QuickTimeの期限切れにはまっていました…いやはや、なんで起動しないのかとか、あれこれ入れ替えてみて、状況を把握したという次第です。しかし、最初は起動すると画面が真っ白になってしまい、ちょっとびびってしまいました。SoundStickのためのようなのですが、はずして起動ができるようになったものの、結局システムを入れ替え、再度QuickTime 5を入れてやはり同じ症状になることなどを確認した次第です。さっきまでPreview 5のダウンロードができたのですが、今見に行くと、ダウンロードはできなくなっていますね。Tech Exchangeでも議論彷佛ですが、英語版のPublic Preview 3を使っている方もいらっしゃるようです。とりあえず、アップルのサイトでは、Preview版のダウンロードはできなくしてあるものの、問題があったことなどの釈明や、新しいバージョンのアップロードはまだみたいです。
ところで、Mac OSデベロッパーセミナーですが、今日、主催関係者が下見に行ったら、実は100人以上は軽く入れるような相当でかい部屋だったそうです。とりあえず、定員を気にしながら、びびりながら(笑)募集はしていましたけど、もう、たぶん、そんなこと考えなくてもいいでしょう。というわけで、引き続いて前売りはしています。ただ、事前にチケットを郵送する期限は切れていますので、チケットは当日渡しになります。MDOnlineの読者の方々は、以前にお知らせした手順で申し込んでいただければ、割引価格でチケットを購入いただけます。ただし、郵便振替の入金は時間がかかることもあるので、申し込みの返事にも記載してありますが、入金したことを証明してもらう書類を見せていただくことになりますから、よろしくお願いします。また、パーティの方も、よろしくお願いします。
Mac OSデベロッパーセミナー
http://cserver.locus.co.jp/expo2001dev/
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
QuickTimeの時期バージョンVer.5のプレビュー版がリリースされているが、日本語版の使用期限が2001年2月15日に切れる。起動すると、「Sound Manager extension has expired」「QuickTimeの期限が切れました」「QuickTime MPEG機能拡張の期限が切れました」などといくつかの警告メッセージが表示される。そして、QuickTimeなどはもちろん、サウンド関連の機能が正しく動作しなくなる。筆者のシステムでは、SoundStickを接続した状態で起動しなくなってしまった。スピーカとのUSB接続を取り除くことで起動するようになった。QuickTime関連はもちろん、「サウンドマネージャ」機能拡張がも機能しなくなるようで、いずれにしてもきちんと機能しなくなる。
使用期限を延長したものを公開するとWebサイトにはアナウンスしているが、執筆時点ではアップデート版の登録は確認できなかった。安全な対処方法は、QuickTime 4.1.2をインストールすることだ。機能拡張マネージャで、QuickTime 5 Public Preview関連の機能拡張を使用しないようにしておき、QuickTime 4.1.2をダウンロードなどして、古いバージョンを再インストールすればよい。
いずれにしても、QuickTimeのような基本機能が「使用できなくなる」という事態は、どう割り引いたところでアップルの対応に疑問を抱かざるを得ない。得に、Preview版を思い切って使っているようなユーザに対しての仕打ちとしては厳しすぎないだろうか。こうした本来とは違う部分で、「Preview版は使わない方がいい」といった消極的な意見が蔓延することに心配してしまう。
関連リンク:QuickTime 5 Public Preview
カテゴリ:QuickTime
アスキーは、Basic言語による開発ツール「REALbasic 3」の暫定日本語版を公開した。一部に英語の表記などは残るものの、おおむね日本語化されているものだとしている。暫定版で作成したプロジェクトはそのまま正式版でも利用できる予定とのことで、おそらくは今週の最初にリリースされている英語版の正式版をもとにローカライズを行っているものと思われる。日本語版は2001年2月末に正式版を予定しており、発売と同時にライセンスの販売も開始する。
関連リンク:REALbasic 3
カテゴリ:REALbasic
WWDC 2001の募集が開始された。WWDCはAppleが主催して行うMacintoshの開発者向けのカンファレンスで、100以上の詳細なセッションが開催される。新しい技術や、既存のテクノロジーを深く掘り下げたもの、あるいは将来技術などを含め、開発者はぜひとも参加したいイベントである。今年は、2001年5月21日から25日にかけて、サンノゼコンベンションセンターで行われる。参加費は$1595、ADC SelectおよびPremier会員は$1395となっており、昨年より$200値上がりしている。なお、ADC Premier会員は1名分の入場券がADC会費に含まれている。なお、先着1500名の登録者には、Mac OS Xのレザージャケットがプレゼントされる。
セッション内容はまだ明らかにされていないが、AquaユーザインタフェースでのMac OS X向けのアプリケーション作成、Quartz、OpenGL、QuickTimeといったグラフィックシステム、WebObjectsによるWebベースのアプリケーション作成、Project Builderなどの開発ツール、Carbon、Cocoa、Java、BSDといったMac OS Xのネイティブの実行環境、AppleScript、Darwin、ハードウエア、国際化、ネットワーク、セキュリティといったテーマが記載されている。Mac OS Xの発表の直後だけに、新しいOSに関する確定した情報が得られることは十分に期待できる。また、Mac OS Xの今後の方向性のようなものも、場合によっては話されるかもしれないが、そのあたりは未知数だ。Mac OS Xに対して模様眺めする時期はすでに終わっている。また、実際に開発にどっぷりと浸かっている開発者も多くかけつけるだろうから、ホットな議論も交わされるかもしれない。
なお、ツアー関連の情報は現在は何も掲載されていない。WWDC 2000では、日本でもツアーの募集があったが、一部の参加者が大変な思いを行き帰りにしたことは、MacWIREの記事でも紹介されている。ツアーがどうなるかももちろんだが、せっかくならレザージャケットがあるうちに申し込みたいと思ったりもするところだ。
関連リンク:WorldWide Developers Conference 2001
カテゴリ:イベント