先日、休暇で高野山から那智勝浦に行ってきたことをお話しましたけど、実は高野山の奥の院参道で撮影した写真が、いかにも心霊写真みたいなのを撮影してしまいました。画面右上に白い大きなもの、右下には黒い煙りのようなものが…場所が場所だけに、「写してしまったか!」と思ったのですが、念のために写真にも詳しい人がいると思われるmacmediaメーリングリストで聞いてみました。さすがに、みんな引いてしまっていたのですが(笑)、荻窪さんによると、これはハレーションや写り込みの可能性が高いということで、まあ、安心したと言うか、逆に残念というか(笑)。DC3800というちょっと安物のデジカメなんで、ハレーションが広い範囲に出ることもこの手のレンズではあるそうです。黒い煙りは至近距離のものが入り込んだのではということでした。一時は一家全員でぞっとしていたのですが(笑)、そのときにいろんな心霊写真をサイトで見てみました。もちろん、MacWIREの記事もありますね。それらの心霊写真に特有のことを発見しました。かなり高い割合で、反射するものに霊と言われているものが写っています。たとえば、墓石とか、窓ガラス、車の中から撮影したってのもあります。かなり高い割合で反射物に写り込んでいるのです。だとすると、全然違う方向にいる人、あるいは人に見えるようなものがやや歪んであいまいにボケて写ることも十分あり得ます。心霊写真だと言えばそれまでだし、写真だけ見せられても反証のしようがないわけですが、もしかして、多くは偽者なのでしょうか。霊魂とかは信じる方ですけど、インターネットで公開されている心霊写真はちょっと嘘が多いような気がしました。中にはマジなのもあるかもしれませんけどね。もっとも、ネタで心霊写真という画像処理をしているサイトもあるみたいですし、そのことはまあデジタルだと嘘もかんたんに合成できるってことでもあります。いずれにして、超能力、UFO、心霊写真、心霊スポット…テレビ的においしい話題ですが、Web的にもおいしいようで。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
Mac OS X/Server 10.0やLinuxなどで稼動するデータベースエンジン「FrontBase」のドキュメントなどを日本語化したものが、iBaseのサイトで公開している。iBaseのサイトに行き、Community→My学習帳-FrontBase→FrontBase日本語解説、とリンクをたどると参照できる。FrontBaseはWebObjectsを使った開発などに利用されているが、日本語の資料はなく、また日本に代理店もない。公開されている文書は一部にまだリンクが設定されていない箇所もあるものの、重要な箇所などは公開されているので、FrontBaseの詳細を得やすくなったと言えるだろう。FrontBaseはSQL92に準拠のデータベースエンジンで、内部的にはUTF-8によるUNICODEを採用することで国際化に対応している。
関連リンク:iBase
カテゴリ:データベース
John C. "Hsoy" Daub氏によるMac OS X向けのユーティリティ「UUID Generator」は、UUID(Universally Unique Identifiers)を生成してクリップボードに取得したり、あるいは標準出力に書き出す。UUIDは、ネットワークアダプタのMACアドレスと日付をもとに作成されるIDデータで、たとえばオブジェクトに含め、オブジェクトが同一のものかどうかの識別に使われる。リモート環境でのメソッド呼び出しなどで使われているが、IDL(インタフェース定義言語)のインタフェース定義などでは、ソースにUUIDを記述する。また、Mac OS Xのコンテキストメニュー用プラグインをCore FoundationのCFPlugInから作成する場合に、UUIDの記述が必要になる。Core FoundationにはUUIDを自動的に生成する機能はあるものの、プログラムから呼び出すしか機能的には用意されていないため、Hsoy氏はそのためにこのユーティリティを作ったそうだ。ウインドウにはUUIDの文字列が表示されるが同時に標準出力にも書き出されてそちらは16進表示も含まれている。標準出力に書き出されるものは、Consoleユーティリティで参照できる。Hsoy氏はMac OS 8/9向けにコンテキストメニューのプラグインをいくつも出しているが、Mac OS X向けにも開発がすすめられているようで、そちらも楽しみだ。
関連リンク:Hsoi’s Shop: Software
カテゴリ:Carbon/CF, ユーティリティ