Macintosh Developer Online (MDOnline)


2001年7月25日発行号 - 新製品のプレス説明会



ファイルメーカーProが今日発売です。さきほどさっそく買いに行きましたが、実は昨日にザコンのMAC館に閉店まぎわに行ったら、並べる準備をしていました。売ってくれと言ったら、明日からの発売だとあっさり言われたので、今日購入した次第です。Windows版は昨日の段階でもう販売していたのになぁ。ねじ込んでみれば売ってくれたも知れないけど、今日もどうせアキバを通るので、まあいいかなっと。ちなみに、ユーザの方にはアップグレードの案内が行っているかと思いますが、そちらで注文するよりショップでアップグレードパッケージを買う方が安いですね。郵送されてきた直接のアップグレードだと送料が入っているのでしょう。ショップで買えば、ポイントとか付く場合もありますし、秋葉原電気まつりの抽選券ももらえるし(笑)。そういえば、最近は、GoLiveとかAcrobatとかも、アップデートの案内の金額より、ショップでアップグレードパッケージを購入した方が安く済みますね。コスト的には逆のような気がしますけど、やっぱり販売店で扱ってもらうにはそういうことになるのかもしれません。
昨日、報告したコンピュータウィルスですが、相変わらず、どかどかとやってきます。80通をこえました。どれも200KBをこえるサイズで、一部は1MBを超えています。今日はアップルでプレス説明会があったので、みんなにウィルスを見せびらかしていたのですが(笑)、まあ、困ったものです。同じところからまとめて何通も送られてくるけど、それって感染を気付いていないのかも知れません。ただ、Fromのところに感染しているとは限らないですから、まあ言っても同じなのかも知れませんね。で、From欄はほぼすべて女性の名前になっているのも特徴なんですけど、これって偶然なんでしょうか。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp


新しくなったPower Mac G4とMac OS X 10.1に関するプレス向け説明会が開催(1)

2001年7月25日、先週のMacworld Conference & Expoでの新機種発表を受けて、日本でもプレス向けの説明会がアップルコンピュータ本社で開かれた。説明会に先立って、基調講演でも流された新しいPower Mac G4などのアドバンテージを説明するビデオが流された。
マーケティング本部長の大宮氏からの話から始まった。現在のMacintoshのラインナップを4つに区切ったマトリックスを見せ、今日の内容は、ハードウエアが2製品、ソフトウエアのプレビューが2つ、ソフトウエアの発表が1つと概説した。iMacについてはデジタルハブの中核としての位置付けを示し、さまざまなデジタル機器利用や、インターネットへのかかわりを示した。携帯電話ではWeb参照はできるけどページ作成はできない、コンポでCDを作成できてもMacを使えば高度な利用ができると言った違いを説明した。発表されたiMacの一部はすでに店頭出荷を開始しており、3ファミリー、6機種を発売した。700MHzは8月下旬に出荷予定となっており、正確な日付は追って発表される。そして、Power Mac G4の説明に移った。デザインを一新し、Pro create.というメッセージを伝えている。Macintoshクロックのアップが緩やかだと言う批判もあったが、従来の最上位機種のクロックをいちばん安価なモデルでのスペックにし、中間の機種でSuperDriveを搭載するなど、大幅に機能アップを実現したことを強調した。そして、Mac OS X 10.1のプレビューについて説明した。パフォーマンスの改善やデジタルハブ機能の強化などの向上点を説明した。製品発表は出荷時期が決まった時に改めて行う。そして、Mac OS X 10.1で稼動するiDVD2についてもプレビューを行ったが、モーションメニューやバックグランドエンコーディングなどの機能が実現したことを説明した。これまでのMac OS XではMac OS 9でできていたことの追っかけという様相もあったが、iDVDはMac OS Xでより進んだことができるといった位置付けになっている点も示した。AppleWorks 6.2についても説明された。また、プロフェッショナル市場拡大に向けて、ソリューションパートナーや直販体制、法人向けビジネスリース、サポート製品の提供など、アップルが力をいれて取り組んでいることを強調した。

続いて、マーケティングの鯉田氏より、Power Mac G4についての説明が行われた。マーケットとしてはプロのクリエイタで、生産性を高めるというニーズに答えたものであり、DVDオーサリングをより効率的に行えるようにするといった点も狙ったものである。QuickSilverは水銀の別名という話もあった。クロックアップだけでなく、すべてのモデルに256Kのオンチップ2次キャッシュ、そして上位マシンでは2MBのデュアルL3キャッシュを搭載するなど、パフォーマンスを高めている。また、Photoshopを使ったパフォーマンステストでは、Pentiumより高速であることが示された。さらに、従来の733MHzと新しい800MHzのデュアル版では70%もの高速化を実現している。グラフィックスチップのGeForce 2 MXとGeForce 3のパフォーマンスにも倍近い違いがあり、また画質を高めてもパフォーマンスの低下がないことを説明した。さらに、Mac OS Xのマルチタスクなどの機能によってパフォーマンスの向上につなげている。Mac OS Xが稼動するデュアル800MHzのマシンでのデモが行われた。MPEGのエンコードをマルチプロセッサで処理をしながら、ムービー再生やiTunesのビジュアルエフェクトを行っても、処理がもたつかないことが示された。
Power Mac G4のシステムアーキテクチャについて説明されたが、基本的には従来とは変わらないとした。133MHzのシステムバスで、1GB/s以上のスループットであり、PCIも最大215MB/sのスループットとなっている。シンプルになったマザーボードにより、高速化も実現している。拡張性についても高いものとなっており、従来通り本体側面を開けて拡張作業などができる。ポート類は従来と変わらない。従来との違いについて、最上位機種では、2台のモニタを同時に利用できるビデオカードが搭載されており、64MBのVRAMを2台で半分ずつ使うことができる。一方がADC、もう一方がVGAのコネクタとなっている。また、ディスプレイのラインナップをすべて液晶にした点についての利点についての説明がされた。カラー領域(ガモット)は、17および22インチ液晶はCRTとほぼ同等となっている。液晶モニタに対応したキャリブレーションツールとして恒陽社から発売されている。また、ADCコネクタのディスプレイを2台同時に使う方法も説明された。
制作現場では、1つのものをいくつかの媒体にのせるといったクロスメディア化が進んでいる。DVDへの書き込みもニーズが出ているが、iDVDによってDVDを簡単に作成でき、DVD Studio Proはプロ向けに提供している。MPEG2のエンコードも従来機の2倍のスピードになっている。そしてラインナップの紹介が行われた。(iDVD2については、SuperDriveを搭載したPower Mac G4ユーザに対して提供されるとなっている。価格や方法などについては現状ではアナウンスはされていない)

関連リンク:アップルコンピュータ
カテゴリ:Power Mac, Mac OS X


新しくなったPower Mac G4とMac OS X 10.1に関するプレス向け説明会が開催(2)

続いてマーケティングの櫻場氏より、Mac OS X 10.1のプレビューについての説明に移った。Mac OS Xは細かなバージョンアップがあり、着実に成長したが、最初のメジャーバージョンアップが10.1である。Mac OS XはMac OSのシンプル、エレガント、UNIXのパワーを持ったOSであるとした。そして、10.1はパフォーマンスの向上、デジタルハブへの対応、ネットワーク機能の拡張、Aquaの進化が特徴である。パフォーマンスの向上はユーザかの数多くの要望が寄せられたポイントであり、アプリケーション起動時間の向上、メニューの軽快な反応、ウインドウのリサイズやリドロー、OpenGLの20%の高速化といったことが実現している。そして、デジタルハブへの対応としては、デジタルカメラなど接続可能な機種が増え、DVDの再生やオーサリングへの対応、FinderからのCD-R/DVD-R作成といったことを実現している。ネットワーク関連としては、AppleTalkでのApple Filing Protocol対応によるAppleShareの利用、SMBクライアント機能、WebDAVベースのiDisk、AirMacの管理機能の対応が行われた。iDiskは今はTCP/IPでのAppleShareを使っているが、WebDAVに変更され、HTTPと同じ仕組みとなりパフォーマンスが向上することが期待できると説明された。また、一定時間なにもしないと切断されるが、WebDAVでは接続し続ける必要はなく必要な時にアクセスする形式であるため、デスクトップにドライブをマウントすることも可能になる。Aquaについての変化として、まずはDock内に小さなアプリケーションがあったが、場所と芸風を変えてメニューに組み込まれた。また、Dockの場所を移動できるようになったり、カラム表示でのカラムの幅をリサイズできるようになった。長いファイル名での複数行表示や拡張子の表示や非表示を指定できるようになった。そして、システム環境設定での機能のグループ化も行われる。
そして、デモが行なわれた(後のQ&Aで質問が出たが、800MHzのデュアルプロセッサで512MBのメモリを搭載したマシンで行われた)。メニューが素早く出てくることがまず示された。Previewアプリケーションでの起動のスピードも示された。Internet Explorerがさくっと起動するといった具合である。また、Finderのウインドウのリサイズに絡むリドローも、マウスに追随可能なことが示された。カラム表示の幅は、カラム境界のしたの部分をドラッグして変更している。個別のカラムやまとめての変更もできるようになっている。ファイル情報に、拡張子を隠すという設定があるが、システム全体に渡っての設定も可能となる。FinderのウインドウにiDiskやBurnというボタンが加わっている。CD-Rをドライブに差し込み少し待つと、フォーマットするかどうかのダイアログボックスが出てくる。フォーマットを選択すると、ブランクメディアとしてCD-Rがマウントされる。そこにファイルのコピーなどを行う。ドライブをゴミ箱にドラッグ&ドロップすると、書き込みがなされる。そして、即座にマウントされる。さらに、メニューバーの時計がアナログ時計になることや、ディスプレイ、サウンド関連の設定を、メニューバーから選択できるようになった。そして、Dockへの出し入れにおいては、ジニーエフェクトに加え、「スケールエフェクト」として、単にサイズが小さくなってDockに格納されるエフェクトがサポートされる。Dockの場所を左右に移動できる。右に移動したら、アイコンはDockに重ならないように移動するようになっている。なお、マシンは最高スペックのPower Mac G4を使ったが、733MHzのマシンでもそれほどそん色なくMac OS Xが利用できることも披露された。
Mac OS Xネイティブなアプリケーションも発売されはじめている。OfficeやファイルメーカーPro、EGWord、Shade、Lightwave 3D、Mayaなどが、ざっと説明された。製品は9月に出荷され、そのときに価格などが示される。アップグレードプログラムの準備も検討中であり、アップグレード方法などこれについても改めて発表される。

Q&Aで出てきた問と答えに付いてもまとめておこう。まずは、Mac OS X 10.1でのPCカード対応についてだが、現状以上の対応が明言されていないという点についてはの質問があった。モバイル向けの機器利用という点での質問であったが、PCカード対応の基本的な部分はMac OS Xに組み込まれており、サードベンダーがドライバを用意するというのが基本姿勢であるといった回答であった。
Power Mac G4のグラフィックカードで2つのディスプレイを同時に使えるが、異なるメーカーのディスプレイを使った場合などのカラーマネージメントはきちんと行われるのかという質問が出されたが、これについては回答を保留ということになった。
Mac OS X 10.1については、Expoの基調講演で「free」と出たが、フリーで入手できるのかどうかという質問では、配付方法についてはまだ確定ではなく、正式に発表する時に明言するとしたうえで、現状でも実費での配付でのアップデートが行われており、また、ソフトウエアそのものでの利益を取る考えもないとのことで、最小限の価格での配付は行われることは示唆された。
Mac OS X Serverについては、10.1へのアップデートがどのように行われるかと言う問いに対しては、詳細についてはまだ決まっていないものの、10.0.4のときのように、OSのアップデートとサーバコンポーネントのアップデートといった形式になることも1つの可能性であるとした。
WebDAVについての質問も行われた。WebDAVサーバへの日本語のファイル名のファイルのやりとりが可能なのか、また、Windowsからの利用やGoLive、Dreamweaverといったオーサリングツールでの利用が可能なのかといった点についても質問をしたが、これらの質問については、現状ではプレビュー版ということで、詳細は答えられないということであった。
Finderでのカラム表示が機能アップされたが、更新日などファイル名以外の順序での並べ替えはできるかという問いに対しては、要望としていただいておくという答えであった。また、プレビューなどのアプリケーションの機能をアップしないのかと言った問いには、基本的にはたくさんの機能を組み込む考えはあまりないと言った答えであった。
Mac OS X 10.1のパッケージにProject BuilderなどのDeveloper Toolsは付属するのかといった問いに対しては、まだプレビュー版ということで、パッケージの詳細については言えないという答えであった。

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WebObjects Overviewが日本語に翻訳されて公開、他の文書も今後に続々と日本語化

WebObjectsのマニュアルの日本語版がついに公開され始めた。公開する予定の冊子のうち、「WebObjects Overview」がPDF公開され、フリーでダウンロードできるようになっている。英語版では公開されており、Fatbrain.comからは印刷マニュアルとしても入手できていたものを日本語に翻訳したものだ。内容は、WebObjects 5の全体的な話となっており、エンタープライズオブジェクトの解説に加えて、WebObjectsで作成できる代表的なアプリケーションであるHTMLベースのもの、Direct To Web、Java Client、Direct Java Clientの4種類の形態についての解説が含まれている。実際の開発ではこれらのうちのどの形態を取るのかということを検討することになるのだが、決定するための指針になる解説もある。WebObjectsをこれから知ろうという人にとっては、全体的な機能概略が理解できる冊子となるだろう。

関連リンク:WebObjects日本語版技術マニュアル
カテゴリ:アップルからの開発資料, WebObjects


TIL》Mac OS X 10.0.4で発生したSSHで接続できない問題はWeb Sharing Update 1.0で解消

Mac OS XでSSHによってサーバに接続しようとした時、「Disconnecting: Bad packet length」といったエラーメッセージが出てしまう時があった。この問題については、Web Sharing Update 1.0で解決されたことが、Tech Info Libraryで掲載された。(SSHで接続できないという問題は、Mac OS XおよびMac OS X Serverを10.0.4にアップデートした時に発生していた。Mac OS XからSSH接続しようとするとエラーが出たのである。クライアント側にWeb Sharing Update 1.0を適用すると、SSHでの接続ができるようになる。)

関連リンク:Mac OS X 10.0: "Disconnecting: Bad packet length" Message When Using SSH
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), ネットワーク, Mac OS X


TIL》Mac OS Xのシステム警告音の追加方法

Mac OS Xでのシステム警告音の追加方法がTech Info Libraryに掲載された。AIFF形式のサウンドファイルを用意し、拡張子は.aifではなく必ず.aiffにしておき、ユーザのホームフォルダにあるLibraryフォルダ内のSoundsというフォルダに入れておく。そうすれば、システム環境設定の「サウンド」で選択ができるようになる。AIFF以外のファイルフォーマットのものをAIFFにするには、Proキーを設定したQuickTime Playerで開き、AIFFでエキスポートを行えばよい。その手順も記載されている。

関連リンク:Mac OS X 10.0: How to Add an Alert Sound
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X


QuickTime Streaming Serverによるストリーミングメディアのホスティングサービス

ティーズ・プランニングは、ストリーミングのホスティングサービスを開始する。2001年8月10日より、50名限定で、試験運用を開始し、4ヶ月の試験運用の後に本サービスへ移行する。1台のマシンを複数のユーザで共有する「Q.T.Stream Standard」と、1台のマシンを専用できる「Q.T.Stream Pro」の2種類のサービスが提供される。いずれも、QuickTimeあるいはAVIファイルをストリーミングできるが、Proのサービスではサーバを自由に使えるので、Webサーバやメールサーバのでの利用は可能だ。Standardは基本的にはストリーミングメディアだけの利用となるようだ。サーバにはQuickTime Streaming Serverが使用される。サーバOSについてはMac OSと記載されている(Mac OS XないしはMac OS X Serverと思われる)が、スペックなどは公開されていない。T1回線を通じてネットワーク接続する。使用料金などは区分が細かいので同社のサイトを御覧いただきたい。試験運用中は特別価格となる。

関連リンク:ティーズ・プランニング
カテゴリ:QuickTime, サーバー製品, サービス


TIL》DVの映像データは1秒あたり3.6MBのディスク領域を消費する

DVの映像データをハードディスクに納めるときの容量についての文書がTech Info Libraryに掲載された。それによると、1秒あたり3.6MBの容量を必要とする。従って、60MBのハードディスクをフルに使うと、277.77分の記録ができるといった計算例が掲載されている(有効数字が長過ぎる気がするが…)。

関連リンク:Digital Video (DV): How to Calculate Hard Disk Space
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), ビデオ編集


TIL》Mac OS Xではインターネットアドレスの指定は一部だけでなくすべてを指定する

Tech Info Libraryに、Mac OS Xでインターネットサービスを利用するときには、アドレスの一部分ではなくアドレスをすべて完全な形で指定するようにと記載された文書が掲載された。それ以上の詳しい情報は記載されていない。(ネットワークの設定で、検索ドメインを指定できるはずなのであるが、その件については何も記載はない。)

関連リンク:Mac OS X 10.0: Internet Services Requires Full Server Names
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X, ネットワーク


TIL》QuickSilverモデルのG4ではiMovieやiDVDはソフトウエアリストアディスクにある

2001年7月に発売されたPower Mac G4のQuickSilverモデルでは、iMovieやiDVDが最初からインストールされているが、それらのアプリケーション向けのインストールディスクは存在しない。これらのアプリケーションは、システムを復帰させる時などに使うSoftware Restore Diskに含まれており、ソフトウエアリストアによっていっしょにインストールされることがTech Info Libraryの文書に掲載された。

関連リンク:Power Mac G4 (QuickSilver): iMovie and iDVD Located on Apple Software Restore Discs
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Power Mac


QuickTimeのダイアログボックスでコンポーネントの制約を行う方法

Technical Q&Aに、SCRequestImageSettingsでのダイアログボックスでコンポーネントを制約したいができないという問いに対する答えが掲載されている。そのためには、SCSetInfoというAPIを使ってリストアップしたいコンポーネントのタイプを配列で与えれば良いとしている。また、サンプルプログラムも掲載されている。(SCRequestImageSettingsは、QuickTimeの機能で、静止画像に対するユーザ設定のダイアログボックスを表示するためのものである。)

関連リンク:QA1062:Limiting the component list in SCRequestImageSettings()
カテゴリ:Technical Q&A, QuickTime


REALbasic 3.5b1が公開、3.5のリリースがベータバージョンへ

開発が進められているREALbasicの次期バージョン3.5がベータ版として公開された。これまではアルファ版としての公開であった。3.5b1では、3D関連の機能やデバッガ関連機能に新しい機能がある。そのほか、機能の変更やバグ修正が行われている。いずれにしても、Ver.3.5のハイライトはおおむね決まったと言えるだろう。コンポーネントにデータベースの値を自動的に反映させる機能や、正規表現のサポート(ただし、68kはサポートなし)、3Dの機能、Microsoft Officeのファイルを利用する機能などが新機能となっている。

関連リンク:REALbasic 3.5b1
カテゴリ:REALbasic