昨日のLiShellの記事でiShellの開発元を「TribeWorks」と記載しましたが、正しくは「Tribeworks」です。訂正の上お詫びします。それから、日本のTech Info Libraryの記事は書き残しがありますが、明日の配信でお届けする予定です。
ところで、iTunesでのインターネットラジオですけど、ことごとく接続できません。このところ、ちょっと怪しかったのですけど、今日は全然ダメみたいですね。もしかして、大分前から駄目だったのでしょうか。実は、しばらくiTunesが起動しないという状況になっていて、Mac OS Xを0からインストールし直してなんとか使えるようになったので、私はしばらくは使っていない時期がありました。確か、Kerbangoから局リストを取得してiTunesはラジオ放送を受信するようになってるかと思います。Kerbangoは、2000年6月に3COMが8000万ドルで買収したのに、2001年3月にはサービスを停止するということになっていたかと思います(なんとまあ景気のいい話だことで…)。だけど、3月以降も、プログラムが全然更新されないチャンネルもままあったものの、けっこう最近までチューニングはできていたはずです。いったいどうなったのか、御存じの方がいたら教えて下さい。米国のDiscussion Boardを見ると、live365.comを見ろみたいに書いてあるので、もうラジオチューナのデフォルトが使えないのは既知の事実なのでしょうか? いずれにしても、iTunes 2できちんと対処されていることを願って、しばらく待つしかないのでしょうね。今、live365.comで試したら、ちゃんとセットアップしてiTunesから音が出たので、しばらくはこれかな。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
アップルコンピュータは、Webアプリケーション開発者向けにWebObjectsの特徴や利点を説明するといった主旨のセミナー「WebObjects 5テクニカルセミナー」を開催する。PerlやPHPといったスクリプト系言語での開発者を対象にして、WebObjectsの開発あるいは運用環境を解説し、生産性の高さなどをアピールする予定だ。セミナーは東京初台のアップルコンピュータ本社で行われ、参加費は無料だが事前に登録する形式となっている。2001年11月14日(水)と、翌月の12月13日(木)の2回に渡って行われるが、それぞれ内容は同じものである。時間はいずれも、13:30〜16:30となっている。「WebObjects概要紹介」、プラネットコンピュータの田畑英和氏による「WebObjects事例紹介及び開発現場でのアドバンテージ」、「WebObjects技術解説」のそれぞれのテーマで講演がなされる。現在すでにWebアプリケーションを作成してる人を対象にしており、それなりに突っ込んだ内容が講演されるものと思われる。また、実際にアプリケーション開発をしている技術者からの具体的なメリットなども話されることになるだろう。
関連リンク:WebObjects 5テクニカルセミナー
カテゴリ:WebObjects, イベント
WebObjectsの日本語マニュアルが2001年の夏より公開が始まったが、個別に公開が行われ、未公開のものもあった。しかしながら、この程、リストアップされているすべての技術マニュアルが公開された。以下のページでPDFをダウンロードできる。改めて、どのようなマニュアルが公開されているかを紹介しておこう。
WebObjects 5関連ドキュメントとしては、概要と4種類の代表的なアプリケーションの形態ごとのドキュメントとなっている。
関連リンク:WebObjects日本語技術マニュアル
カテゴリ:アップルからの開発資料, WebObjects
OpenBase Internationalは、データベースエンジンのOpenBase SQLのVer.7.0.1をリリースした。2001年10月の初旬に公開されたVer.7.0のマイナーバージョンアップ版である。Ver.7では、Javaストアドプロシージャへの対応、OpenScriptストアドプロシージャの対応が行われた。また、クレジットカード決済の機能や電子メールのやりとりを行う機能も統合されている。管理ツールのOpenBase Managerについてもユーザインタフェースが変更された。さらに、ストアドプロシージャのスケジュール実行、ドキュメントのインデックス作成などの昨日が追加されている。
関連リンク:OpenBase International
カテゴリ:データベース
Technical Q&Aに、ユーザごとに設定できる環境変数についての解説が掲載されている。Mac OS X 10.1以降では、ホームフォルダに.MacOSXというフォルダを作り、そこにenvironment.plistというXML形式のプロパティ定義ファイルを作っておくと、プロパティに指定した環境変数がログイン時に設定されるようになる。environment.plistの内容を確認したり設定するには、Developer Toolsに含まれるProperyListEditorが利用できる。なお、Mac OS X 10.0.xでは、.MacOSXフォルダではなく、.OpenStepフォルダにし、ファイル名もenvironmentにしておく必要がある。
関連リンク:QA1067: Setting environment variables for user processes
カテゴリ:Technical Q&A, 開発情報, Mac OS X
ログアウトやシステム終了、再起動を行ったとき、画面全体がブルーになり、円形のマウスポインタも表示されなくなる点について、Knowledge Baseで文書が公開された。Mac OS XおよびServerのVer.10.1でこうした現象が発生することがあるが、原因については現在調査中であるとしている。パワーボタンを押すとログインができるようになる場合もあり、Command+control+パワーボタンによるリセットや、あるいはリセットボタンによってリセットをかけることでも復帰はできる。
関連リンク:Mac OS X 10.1: Unexpected Behavior When You Log Out, Shut Down, or Restart
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X
Knowledge Baseに、Mac OS Xでのダブルバイトコード文字の利用についての制限が掲載された(なお、UNICODE対応のOSなので、「ダブルバイト」という表現は不適切だと思われるが、ここではShift-JISなどのコード体系で記述される日本語システム向けの文字列と認識することにしよう)。まず、Sherlockでは、ダブルバイト文字とローマン文字(つまり、「1バイトコード文字」)とが混在したファイルについての内容の検索が正しくできない場合がある。インターネット接続の電話番号でも2バイトコードは使えない。サーバの接続において、2バイトコードで記述されたボリューム名の公開フォルダはマウントができてもトラブルが出る。また、Mac OS Xのアカウント名に2バイトコードが入っていると、ファイル共有サーバとした場合にMac OS 9からの接続に支障がでるため、アカウント名は1バイトコードで記述する必要がある。Mailでは件名やメッセージで2バイト文字が正しく表示されない場合がある。Finderで項目名が正しく表示されない場合がある。また、長いファイル名に2バイトコードが含まれると、Mac OS 9でファイル名が正しく表示されないことがある。ディスク名に2バイトコードが含まれるDOSフォーマットのMOはマウントできない。また、DOSフォーマットのMOに2バイトコードでのファイル名で直接保存することができない。(Mailでは日本語の利用ができるのは確認されているが、いずれにしても、どの記載事項が日本語に適用されるかについては、具体的にはこの文書には記述されていない。)
関連リンク:Mac OS X: Using Double-Byte Characters
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X
2001年10月に発売されるPowerBook G4での、内蔵されているAirMacカードのMACアドレスを確認する方法が、Knowledge Baseに掲載された。バッテリをとりはずすと、そこに、EthernetポートのMACアドレスとが記載されている。
関連リンク:PowerBook G4 (Gigabit Ethernet): How to Find AirPort ID of Preinstalled AirPort Card
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), PowerBook
Mac OS X 10.1では、内蔵モデム用のモデムスクリプトに「Apple Internal」だけでなく、「Nifty - Apple Internal」も加わる。もちろん、日本でインターネット接続サービスを提供している@NIFTY向けのモデムスクリプトであり、@NIFTYに接続する場合には、こちらを選択する。
関連リンク:Mac OS X 10.1: Nifty - Apple Internal 56K Modem Scripts
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), インターネット全般
WebObjects 5のWindows 2000 Deploymentをインストールすると、Apple Netname ServerがApple_Mach_Daemonに依存するというメッセージをシステムログに残す点についての解説がTech Info Libraryに掲載された。Apple_Mach_Daemonは組み込む必要もなく、さらにApple Netname ServerもDeploymentには必要はない。不要なインストールについては将来的には解消されるが、当面はサービスを起動しないように設定すればよく、その方法が手順としてこの文書中に記載されている。
関連リンク:75137JN:WebObjects 5 Deployment: Windows 2000 での Apple Netname Server 起動エラー
カテゴリ:Windows, Tech Info Library-J, WebObjects
Mac OS X Server 10.1のアップデートをCD-ROMから行う場合、CD-ROMより起動して行う必要があることがTech Info Libraryで紹介されている。それ以外の方法はサポートも保証もされないと記載されている。
関連リンク:106508JC:Mac OS X Server 10.1: 10.1 Update をインストールするには、CD-ROM から起動する必要があります
カテゴリ:Tech Info Library-J, Mac OS X Server
Mac OS X Server 10.1をNetBootのサーバとして運用している場合、同一ネットワークに複数のNetBootサーバがある場合のトラブルについて、Tech Info Libraryで紹介されている。サーバ上のイメージをアップデートするためにデスクトップ管理を利用する場合は、アップデート対象のサーバだけを起動するようにしておくと、トラブルは回避される。
関連リンク:106525JN:Mac OS X Server 10.1: NetBoot クライアントが別のサーバから起動する
カテゴリ:Tech Info Library-J, ユーザ管理, Mac OS X Server