English-International版のCarbonLib 1.2も公開されていますけど、インストーラではやっぱり跳ねられるので、USB DDKにあるFileCrusherというユーティリティで、インストーラに含まれているTomeという名前のファイルから中身を取り出すことができます。動かないわけではないのですけど、やはりcontrol+Kによるカタカナ変換がことえりでできないなど、英語版と同じ症状です。また、なぜか、メニューバーの項目がちらちらと選択状態になるのですが、これはイベント処理がおかしいのでしょうか? いずれにしても、また、1.0.4に戻して使っているという次第です。
さて、昨日の配信でお知らせした、Macworldのときの「Mac OSデベロッパーセミナー」のチケットプレゼントです。以下の要領でお願いします。ちょっと迷ったのですが、締め切りを遅くすると、その段階で希望するセッションが満席だったということになりかねないと思いますので、短期決戦です。抽選後、当選者にはメールを送りますので、それに従ってその場で空きのあるセッションを申し込んでいただくということになります。だから、どうしても聞きたいセッションは、やはり月曜に入金して申し込んでいただくのが確実ですが、いずれにしても、申し込み状況を見ながらうまくやってください(オークションみたいだ)。それで、申し込みは月曜からだろうと思ったら、今時はインターネットバンキングってことが可能なので、一般申し込みやMOSAからの申し込みを始めている人がいます。よろしくお願いします。
==================プレゼント
「Mac OSデベロッパーセミナー」の受講チケット(3枚)
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申し込み方法:<msyk@locus.co.jp>宛にメールをする
メールのタイトル:【セミナーの受講チケット】を希望
==================プレゼント
「Mac OSデベロッパーパーティ」のチケット(5枚)
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申し込み方法:<msyk@locus.co.jp>宛にメールをする
メールのタイトル:【パーティのチケット】を希望
<共通項目>
メールの本文には、名前、住所、郵便番号、当選時の公表名、を記載
メールは、MDOnlineに登録のメールアドレスから送付してください
複数のプレゼントを御希望の場合は、それぞれ個別にメールをしてください
締め切り:2001年1月23日(火曜)到着分のみ
なお、受講チケットは、通常の発送プロセスで送られるので、2/15ごろに郵送される予定です。パーティのチケットは、もしかすると当日渡しになるかもしれませんが、当選された方には追って連絡をするという形態になります。あと、パーティチケット当選者は、必ず「連絡用BBS」に出席することを書いて、できれば(笑)盛り上げて下さい。
◇Mac OSデベロッパーセミナー
http://cserver.locus.co.jp/expo2001dev/
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
Paradigma Softwareは、データベースエンジンのValantinaのテクノロジーリリース1.8.7をリリースした。データベースエンジンに相当するアプリケーションがCarbon対応となり、Mac OS Xのネイティブな実行環境での稼動をサポートするようになった。データベースエンジンは、AppleScriptからの利用ができるが、その他の開発環境からの利用は、対応するSDKを購入する必要がある。「Valentina for Java」は、Java言語で作成するプログラムからValentinaへのアクセスを可能にするもので、価格は$299だ。クロスプラットフォームライセンスで、Mac OSとWindowsで利用できる。データベース接続は独自のクラスを使うタイプで、JDBC形式ではない。ベータ版としてリリースされていたが、1.8.7のリリースからは正式版となっている。「Valentina for Director release 1.8.7」はShockwaveのプロジェクトのダウンロードに対応した。「Valentina for REALbasic 1.8.7」はMac OS X対応となっており、REALbasic 3.0でのCarbonアプリケーション作成にも対応する。
関連リンク:Paradigma Software
カテゴリ:データベース
Aaron Bratcher氏が製作するデータベースからのレポート作成ツール「db Reports 2.3」がリリースされている。db Reportsは、データベースからデータを取り出し、レポートとして整えるツールで、ページのヘッダやフッタ、レポートのヘッダやフッタに加え、ボディパートがレコードの数だけ繰り返されて一覧表などの印刷を行うことができる。接続できるデータベースはREALbasicのデータベース、ODBC、OpenBase、Oracle、PostgreSQL、Valentina、4Dで、Ver.2.3では新たにMySQLが加えられた。また、アカウント名やパスワードをファイルに保存できるようになった。ソフトウエア自体は、WindowsのデータベースソフトであるAccessのレポート機能のような雰囲気と言えばよいだろうか。プレビューと印刷ができる。
関連リンク:AB Data Tools
カテゴリ:データベース
REALbasicの次期バージョン、Ver.3.0のベータ版がさらにリリースをあげた。3つ目のリリース3.0b3が公開されている。新しい機能としては、「アプリケーションサポート」フォルダへの参照を得る関数が組み込まれた。また、データベース接続のためのプラグインが内部に組み込まれなくなり、別々に供給されるような形となった。その他はバグ修正などとなっている。また、プラグイン作成に必要な素材が含まれている「REALbasic Plug-ins SDK」も、Ver.3.0.1a1にバージョンアップしている。データベース接続のためのプラグインを作成するためのドキュメントが追加されるなどしている。このバージョン表記は、Ver.3.0のRelease1のAlpha1ということだそうだ。REALbasic 3.0では、2.X向けのプラグインも基本的には利用できるとしている。
関連リンク:REALbasic 3.0b3
カテゴリ:REALbasic
Mac OS 9.1のSherlock 3では、「エンターテイメント」チャンネルが追加されているが、プラグインは初期状態では組み込まれていないことが、Tech Info Library-Jに掲載されている。利用する時に、自動的にインターネットを通じてプラグインがダウンロードされる。もし、されない場合には、いったん別のチャネルで検索を行い、「エンターテインメント」チャネルに切り替えると、プラグインのダウンロードを始める。
関連リンク:Mac OS 9.1: Sherlock 2 のいくつかのチャネルが空欄のようです
カテゴリ:Tech Info Library-J, Mac OS 9
ソフトウエアのコピープロテクトおよびライセンス管理を行うツールを提供しているWIBU-SYSTEMSは、「WIBU-KEY」のドライバのVer.3.0をリリースし、Mac OS Xに対応した。WIBU-KEYは、USB端子などに接続するハードウエアと、ドライバなどのソフトウエアをセットにしたものだ。ハードウエアをセットしないとソフトウエアを起動できなくすることによって、不法コピーを防止し、ライセンス以上の利用を妨げるためのものである。Mac OS 9でも利用できる。ドライバのバイナリは、CFMおよびMach-Oで供給されている。Windows版のドライバもあり、認証のためのハードウエアはさまざまな端子に接続できるようになっている。
関連リンク:WIBU-SYSTEMS
カテゴリ:周辺機器
2001年1月19日に、別掲の記事に紹介したもの以外にTech Info Library-Jに掲載された文書をまとめておく。Mac OS 9.1関連の記事は英語版のもので既報であるので、リンクだけを示した。また、これら以外にMac OS 8.5関連の文書など数多くの文書が更新されている。
◇Mac OS 9.1関連の新規に公開された文書
◇106100JN:Mac OS 9.1: セレクタから AppleShare のクライアントが見えません
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106100
◇106099JN:Mac OS 9.1, AppleShare IP 6.3: Mac OS Server Admin のインストール
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106099
◇106098JN:Mac OS X Public Beta, Mac OS 9.1:“Classic”環境は Mac OS 9.1 で動作しません
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106098
◇その他の新規に公開された文書
◇58585JN:PowerBook (FireWire), PowerBook G4 and iBook (FireWire): サポートしている FireWire 装置の最大数
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58585
63台だが、1つのチェーンは16台。供給できる電力は6W。PowerBook G4のFireWire端子も従来機と基本性能は同じ。
◇88052JC:iBook (FireWire) Battery Update 1.0: Read Me
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=88052
iBookのバッテリの問題を解決するアップデータについての説明文書。
◇55743JN:Common System Error Messages: 一般的なシステムエラーメッセージの意味と問題の解決方法について
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=55743
タイプ1のエラーなど、よく見られるシステムエラーのいくつかについて、考えられる原因などをまとめたもの。
◇58749JN:USB: ピンアサイン
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58749
◇58751JN:Apple Display Connector: ピンアサイン
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=58751
関連リンク:Tech Info Library - Japan
カテゴリ:Tech Info Library-J