Expoの基調講演ではいろいろ発表されました。さすがに全部をフォローできませんので、PowerBook G4やPowerMac G4については、他の媒体を御覧ください。だけど、はっきり言ってPowerBook G4は欲しいですね。最近のソフトはパレットが多いので、横に広い方が使いやすいのは確かです。だけど、今のPowerBookよりもう2cm強ほど幅があるわけですよね。A4用紙の寸法をはるかに超えるわけです。鞄に入りづらいかも…ということでまた専用鞄ができて売れるのかななどと考えたりします。
基調講演ではVAIOと比較して勝ったと叫んでいましたけど、大きく負けているのは重さでしょうか。PCG-Z505CR/Kは1.7kgですが、PowerBook G4は2.4kg。まあ、液晶がでかく、スロットインのドライブまでついているからと言えばそれまでなんですけどね。ちなみに、私の持っているDynabook SSは2kgを切ってもDVD-ROM搭載です。基調講演を見ていると、背後から女の声で「このPowerBookは私のものになるのかしら」と悪魔の囁き(天使の囁きかも〜笑)が聞こえてきたりもするのですが、いずれにしても、非常に惹かれるものがあります。心配なのは、第一世代マシンだということですね。半年もすると、Super Drive搭載になったりするのかもしれませんものね〜。また、楽しい悩みが増えそうです。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
現地時間の2001年1月9日、サンフランシスコで開催されたMacworld Expoの基調講演において、Mac OS Xの正式出荷日が、2001年3月24日の土曜日とアナウンスされた。AppleStoreおよびリセーラを通じて$129で購入できるようになる。夏に出荷される本体から標準バンドルされる。日本での販売をいつから行なうかどうかについては現在のところアナウンスはない。Public Betaは10万本が販売され、75,000ものフィードバックが得られ、Public Betaという手法が成功したことをCEOのスティーブジョブズ氏は講演で強調した。そして、Mac OS Xのデモに入ったが、ユーザインタフェース面ではいくつかの大きな違いが見られる。以下のサイトでもある程度紹介されているが、Public Betaで感じた使い勝手の違和感がある程度は解消されそうだ。
まずは、Appleメニューが復活した模様だが、Mac OS 9までのような形式かどうかは定かではない。スリープなどのメニューをアップルメニューから選択できるようだが、いずれにしても、画面の左上にはりんごマークのメニューが戻ってきた。そのすぐ右にアプリケーションメニューがあり、さらに「ファイル」メニューなどが続くという形式になっている。また、デモでは、デスクトップにハードディスクのアイコンが見られたが、自動的にマウントされるのかどうかは定かではない。
Finderのウインドウがカスタマイズできるようになり、機能ボタンをパレットから取り出して好きなように組み立てることができる。ツールバーの領域も、タイトルバーのボタンで表示と非表示を切り替えられる。さらに、Dockにあるアイコンからポップアップされるメニューが表示されるようになった。このメニューは以下のサイトを見る限りはおそらくアプリケーションごとにカスタマイズできるようになると思われる。
電子メールソフトについてもデザインが見直されいるが、機能的には大きくは変わらない様だ。しかしながら、電子メールソフトのツールバーについてもユーザによるカスタマイズが可能となっている。おそらく、Cocoaのフレームワークに、こうしたユーザカスタマイズが可能なツールバーの機能が追加されているものだと思われるが、開発面での詳細はまだ明らかにされていない。
System Preferencesの画面もある程度明らかになっているが、ネットワーク関連に手が入れられている点が目立つ。まず、Usersは恐らくユーザ登録をSystem Preferencesからできるようにするものだろう。さらに、ApacheによるWebサーバでは、System Preferencesからの設定で、SSLやFTPサーバ機能もアクティブにできるようになった。また、iToolsに接続するための設定を記録できるようにもなっているため、iDiskを使う時もあまり迷わなくて済みそうだ。
なお、基本的な構成については変化はない。DarwinによるコアOS、Quartz、OpenGL、QuickTimeといったグラフィックスエンジン、Cocoa、Carbo、Classicといったフレームワーク、そしてAquaというユーザインタフェースである。いずれにしても、使い勝手はPublic Betaに比べて良くなっていそうな印象である。
関連リンク:Mac OS X
カテゴリ:Mac OS X, Mac OSテクノロジー
WebObjectsで開発する場合、手順はいろいろあるのですが、比較的単純なアプリですので最初に空っぽのコンポーネントだけ作ってしまうことにしましょう。前回のおさらいになりますが、コンポーネントとはhtmlページに相当するしろものです。
ProjectBuilderの一番左のコラムのWeb Componentsグループをクリックし、FileメニューからNew In Projectを選択します。次にコンポーネントの名前を入力してOKをクリックするとWizardが開きますが、今回はすべて「None」「Java」で真っ新なページを作ります。掲示板を選択するためのMainページはすでに用意されていますので、メッセージを書き込むMessagePageと表示のためのMessageListPageを追加します。なお、コンポーネント名とEOModeler上のテーブル(Entity)名とが重ならないように気をつけてください。Entity名はクラス名と同様に扱われますし、コンポーネント名はそのままJavaのクラス名になってしまいますので、WebObjectsは同じクラスが二つあるかのように誤解して、おかしな動作をします。
実は私も時々やっちゃうんですけどね。なので、それを防ぐためにコンポーネント名には必ず末尾にPageを付けるようにしています。
空のページを作ったら、まっさきにタイトルを付けておきましょう。これもよく忘れるんですよね。お客さんのところに製品を納めた後になってから「untitled」のままのページに気付いたり…。ので、最初につけておきます。WOBuilderを起動してInspectorを開いてTitle:のところに文字を入力してください。最初のページMainは"掲示板一覧"、今作ったMessagePageは"メッセージ書き込み"、MessageListPageには"メッセージ一覧"をそれぞれ設定します。ほんとは、Mainで選んだ掲示板タイトルを使いたいところですが、ま、これも後のお楽しみということで....。
◇インスペクタを使い、Main.woにタイトルを付ける
■他のページへ飛ぶために
前述の通り、最初のページMainには掲示板の一覧表が表示されます。で、その中の一つをクリックすると次へ飛ぶ、ということをやりたいんですが、一気にあれもこれも欲張るのも消化不良の元なので、今日のところは掲示板を一つに絞ります。ただ、気は心ということで、最初のページには「掲示板へ」というリンクだけを用意し、ここをクリックするとメッセージを表示するページに飛ぶということにします。
この作業は、WebObjects Builderを使います。ProjectBuilderのWeb Componentグループをクリックし、その中のMain.woをダブルクリックします。
ここに前述の通り、頭に何行か隙間を開けてから「掲示板へ」とタイプし、センタリングし、文字サイズを大きくします。そして、「掲示板へ」を選択しておいて、WOHyperLinkのアイコンをクリックします。これで、「掲示板へ」という文字列のハイパーリンクができました。
◇トップページのレイアウト
レイアウトは、お好みで行なって下さい。なお、文字列の上の隙間、私は「shift+returnキー」で<BR>を入れましたが、「returnキー」でパラグラフとしてもかまいません。いずれにしても、お好みでどぞ。
WebObjectsのWOHyperLinkは、通常のハイパーリンクと同様に他のページへジャンプする時にも使われますが、WOアプリで生成されたWebページ上のハイパーリンクをクリックすると、
(1)WOHyperLinkのactionアトリビュートにバインドされたアクション関数を呼び出し、
(2)アクション関数の中の処理を実行した後、
(3)自分自身、または他のページを新たに生成する
という動作をします。つまり、リンクを押せば、なにやら必要な処理を実行して、同じページを再表示するか、他のページへジャンプする、ということです。前回のサンプルでは、何かをクリックしても同じページの上に表示されるデータが変化するだけでしたが、これはより正確にいえば「なにやら処理を実行して、同じページを再表示」していたわけです。
今回は他のページにジャンプする必要があります。この場合は、アクション関数の中で次に呼び出すページを呼び出してやり、それを返してやるという処理をします。これはWOBuilderが必要なソースを生成してくれます。WOBuilderのウインドウ左下にあるEdit SourceプルダウンメニューからAdd Action...を選び、関数名と呼び出すコンポーネント名を指定します。
アクション関数名は何にしてもいいですが、わかりやすくするためにactionMessageListにします。コンポーネント名にはMessageListPageを入力します。何にしてもいいですが、アクション関数名は小文字で始まり、コンポーネント名は大文字で始まる名前にしてください。また、命名規則はJavaの文法に従います。
◇アクション関数の名前とそこから返すページ名を指定します
WOBuilder上には、actionMessagePageが追加されます。
◇WOBuilderのブラウザ部分
actionMessageListが追加されているのが見えます。ちなみに、actionMessageListのすぐ上に線が入っていますが、これより上はオブジェクトや変数、下はアクション関数を意味しています。
では、actionMessageListと「掲示板へ」のWOHyperLinkをバインドします。ブラウザ部分のactionMessagePageをクリックしてそのままドラッグし、「掲示板へ」のところでリリースし、ポップアップメニューでactionを選びます。なお、これはWO 4.5での挙動で、4.0ではちょっと異なりますのでご注意ください。
◇マウスボタンをリリースした直後
ちなみに、この時点でMain.woをセーブし、ProjectBuilderからbuild & launchすると、コンパイル終了後「掲示板へ」という文字だけのページが表示され、それをクリックすると何もない空白のページへジャンプする、という動作をします。
(「WebObjectsで掲示板を作る」は続きがあります。この項目の1回目の原稿にある「■サポートについて」についても御参照ください。)
[倉橋浩一/テクニカル・ピット]
関連リンク:WebObjectsのページ
カテゴリ:WebObjects, 倉橋浩一、じつはWebObjectsで飯食っています
Mac OS 9のアップデート版であるMac OS 9.1がリリースされた。執筆時点では、英語版のダウンロードは開始されているが、日本語版についてはアナウンスはない。また、ダウンロードサイトも混んでいるせいなのか、ページにも到達できない状態なので、詳細は改めてお届けする。変更点としては、マルチユーザ機能の改良、iToolsの利用をやりやすくしたこと、そしてSherlock 2に新しいチャネルを作った点が挙げられている。Sherlock 2にEntertainmentのチャネルが加わり、映画のレビューや好きな曲を検索するといった処理をサポートしている。なお、Mac OS X Public BetaでのClassic環境としてはMac OS 9.1が稼動しないというTech Info Libraryの文書が公開されているので、この点は注意をしたい。アップデータはフリーでダウンロードできるが、$99ですべてのコンポーネントが含んだフルCD-ROMを購入することもできる。アップデート版のCD-ROMは$19.95となっている。
いずれにしても、Mac OS 9が登場したのは1999年であり、Mac OS 9.0.4までに小幅にアップデートはしてきたが、近年には珍しく長期に渡って利用されたOSである。また、Mac OS Xの本格的な出荷を目の前にしているだけに、Mac OS 9.1は細かい修正を中心としたアップデートになっているようだ。
関連リンク:Mac OS 9
カテゴリ:Mac OSテクノロジー, Mac OS 9
2000年1月9日に公開されたTech Info Libraryのうち、Mac OS 9.1関する文書は以下の通りだ。数が多いため、本日の配信ではアドレスのみをお届けし、内容については順次、記事としてお届けする予定である。
◇75103 - Mac OS 9.1: Software and Before You Install Document
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n75103
◇106085 - Mac OS 9.1: Some Preferences Are Not Retained When Updating to Mac OS 9.1
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106085
◇106092 - Mac OS 9.1: ARAP No Longer Available
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106092
◇12345 - Energy Star: Registered Apple Products
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n12345
◇106083 - Mac OS 9.1: PowerBook 1400 Fails to Restart After PRAM Reset
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106083
◇106082 - Mac OS 9.1: Hard Disk Space Requirements
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106082
◇106093 - Mac OS 9.x: Custom Removing Internet Access
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106093
◇106074 - Mac OS 9.1, FireWire 2.7: Third-Party FireWire Drives May Not Recognize Audio CDs
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106074
◇106097 - Mac OS 9.1: Installer Only Updates the Startup Disk When Mac OS 8.5 or Later Is Installed
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106097
◇106099 - Mac OS 9.1, AppleShare IP 6.3: Installing Mac OS Server Admin
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106099
◇106094 - Twentieth Anniversary Macintosh, Mac OS 9.1: Updating Mac OS Disables Virtual Memory
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106094
◇106081 - Mac OS 9.1: Computer Stops Responding After Accessing Extensions Manager at System Startup Time
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106081
◇106100 - Mac OS 9.1: AppleShare Client Disappears From Chooser
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106100
◇106095 - Mac OS 9.1: Pro Keyboard CD Does Not Install if Third-Party USB Card Is in Use
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106095
◇106091 - Mac OS 9.1: Dialog Box Does Not Cancel on First Attempt
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106091
◇106088 - Mac OS 9.1: Some Sherlock 2 Channels May Appear Empty
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106088
◇106089 - Mac OS 9.1: Start Up from CD to Install on Original Power Macintosh Computers
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106089
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS 9
フリーの音楽プレイヤのiTunes、DVDオーサリングのiDVD、さらにはプロ向けDVDオーサリングツールのDVD Stuidio Proと、アプリケーションを立続けにMacworldの基調講演で紹介された。いずれもターゲットは違うとは言え、Final Cut Proなどに続き、アプリケーションまでのソリューションまでもAppleから提供されることになる。ソフトウエアの詳細などは別の記事に譲るとして、私見を交えてこれらの動きを考えてみた。
まずはiTunesだ。MP3プレイヤ、CD-Rの普及で、ここ1、2年で音楽の楽しみ方が大きく変わった点は言うまでもないが、その完全なソリューションをAppleが提供することになる。MP3のエンコードやCD-Rへの書き込みなどを、簡単な操作で実現する。MP3プレイヤ(もはやそれだけの枠内ではないが)と呼ばれているジャンルのソフトの中ではもっとも注目できるものである。しかしながら、その一方で、Mac OS分野でMP3プレイヤソフトを開発しようとするサードパーティは、やはり減るのではないだろうか。もちろん、iTunesにない機能を実現するとか言ったベクトルもあり得るわけだが、いちばん大きな市場をフリーソフトによって食われることになる。マニア向けの特種用途を含んだものなどしか市場は残っていないように思われる。ユーザにとってはまさに朗報だが、サードパーティにとっては複雑な心境ではないだろうか。もっとも、これはWindows市場でも同様なのであるが…。
iTunesのソフトウエア自体は確かにシンプルになっていて分かりやすそうではある。音楽CD並の手軽さは必要とされるが、多くのプレイヤソフトは複雑化に走っていた気合いがあったことは事実だろう。だが、基調講演のプレゼンテーションで延々と見せたビジュアルエフェクトは、Windows Media Player 7ですでに実現されている。ビジュアルエフェクトはWindowsとは違うものを一生懸命揃えたとは思うが、やはり後追いになってしまったのは事実だ。さらにラジオ放送の受信も魅力的な機能だが、これもWindowsではもっと古いMedia Playerからお馴染みの機能である。
実は筆者は今、Windowsマシンでインターネットラジオで海外の放送局を聞きながら、ビジュアルエフェクト画面にして、PowerBookで原稿を書いている。個人的には逆もできるようになるというのは嬉しいことでもある。(自分の好きなジャンルの音楽は日本の放送局ではかからないのだ。)
一方、DVDについては、Appleは大きな進歩をしてくれたと言えるだろう。DVDのオーサリングシステムとなると、非常に高価というのが当たり前だったが、Power Mac G4の最上位マシンにあるSuper Drive(CD-ROMの読み書き、DVDの読み書きができる)というハードウエア、それにバンドルしたiDVD、さらにはプロユースに対応したDVD Stuido Proと、低価格なプロダクションシステムを提供することになった。まだまだ最上位機種だけであるが、数年するとDVDを書き込むシステムもよりローエンド機に下りてくるかもしれない。DVDとなるとその道のプロしか作れないと思っていたものが、簡単に言えばアマチュアでも手が出せるものとしてしまった。ムービーを作るのとDVDビデオを作るのとでは、意味が違ってくる。ムービーはあくまでパソコンを使って再生する必要があるのだが、DVDは専用プレイヤーで見ることができる。DVDプレイヤは、PlayStation2で一気に普及したのは言うまでもないことだろう。FireWire接続でのカンタンビデオ編集というところもMacintoshはどこよりも早く実現したが、DVDでもやってくれたという点はやはり大きい。クリエイティブ市場での存在感は、大きく増したと言えるだろう。
また、DVD対応については、それに対応したハードウエアを新製品として用意し、手軽に使えるソフトをバンドルし、さらにプロ向けツールを販売するというきちんとしたソリューションを組み立てた点は大きく評価できる。映像プロダクションなどプロの映像やデザイン関係者は、すでに評価を始めているだろう。一方、プロではない人たちに訴求するかどうかというのはいちがいにいいにくいが、iMovieがそれなりに支持されている点からも、DVDオーサリングをプロシューマに解放するのは意味があると思う。iMovieでみんながビデオを作るようになるとは言いがたいが、この種のソフトに目をつける人は当然ながらビデオが好きで、すでにビデオ機器を持っているだろう。ただ、そのビデオがDV対応でなかったりすると、意気減退ということになるのだが、ビデオを買い替えてアクティブに使うようになるのにやはり時間がかかていると思う。DVDはどうだろうか。もし、DVDビデオを作成できる環境が手元にあったとしよう、こうしてビデオ編集をした結果をムービーにするのと、DVDディスクに焼き込むのとどちらを選択するだろうか? 多くの人は後者を選び、それとなく(あるいは露骨に〜笑)人に見せびらかすに違いない。ビデオを撮影して編集することは、Windowsマシンでもすでに安価に可能なレベルだ。だが、ビデオを撮影してDVDを作るという路線をAppleはMacintosh上でいち早く実現したのである。
カテゴリ:業界動向
2001年1月のMacworld Expoの基調講演で発表された音楽プレイヤソフト「iTunes」に関しては以下のようなTech Info Libraryが公開されている。また、英語版についてはすでにダウンロードが可能になっている。サイズは2.8MBだ。
◇iTunes、Disc Burner関連
◇60772 - iTunes 1.0: System Requirements
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60772
iTunesはiMac以降の機種で、Mac OS 9.0.4、Mac OS 9.1で利用できる。CD-Rディスクへの書き込みは、Apple純正のCD-Rドライブを搭載したPower Mac G4に限られる(つまり、Disc Burnerと同じ条件)。また、iTunesはMac OS X Public Betaでは使えない。
◇75104 - iTunes: About iTunes Document and Software
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n75104
ソフトウエアのダウンロードへのリンクと、ReadMe文書へのリンクがある。ダウンロードはこちらかでもOK。
◇60773 - iTunes: Only One Application Can Use Disc Drive at a Time
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60773
iTunesで音楽CDを演奏しているときに、AppleCDプレイヤを起動すると、プレイはストップする。ディスクは同時に2つ以上のアプリケーションから利用することはできない。
関連リンク:iTunes
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), アプリケーション
Tech Info LibraryにPowerBook G4関連の文書が掲載された。それらのアドレスと要約は以下の通りだ。
◇88058 - PowerBook G4: How to Install an AirPort Card
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n88058
AirPortカードの取り付け方法が手順で説明されている。裏面のバッテリの横あたりの位置に取り付けることがイラストから伺える。
◇88059 - PowerBook G4: How to Remove or Install the Battery
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n88059
バッテリのとりはずし方法がイラストで説明されている。
◇88060 - PowerBook G4: How to Find the Serial Number
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n88060
PowerBook G4のシリアル番号は、Appleシステムプロフィールを使って参照することができる。
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), PowerBook
2001年1月のMacworld Expoの基調講演でデモされた、「ドラッグ&ドロップでCD-Rディスクにファイルを書き込める」というのは、Disc Burnerというソフトウエアを利用しているものだ。すでにこのソフトは配付が開始されている。Mac OS 9.1のみで利用できる。また、対象ドライブは、Appleの本体に組み込まれたものだけで、外付けのCD-Rドライブでは利用できない。サードパーティ製品のドライブ対応についての情報は公開されていない。結果的には、しばらくは新しいDigital Audio版のPower Mac G4の購入者だけが利用できるということになる。
CD-Rドライブにディスクを入れると、まず名前をつけるダイアログボックスが出てくる。そしてその後にデスクトップにアイコンが出てきて、そこにファイルをドラッグ&ドロップする。Finderのメニューに「CDを焼き込む」という意味の項目が追加され、それを選択すると実際にディスクの書き込みを行なうという手順になっている。つまり、Finderでのファイル操作でCD-Rディスクに書き込みができるというわけだ。なお、シングルセッションのCDを作成するため、書き込み後の追記はできない。将来的にはマルチセッション化する計画はあるようだ。
なお、Tech Info Libraryに以下の文書が公開されている。
◇58768 - Disc Burner 1.0: Requires Factory-Installed Disc Drive
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58768
◇75106 - Disc Burner: About Disc Burner Document and Software
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n75106
◇58760 - Power Mac G4 (Digital Audio): Disc Burner 1.0 Software Records Single Session Only
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58760
関連リンク:Disc Burner 1.0
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), 周辺機器, システム関連ツール
2000年1月9日に公開されたTech Info Libraryのうち、新機種のDigital Audio版Power Mac G4に関する文書は以下の通りだ。数が多いため、本日の配信ではアドレスのみをお届けし、内容については順次、記事としてお届けする予定である。
◇58418 - Power Mac G4: How to Differentiate Between Models
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58418
◇58763 - Power Mac G4 (Digital Audio): Requires PC-133 Memory
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58763
◇58766 - Power Mac G4 (Digital Audio): NVIDIA Video Card Specifications
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58766
◇58757 - Power Mac G4 (Digital Audio): What’s New and Different
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58757
◇58765 - Power Mac G4 (Digital Audio): Digital Sound System Information
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58765
◇58764 - Power Mac G4 (Digital Audio): Sound Output Ports
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58764
◇58759 - Power Mac G4 (Digital Audio): Differences Between Models
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58759
◇58758 - Power Mac G4 (Digital Audio): Technical Specifications
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58758
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Power Mac