Appleの決算が発表されました。第四四半期は黒字であるものの、やはり第一四半期あたりのマイナスが大きく、通年では赤字になっています。それでも、どちらかと言えば改善される方向に来ているという点では楽観的にもなれるかと思いますが、この年末の四半期が去年と同じようになったらちょっとまずいところでしょう。売り上げの内訳を見ると、iMacは横ばい、Power Mac G4はあいかわらず売れてドル箱、iBookが以前よりもさらに延びているのですが、PowerBook G4の売り上げが落ち気味です。価格を改定したのは前の四半期の後半なのですが、その効果はあまりなかったのかもしれません。やはり、「そろそろ次が出るのでは?」とユーザが考えるのは明白であり、そうなると2002年度の第一四半期はPowerBook G4の売り上げも戻るかもしれません。あと、ちょっと深刻なのは、日本での売り上げがけっこう落ちていることでしょうか。アメリカもヨーロッパも、第三四半期よりも売り上げは増やしているのに、日本だけが減少しています。欧米での新学期の季節ということもあるのかもしれませんが、もしかして直営店とかの効果がアメリカなんかでは出ているのでしょうか? こうした結果になることの原因がちょっと分からないところです。ただ、2年ほど前だと、コンピュータ関連とは違い知り合いなんかがよくiMacを買ったとかいった話を耳にしましたけど、このところはむしろWindowsも買ったという話のほうがよく聞きます。ユーザがじわじわと離れていっている結果だとすると、先行きに恐いものがあります。
さて、ヘリオグラフさんより、プレゼント品をいただきました。ありがとうございます。2001年5月発売のiBook用の、ポートをカバーするプレートです。たぶん、昨日発表された新しいiBookもポートについては同じだから使えると思います(違っていたら指摘して下さい)。
===============================プレゼント
i/O Protector(へリオグラフ提供-3個)
http://www.helio.co.jp/products/macgoods/ioprotector.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
申し込み方法:<msyk@mdonline.jp>宛にメールをする
メールのタイトルは、【i/O Protector希望】
メールの本文には、送付先の名前(団体部署名)、住所、郵便番号、
当選時の公開名を記載
メールは、MDOnlineに登録のメールアドレスから送付してください
有償での購読者、MOSA会員としての購読者、ヘリオグラフ顧客様
としての購読者の方々に応募の権利があります。
日本時間で2001年10月20日(土曜日)を含むこの日までに到着したメール
より抽選します
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
Macの開発者団体であるMOSA(Mac OS Software Association)は、WebObjectsを利用したWebアプリケーション構築に関するセミナー「MOSA WebObjects実践トレーニング-実践編-」を開催する。米国で、AppleとOpenBase Internationalが協力して行っているトレーニングをベースにし、eコマースサイトの開発など具体的な開発事例を取り上げて解説が行われる。期日は2001年11月20日(火)〜22日(木)の3日間で、各日とも10:00〜18:00となっている。場所は、東京初台のアップルコンピュータのトレーニングルームで、講師はOpenBase Japanの河本公夫氏がつとめる。WebObjectsやOpenBase SQLについての基本的な知識を前提としている。受講料は一般が150,000円、MOSA会員ないしはOpenBase SQLユーザは130,000円となっている。申し込み締め切りは11月6日(火)となっており、申し込み方法はMOSAのWebページで確認してもらいたい。トレーニングで使う教材は、ライセンス可能となっているので、それを利用してのサイト構築もできるようになっている。2001年10月29日(月)〜30日(火)に開催される「eコマースサイト作成/入門」セミナーに続く実践的なセミナーとして位置付けられている。さらに、12月以降には、「データベースアプリケーション作成/Cyber Framework入門」といったトレーニングも予定している。
関連リンク:MOSA
カテゴリ:データベース, WebObjects, サービス
Directory Setupアプリケーションで、「サービス」に加えて「認証」「コンタクト」のタブページが用意されている。これらについての解説が、Knowledge Baseに公開された。これらはディレクトリからの検索方法に違いがある。認証での設定は、アカウントやパスワード、そしてホームディレクトリといった情報を取得する場合のポリシーを定めるものであり、Mac OS Xでのログインにおいて利用する場合もある。一方、「コンタクト」については、具体的に現状ではこの設定を利用するアプリケーションはないが、たとえばLDAPサーバによるディレクトリから名前や電話番号、あるいは住所録といった公開情報を取得するときのポリシーを定めるものとなっている。
関連リンク:Mac OS X 10.1: Directory Services - Authentication and Contacts
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), ユーザ管理, ネットワーク
Mac OS 9でのEthernetの機能拡張をアップデートする「Apple Ethernet Update 2.0」の各国語版が公開された。Apple Enet機能拡張のVer.2.4.3をインストールする。Mac OS 9.2.1は、Ver.2.4.2がインストールされている。アップデートによりトラフィックの多いネットワークでのAppleShareボリュームへの接続が切れてしまうことへの対処が行われる。Mac OS X ServerのApple File Serviceのログに「TickleTimeout」といったエラーが記録されるような場合、このアップデートによって解消されるとしている。日本語システムにももちろんインストールできる。なお、インストールしたApple Enet機能拡張の情報を見ると「Ethernet Update 1.0」と表示されているが、これは表記ミスだと思われる。
関連リンク:Apple Ethernet Update 2.0: Information and Download
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), ネットワーク, OS関連ソフトウエア
Mac OS X 10.1あるいはMac OS X Server 10.1にアップデートしたとき、USB接続ではないタイプのPostScriptプリンタの設定が失われることが、Knowledge Baseで公開されている。このタイプのプリンタの場合、アップデートを行ったあと、再度プリンタの設定を行う必要がある。
関連リンク:Mac OS X 10.1: Set up Non-USB PostScript Printers After Updating
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), 周辺機器