昨日、ファイルメーカーProのアップデート版についてちらっと前文に書きましたけど、店頭アップデートのものは、旧バージョンが存在しないといけないけど、直接アップグレードしたものは新規にインストールができるそうです。同じものと書きましたけど、ちょっと違いがありますね。実は店頭でアップデートした方をさっそくインストールしたのですが、古いバージョンの認識をきちんとしてくれません。結局、古いバージョンのシリアル番号を入力できるので、そっちでやりましたけど、さらにインストール途中にエラーが出ました。で、Mac OS Xを再起動したらすんなりいきましたけど、何度もシリアル番号を入力するはめになりました。
それから、今日は記事が少ないですが、思い立って、MDOnlineのサイトの方に手を入れました。以前から、過去に発行したメールを読めるようにしてほしいという御要望をいただいていましたが、とりあえず、Webで参照できるようにしました。MDOnlineのサイトに入り、3分割のフレームの画面のところで、左のフレームの一番下を御覧ください。ブラウザでこれまでに発行したメールの内容が参照できます。したがって、前文も全部参照していただけます。古い記事では、リンクアドレスは単にテキストだけだったりとちょっとみづらいかも知れませんが、御容赦ください。ただ、なぜか、Mac OS XのIEだと見えないパラグラフがあったりします。Windows版では見えているし、ソース的にみても何もおかしくはないと思うのですけどねぇ〜。やっぱりプレビュー版だから? あと、過去の発行したものをメールでお届けする機能も欲しいという御要望があったのですけど、しばらくお待ちください。
さて、プレゼントです。Cocoa+Javaの書籍を広文社さんよりいただいています。(今回はがんばって抽選アプリケーションをちゃんと作るかな〜)
==================プレゼント
書籍「Cocoa+Java」(広文社) 3冊
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申し込み方法:<msyk@mdonline.jp>宛にメールをする
メールのタイトルは、【Cocoa+Java】を希望
メールの本文には、名前、住所、郵便番号、当選時の公表名、を記載
メールは、MDOnlineに登録のメールアドレスから送付してください
有償での購読者、MOSA会員としての購読者、ヘリオグラフ顧客様
としての購読者の方々に応募の権利があります。
締め切り:2001年7月31日(火曜日)中までに到着メール
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
Cocoa-Javaの書籍が広文社より出版される。赤松正行氏が著書の「Mac OS Xプログラミング入門Cocoa+Java」で、価格は3,800円、300ページあまりの分量である。Javaについてはある程度は分かっているけど、Mac OS XあるいはCocoaについては知らないくらいの読者が、Mac OS XのCocoaのプログラミングを知るためには格好の書籍となるだろう。Project BuilderやInterface Builderを使った開発の手順が図入りで丁寧に説明されている。Interface Builderでのオブジェクト設計とプログラムへのつながりなどが説明されているが、いくつかのアプリケーション作成例も含まれている。また、Project BuilderやInterface Builderのリファレンス的な内容、あるいはJava言語についての解説も含まれている。アイコンに関することやヘルプ、あるいはローカライズなども説明があり、盛り沢山な内容だ。Mac OS Xのプログラミングでどこから手を付けていいのか分からない人にとってはガイドになる書籍だろう。じっくり読み込まなくても、気軽に読める感じでもある。2001年7月27日が発売日となっている。
広文社は、Objective-Cに続き、Mac OS Xプログラミングの書籍を出版しており、今後も新しいタイトルの登場に期待したいところである。筆者の赤松氏は、メディア作家であり、情報科学芸術アカデミー助教授でもある。むしろ、Mac OSに古くから関わっている人は、MAXの書籍や「コードリソース」といった書籍でおなじみかもしれない。
関連リンク:広文社
カテゴリ:雑誌、書籍, Java, Cocoa
WebObjectsの日本語マニュアルが新たに1つ追加されている。WebObjects 4.x関連のマニュアルで、「Deploying WebObjects Applications」だ。開発したアプリケーションの保守や運用に関する情報を含めたドキュメントで、70ページのPDFファイルである。HTTPアダプタや、Monitorを使った運用、さまざまな管理作業についての説明などからなっている。作成したアプリケーションを稼動させる時に必要な情報が含まれている。なお、WebObjects 5向けの文書ではないものの、WebObjects 5の利用者でもある程度は参考になるものと思われる。
関連リンク:WebObjects日本語版技術マニュアル
カテゴリ:アップルからの開発資料, WebObjects
Technical Q&Aに、WebObjectsのアプリケーションをMonitorを使わないでアプリケーションをスタートさせる方法について掲載されている。コマンドを与えることでの起動ができるわけだが、Perlのプログラムを使うことで諸設定をまとめておき、確実にどうさせることができる。そのPerlのプログラムが掲載されているが、自分で使うアプリケーションに合わせてパスなどを書き直すことで、すぐに使えるようになっている。
関連リンク:QA1064:Automatically starting and stopping application instances without using Monitor
カテゴリ:Technical Q&A, WebObjects
Mac OSのワークステーションを集中管理可能なシステムMacintosh Managerの2.0.2への日本語のアップデータが公開された。英語版は2001年7月の初頭に公開されている。Macintosh Manager 2は、Mac OS X Server 10.0に付属しており、そのクライアントソフトウエアや管理ツールが2.0.2にアップデートされた。Mac OS X Serverは10.0.4にアップデートする必要がある。Ver.2.0.2では書類のシンクロナイズでハングする場合があった問題が解消された。また、kerberos関連の改良も行われている。
関連リンク:Macintosh Manager 2.0.1 and 2.0.2 Update Information and Software
カテゴリ:ユーザ管理, OS関連ソフトウエア