800-27753-1)が紹介されている。オンラインでの通信販売や、Mac OS 8.5のパッケージをオンライン登録したときに入手したユーザに対しての再発行に限られる。
関連リンク:100437JO:QuickTime Pro: Pro キーを失ってしまったら
カテゴリ:Tech Info Library-J, QuickTime
Aaron Bratcher氏はデータベースエンジンのValentinaをTCP/IP経由で複数のユーザから接続できるようにするミドルウエア「vServe」をフリー配付に以降していた。現在はVer.1.3.1が配付されているが、当初はシェアウエアとなっていた。Valentinaをマルチユーザサーバとして稼動させるるが、クライアント側のクラスが提供されていて、それを利用してSQLコマンドでデータベース処理ができるようになっている。Ver.2.0を近々リリースする予定もあるという。
関連リンク:AB Data Tools
カテゴリ:データベース
Dantowitz Consulting & Research社は、Mac OSで稼動するメールサーバのEIMS、SIMSと連動してファクス送信ができるソフト「FaxBee 1.2」をリリースした。FaxSTF Proをインストールしておけば、電子メールを送付することでファクスの送信が可能になる。また、CGIからファクス送信の機能も利用できるようになる。価格は$249だが、2000年12月より$349となる。デモ版も用意されている。
関連リンク:FaxBee from DC&R
カテゴリ:サーバー関連
日本語での技術情報を提供するTech Info Library-Jにおいて、別掲の記事以外に2000年11月22日に以下の記事が掲載された。文書タイトルとアドレスを紹介しておく。
□Mac OS関連
◇25003JN:Mac OS: 起動中の「International Utilities が存在していません」エラー
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=25003
◇18445JN:Mac OS: ランチャーを起動する際の“-39”または“-192”エラー
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=18445
◇31234JN:Apple Software Restore: リストア後に LaserWriter 8 ソフトウェアを設定する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=31234
◇7565JN:Disk First Aid: 使用目的
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=7565
◇30040JN:System Software: システムソフトウェアを新規インストールする際のトラブルシューティング
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=30040
◇25195JC:Software Update 1.2: ソフトウェア・アップデート J1-1.2 について (Read Me)
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=25195
□ハードウエア関連
◇14768JN:Macintosh: 交換用電池の代替品について
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=14768
◇2680JN:Macintosh: 起動時に内蔵ハードディスクをバイパスする方法
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=2680
□周辺機器関連
◇15432JC:Apple Monitors: モニタ解像度を変更する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=15432
◇12391JN:Macintosh: SCSI 機器はコンピュータを起動する前に電源を入れる必要があります
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=12391
□特定の機種に関するもの
◇24179JN:PowerBook 2400, 3400: Mac OS 8.0 と Microsoft Word 6.x 間のコンフリクト
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=24179
◇30178JC:PowerBook 2400: コントラスト調節ボタンがありません
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=30178
□WebObjects
◇31270JN:WebObjects 4.x: Windows NT 上で Netscape ブラウザを開く際に起こる問題
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=31270
関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J