“Special Apple Event”と聞いて、新しいシステムアーキテクチャーに基づくAppleEventの新機能か！？と思った私やあなたは、ちょっと病気気味かもしれません（笑）。突然のiCEOによる発表会がアナウンスされ、しかも、Macworld Expoなどの基調講演並みにWebキャストまでやるとなると、何が出てくるのかおのずと期待してしまいます。ゲバ評ではiMacの新モデルという話が多いのですがどうでしょうか。日本時間では未明にプレゼンテーションが始まるので、私も含めて夜更かしする人が増えるのは確かでしょう。
MDOnlineは9月20日に創刊号を出し、2週間が経過しました。その間、平日は毎日配信することができ、無事に新しい月に突入することができました。これも購読者のみなさんの御支援があるからこそです。今後ともよろしくお願いします。
（新居雅行 msyk@mdonline.jp）
10月5日にクパチーノで「Specail Apple Event」が開催されることが、以下のページで公開された。時刻は現地時間の10時からなので、日本では10月6日午前2時からということになる。QuickTimeでストリーミングが行われる予定だ。アップル社暫定CEOのスティーブジョブズ氏がホストをつとめること以外は何も公開されていない。9月のフランスでのエキスポで次期iMacの発表があるとうわさされながら何もなかったことを考えれば、クリスマス商戦を前にしたこの時期にiMacの新世代機の発表があってもおかしくはないという考え方もできる。いずれにしても、要注意のイベントだ。
関連リンク：Specail Apple Event
カテゴリ：業界動向
Netscape Communicator 4.7英語版がダウンロード可能になった。また、公開が遅れていたリリースノートも参照できるようになった。4.7での変更点は、2000年問題へのテスティングと確認、AOL Instant Messenger 3.0のバンドル、Shop@Netscapeにすぐに移動できるボタン、ラジオサービスへの対応、Real Player G2、Flush 4.0対応などとなっている。また、1024ビットのKEYGENや、56ビットのDES暗号化のUSおよび輸出版も追加された。以上のように、周辺ソフトがアップグレードされるなどの措置が中心で、基本的な機能についてはほとんど変更はなされていない。
また、Mac版のCommunicatorのJavaの機能も従来のバージョンと変化はない。JDK 1.1.5のサポートとなっているが、デリゲーションイベントモデルなどJDKの重要な機能がCommunicatorのJava VMには組み込まれておらず、不完全なJDK 1.1対応Java VMとなっている。そうした状況を打開すべく、Mac OSに組み込むJava VMのMRJを使うプラグインが現在開発されている。
Communicator 4.7 Release Notes
http://home.netscape.com/eng/mozilla/4.7/relnotes/mac-4.7.html
関連リンク：Communicator 4.7のダウンロード
カテゴリ：ブラウザ, 各種プロダクツ
Tech Info Libraryに「25008：Font First Aid: "An Error Occurred" When Scanning」という文書が追加された。Mac OS 8.6でのフォントの問題（FONDリソースや文字の高さなど）を解決するFont Manager Update 1.0には、フォントファイルの修復を行うFont First Aidが含まれている。それを実行させたときに、エラーが発生することがある。Font First Aidは、「アピアランス」コントロールパネルの「サウンドトラック」の設定をなしにしておかないと、このようなエラーが出るので、アピアランスの設定を変更して利用するようにということが記載されている。また、必要な機能拡張が組み込まれているかを調べる必要がある。Font First AidはFont Manager Update 1.0で組み込む機能拡張がインストールされている状況でないと機能しない。
関連リンク：Font First Aid: "An Error Occurred" When Scanning
カテゴリ：Mac OS 8, Knowledge Base（旧TIL）
Technical Q&Aに「Setting a UserPane's feature」という文書が追加された。ダイアログボックスで使うカスタムUserPaneを作ったところ、GetControlFeaturesを利用しても意図する値が戻されない場合の対処について記載されている。組み込んだ機能や意図したい動作に応じて、Control Features Bitsの値を自分で設定しないといけなく、そのための定数がControls.hに用意されている。また、リソースとしてCNTLリソースの初期値にControl Features Bitsの設定を含めなければならないことが書かれている。
関連リンク：TB 64 - Setting a UserPane's feature (27-September-1999)
カテゴリ：Mac OS 8, Technical Q&A
Appleより公開されているTech Info Libraryで、1999年9月30日付けで以下の文書が更新されている。以下のリストの左端が文書番号なので、記事の末尾にあるリンク先にジャンプし、その番号を手がかりに検索をすると良いだろう。
70099：WebObjects 3.1 Patch 1 Overview
58324：USB Enabled Macintosh: ADB AppleVision Display Support
58285：Power Macintosh G3 (Blue and White): Error When Installing Imation Superdisk 1.2 Driver
58460：Power Mac G4 (AGP Graphics) : Crash When Launching Drive Setup
30655：Directory of USB Products Available on the Web
60432：iBook: How Programmable Function Keys work
58012：iMac: Infrared Communications
58449：PowerBook G3 Series (Bronze keyboard): Restoring Battery Functionality After Deep Discharge
58463：iBook: Information on Sound Capabilities
◇iBookのファンクションキー
「60432：iBook: How Programmable Function Keys work」は、iBookでのファンクションキーに機能を割り当てる方法が簡単ながら示されている。キーボードコントロールパネルを使って、ファンクションキーに機能を割り当てるのだが、F1〜F6には初期状態で機能がすでに割り当てられているようだ。
関連リンク：Tech Info Library
カテゴリ：Knowledge Base（旧TIL）