Macintosh Developer Online (MDOnline)


2001年3月30日発行号 - REALbasic for Dummies発売



本日は、Browsing Mac OS Xは小休止させてもらいます。今日は花粉の飛散量が多いのか、体調があまりよくありませんが、花粉症の方は同じようにキツい日々じゃないかと思います。Mac OS Xで、サウンドの調整をいちいちシステム環境設定で音の大きさを調整するのが面倒だと思っていたら、いちおう「Dock向け」ということでボリューム調整のユーティリティが出ました。必ず前面に出るウインドウで表示します。だけど、iTunesで再生しているときに調節できるのは、システムの音量ではなく、警告音の方です。だけど、オーディオCDの方で再生させたサウンドは、Volume Docklingで調節できます。一方、Audio CD Docklingのサウンドの大きさはシステム環境設定で調整できません。サウンド関連は、なかなか一概にどうなるか言いづらい状況ですね。
Mac OS XでSoundSticksが使えるのはいいのですけど、iTunesなどに限らず、アプリケーションが起動時に使用した出力装置は、その後に差し換えなどをしても切り替わらないようです。サウンドでバイス自体はプラグ&プレイなんですが、それがアプリケーション側までは実現していないというところでしょうか。こうした細かな点まで対応するのはきっと時間がかかるのだろうなと思ってしまうところです。
なんだか、6時過ぎあたりから、不可解なネットワーク状況です。少し遅れてしまいました。自宅からMDOnlineのサーバに、pingできないと思ったら、同じネットワークにあるものにはpingできるし…で、なんかアクセスが戻ってきました。落ちていないようで一安心ですが、経路の途中の問題なんでしょうか? 発行します。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp


「REALbasi for Dummies」が米国で発売

比較的初心者向けの書籍シリーズであるDummiesシリーズに「REALbasi for Dummies」が加わった。ページ数は360で、ISBN番号は0-7645-0793-1、価格は$24.99である。CD-ROMが付属し、紹介したプログラムやREALbasicのデモ版などが含まれる。筆者はErick Tejkowski氏である。以下のページに目次などが掲載されているが、開発ツールの使い方に加えて、プログラミング、サウンドやQuickTime、プラグインの利用方法、AppleScriptに関すること、データベース利用やプラグインの利用などの章があり、項目の上では網羅的な書籍になっている。サンプルで見ることができる章では、Mac OSでの画面が見えているが、Mac OS Xについての記載もあるので、REALbasic 3の内容であると判断して良いだろう。Amazon.comなどですでに入手可能になっている。

関連リンク:REALbasic for Dummies
カテゴリ:雑誌、書籍, REALbasic


森下克徳の崖っぷちからWebObjects》第12回:〜でたねぇ〜OSX。それでもMac OS X Serverセットアップ・その4

いやぁ〜。でたねぇ〜Mac OS X。世間(というかMac界の媒体)もその話題で持ちきりなんである。さらにこの後、もう少し待つとMac OS X Servserも2.0になる。しかもそいつにはWebObjectsの無制限運用版がついてくるというからもう、楽しみだのなんのって…。

先月の幕張でのEXPO。アップルのブースで次期Mac OS X ServerとWebObjects5のデモを行っていた。お隣同士でマシンを並べてやっていたんだが、そこでおもしろい事に気がついた。それは客層の相違である。Mac OS X Serverの方は、どっちかっていうと、「ふ〜ん。」という感じで、一歩間をおいてみている感じの人が多かった。質問するにしろ、やっぱり「ふ〜ん。」という感じなんである。ところがこれがWebObjectsの方になると雰囲気ががらっと変わっているのである。まず質問に食らい付いたら離れない。私も一つだけ聞きたい事があって後ろから待っていたんだけれど、先に質問した人が物凄い熱意と気迫で、しかも質問の内容がずっと具体的であったりして、後から来た人たちもすきあらば聞いちゃる!という感じで、1秒でも間が開くとデモンストレータをつかまえちゃうというような、一種(いい意味で)殺気立った高揚感をともなった空間が展開されていて、おかげで私が質問できたのはとうとう1時間も待ってからだった。その間、別の人との受け答えを聞いていたのだが、いろいろ勉強になってそれだけでも良かったんだけどね。そして何より、デモンストレータがいろいろ操作する度に、やっぱり画面の動きを見ているだけで楽しくなる。特にいろんな人が今までも言っていたけど、Dockがビョンビョンするところなんか、いいよねえ。きっと、機能としてはWindowsNT版でも同じなんだろうけど、これで仕事してて楽しい=生産性があがるのは、Mac OS X Serverならではだろうなあ。

ところで次期Mac OS X ServerはDarwinを基盤にしたMac OS Xを基礎にしたものになる。現行のMac OS X ServerはRhapsodyと呼ばれるものだが、Terminalからいろいろなものをコンパイル、インストールしていると、頻繁にこの「Rhapsody」が画面を流れて行く。こいつがなくなると思うと、ちょっと寂しい気もするなあ。どうもこのシリーズはRhapsodyへのはなむけと言うかメモリアルと言うか、そんな気がするんであるが、さて本題。

今回はBINDのセットアップである。実はこのBINDの前の版までのセキュリティホールをついた攻撃が、近ごろ広範に行われているようなのである。Linuxではこの事を利用したウィルスもできたようで、まあ本来ならばNetInfoを利用するMac OS X Serverには関係ないところだろうけど、BINDを生かしてDNSの運用をしている人は早急にBIND8.2.3にアップデートしよう。

さて、作業に取りかかる前に確認を。前回OpenUpのインストールでは、「root」で作業する必要があったけど、今回は別のユーザを定義しよう。UNIXの世界では、セキュリティの確保のためにもrootでは極力作業を行わないのが基本である。OpenUpのようにパッケージからGUIを使ってインストールするものは、どうしてもログインパネルからrootでログインする必要があるが、Terminalでコマンドを叩く方法では、rootでログインしなくても良いのである。それならばより安心できるroot以外のユーザで作業をした方が良いと言うものだ。

まず、ユーザを作ろう。このユーザはWheelグループに入れておくように。つぎにそのユーザでログインして、OmniWebを立ち上げ、StepWiseに行こう。今回必要とするパッケージは、以下のアドレスにある。

 http://209.198.73.140/Apps/WebObjects/Softrak.woa/4/wadisplayPackage?package=1422&os=10

からアクセスできる。アクセスしたら、英語の解説を読んでみよう。これから先の作業は、英語から離れる事はできない。なんとかしようとおもう根性がないと、たぶんインターネットにつなぐサーバは運用して行けないと思った方がいい。ゲーム開発の世界では日本語が標準語だそうだが、インターネットの世界では英語が標準語なんだから仕方のない事だ。あきらめて自分が英語がわかるようになった方がずっと早い。

ではbind-8.2.3-macosxs.tar.gzをダウンロードしよう。転送が終了したら、前回インストールしたOpenUpが自動的に解凍してくれるはずである。

さあ、次はいよいよインストールするぞ…。
[森下克徳]

カテゴリ:Mac OS X Server, 崖っぷちからWebObjects


CD-ROMでのエイリアスの動作と、エイリアスがボリュームを検索する手法

ハードディスクからCD-ROMに書き込んだエイリアスが、場合によってはオリジナルを特定できなくなる点についてのTechnical Q&Aが公開されている。エイリアスは、ボリュームを特定するために、ボリューム名、ボリュームの作成日、そして、ハードディスクかあるいは取り出し可能かなどのボリュームの形態を記憶している。エイリアスのオリジナルを特定する場合には、これらの3つの情報をマッチさせて検索している。だが、完全に一致がない場合には、まず(1)名前と作成日が同じものを探し、次に(2)作成日と形態が同じものを探し、さらに(3)名前と形態が同じものを探す。つまり、3つの情報のうち、2つの情報が合致するものを探すことになる。HFSボリュームをCD-ROMにコピーした場合、そのCD-ROMのボリューム名と作成日がハードディスクと一致していたのであれば(つまり(1)の条件に合っているのなら)、その中にあるエイリアスにとってはボリュームをそのCD-ROMであると特定でき、オリジナルを検索できる。しかしながら、なんらかの理由で、ボリュームの作成日が異なってしまうと、エイリアスの解決はできなくなってしまう。ちなみに、(2)の条件でのボリューム検索を行なうことで、ハードディスク名を変更してもエイリアスはボリュームを見失いことはない。(3)のような条件でも特定できるようにしていることで、ネットワークボリュームのような作成日情報が変動するボリュームに対するエイリアスも機能するようになっている。

関連リンク:OPS05:Disconnected aliases on CD-ROM and Alias Manager
カテゴリ:Technical Q&A, 周辺機器


TIL,TIL-J》Mac OS XのFinderやDock関連の文書、Mac OSにはない様々な操作など

Tech Info LibraryおよびTech Info Library-Jに掲載された文書のうち、Mac OS XのFinderやDockに関わる文書を集めてみた。Mac OSにはない様々な機能や操作がある。以下はその文書へのアドレスと要約だ。

◇Mac OS X 10.0: Available/Used Disk Space Does Not Appear in Show Info
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106242
Finderの情報ウインドウは、デスクトップ上に表示されたドライブのアイコンを選択してドライブの情報を表示させた場合、利用可能な容量や空き容量についての情報は表示されない。これらの上方を参照したいときには、Finderのウインドウに表示されたボリュームのアイコンを選択する必要がある。

◇Mac OS X 10.0:「情報を見る」は、1 つのダイナミックウインドウを利用する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106148JC
◇Mac OS X 10.0: Show Info Uses One Dynamic Window
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106148
Finderで項目を選択して「ファイル」メニューから「情報を見る」を選択すると、情報ウインドウにその項目の詳細な情報を表示できる。このウインドウは、常に1つだけが表示される形式になっている。複数の項目についての情報を並べてみたいのなら、Grabという画面ショットを作成するアプリケーションをうまく使えばよいということが説明されている。

◇Mac OS X 10.0: 書類ファイルをダブルクリックしても正しいアプリケーションでオープンできないことがあります
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106171JC
◇Mac OS X 10.0: Double-Clicking a Document Does Not Always Open the Correct Application
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106171
書類とアプリケーションの関連づけは、ファイルタイプとクリエイタで行なわれているのは、Mac OSと変わりはない。拡張子によって関連づけも行なわれるが、基本はファイルタイプなどの設定が必要になる。そのため、文書のアイコンをダブルクリックしても適切なアプリケーションが起動するとは限らない。場合によっては書類ファイルの情報ウインドウを表示し、ポップアップメニューで「アプリケーション」を選択し、「特定のアプリケーション」を選択して、その書類を起動するアプリケーションを設定する必要がある。

◇Mac OS X 10.0: Mac OS 標準フォーマット (HFS) のボリュームには英数字名を使用してください
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106196JN
◇Mac OS X 10.0: Use Roman Characters Names on Mac OS Standard (HFS) Volumes
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106196
HFS(標準フォーマット)のボリュームではファイル名やフォルダ名には英数字しか使えない。日本語の名前をつけることはできないし、最初からついていた場合には、ファイルのコピーなどでエラーが出る。基本的にあHFSではなく、HFS+でフォーマットしたドライブを使うべきだろう。

◇Mac OS X 10.0:「コンピュータ」ディレクトリのハードディスクボリュームのエイリアスを作成できない
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106202JC
◇Mac OS X 10.0: Cannot Make Alias of Hard Disk Volume in Computers Directory
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106202
Finderのいちばん上位にあたり「コンピュータ」のところにボリュームの項目があるが、そこにボリュームのエイリアスは作成することはできない。「コンピュータ」の箇所のアクセス権がファイル作成可能になっていない。ボリュームのエイリアスを作成するには、その項目を別のフォルダやデスクトップにドラッグ&ドロップすれば良い。Command+optionをおしていなくても、単にドラッグすることでドロップ先にエイリアスが作成される。

◇Mac OS X 10.0: コンテクストメニューと Dock ポップアップメニューを使用する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106203JC
◇Mac OS X 10.0: Using Contextual and Dock Pop-Up Menus
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106203
フォルダをDockの区切り線とゴミ箱の間にドラッグすれば、フォルダの項目をDockに追加できる。その項目をクリックするとFinderで開く。また、control+クリックで、フォルダの内容がポップアップしたメニューに一覧される。そのメニュー内にフォルダ項目があれば、さらに階層化して表示される。(なお、Dock内の項目をマウスボタンで押し続けても、ポップアップメニューが表示される)

◇Mac OS X 10.0: Dock 内ではサブメニューのエイリアスは動作しません
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106207JC
◇Mac OS X 10.0: Submenus Not Provided for Folder Aliases in the Dock
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106207
Dockに登録したフォルダ項目からのポップアップメニュー中では、フォルダのエイリアスがあっても、そのオリジナル項目のフォルダの中身までは表示しない。

◇Mac OS X 10.0:「リスト」や「カラム」表示の設定が保存されないことがある
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106204JN
◇Mac OS X 10.0: List and Column View Settings May Not Be Retained
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106204
リスト表示での日付け順に並べ替えた設定や、あるいはカラム表示での幅などの設定を記録しない場合がある。これについては、Mac OS Xの将来のバージョンで修正される予定だ。

◇Mac OS X 10.0: Command + Option + ドラッグのキーコンビネーションを使用する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106210JC
◇Mac OS X 10.0: Using the Command-Option-Drag Key Combination
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106210
ファイルをアプリケーションにドラッグ&ドロップする時、通常はアプリケーションが認識できる形式のファイルだけが、ドラッグ&ドロップ可能となり、ドラッグ中にアプリケーションのアイコンが反転して反応する。だが、Command+optionキーをおしながらドラッグ&ドロップすることで、無条件にどんなファイルでも、アプリケーションに対して開くように指示を与えることができる。ただし、アプリケーションはどんなファイルでも開くとは限らないのでアプリケーションの機能に依存するが、状況によってはアプリケーションとの関連付けがきれてしまった書類ファイルを開く方法として活用できるだろう。

◇Mac OS X 10.0: Generic Folders Appear in the Dock and Applications Folder
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106241
アプリケーションがフォルダのアイコンとして、ApplicationsフォルダやDockの中で見えてしまうというトラブルの対処方法が掲載されている。ホームフォルダにあるLibraryフォルダの中のPreferencesフォルダにあるLSApplications、LSClaimedTypes、LSSchemeというファイルを削除して、ログアウトし、再度ログインを行なうと解決するとしている。ファイルの除去は、HFS+ボリュームであれば、Mac OS 9.1で起動しても行える。

カテゴリ:Tech Info Library-J, Knowledge Base(旧TIL), ユーザインタフェース


新しい方のアプリケーションのアイコンが更新されない場合の対処方法

Technical Q&Aに、アプリケーションアイコンが更新されない点についての解答が掲載されている。Mac OSのアプリケーションは、BNDLリソースとアイコンリソースの情報を、ボリュームのデスクトップデータベースにコピーすることで、そこからFinderが情報を取り出してアイコン表示をする。そのため、あるアプリケーションの新しいバージョンを作成したとして、そこでアイコンを違うものにしても、クリエイタが同じなら、古いアイコンで新しいアプリケーションを表示してしまう。Finder情報のビットでBNDLリソースをデスクトップに強制的に追加もできなくはないが、確実にアイコンを変更する方法としては、古いアプリケーションを消し去り、デスクトップを再構築するということになってしまう。

関連リンク:OPS03:Desktop Using Icons from Old Versions of Applications
カテゴリ:トラブルシューティング, Technical Q&A, ユーザインタフェース


ドライバソフトなどでシステムヒープをより多く確保する方法

Mac OSで動作するドライバで、より多くのシステムヒープを使いたい場合の方法がTechnical Q&Aで掲載されいてる。メモリを実際に多く使いたいのであれば、INITリソースでメモリを確保するという方法もある。また、syszリソースを利用して、システムヒープを広げて、NewHandleSysでシステムヒープにメモリを確保するということも可能である。

関連リンク:OPS02:Expanding the System Heap
カテゴリ:Technical Q&A, Mac OS 9


Mail Import ScriptはNetscape Communicatorのメールもコンバート可能

各種メールソフトのメールメッセージを、Mac OS Xに付属するメールソフトのMailにコンバートする「Mail Import Script」について、実際に使えたという続報を、読者のudonさんからもいただいた。Netscape Communicator 4.7にある1MBほどのメールボックスを、約4分ほどかかってMailの側に移動できたそうだ。Mac OS Xで稼動してうまくいっているそうである。マシンは、Power Mac G4の400MHzのものだ。なお、4万通ほどのメールボックスをコンバートしようとしたけども、6時間以上放置しても終了しなかったので、そのコンバートはあきらめたそうだ。

関連リンク:Mail Import Script 1.0.5
カテゴリ:


Mac OS Xでボリューム調整とオーディオCD再生を行うDock向けユーティリティ

On-Core社はDockで使うと便利なユーティリティを2種類リリースしている。1つはサウンドのボリュームをコントロールする「Volume Dockling」で、Dockから呼び出すとウインドウでボリューム変更ができる。ファンクションキーでのボリューム変更が現状のMac OS Xではできないだけに、便利に使えるだろう。もう1つは、オーディオCDプレイヤーの「Audio CD Dockling」である。いずれもフリーソフトだ。

関連リンク:On-Core社
カテゴリ:ユーティリティ


cronの設定ファイルをGUIで編集可能なツール

CronniXはSven A. Schmidt氏によるcronの設定のユーティリティだ。フリーソフトとして配付されている。cronはコアOSレベルで稼動するデーモンで、一定時間ごとに作業を行なうような用途に使われるものだ。たとえば、1日1回、システムの状況を調べてメールを送るといった機能がFreeBSDなどでは最初から組み込まれているが、そうした機能を実現するのがcronである。時間設定と、それによって行なう作業をたとえば/etc/crontabというテキストファイルに記載するが、その設定をGUIプログラムで行えるようにしたのがCronniXである。ただし、crontabファイルの書式をある程度知ったうえで使う必要があるだろう。

関連リンク:CronniX Release Notes
カテゴリ:ユーティリティ