Macintosh Developer Online (MDOnline)


2001年11月9日発行号 - 本日未送分を再送します



本日夕方に送ったMDOnlineの「[mdo-a:540] 802.11a 対応製品 (2001/11/09)」ですけど、全部で7つの記事のはずが、最初の3つしか送信できていませんでした。改めて送信してますので、よろしくお願いします。とうとうデータベースが変になったかとあせりましたが、シングルクォーテーションが原稿中に入っていたための配信ミスでした。もちろん、原稿を送信するときにチェックは入れているのですが、実は関連文書のURLはチェックは入っていません。で、原稿を送信するときに、関連文書名とURLを間違えて入力したので、シングルクォーテーションがURLテキストにまぎれて生のまま送られ、それが諸悪の根源だったようです。うーん、iTunes 2のインストーラみたいなことをやってしまっている…。これはURLにシングルクォートがあっても警告するようにしないといけないなぁ。実は、データベースの動きがやや悪くなってきていて一瞬大きくあせりましたが、システム的な原因ではないのでほっと一息。実は新しいサーバに移したかったのですが、その後、どたばたしていて結局はできなかったというわけです。と言いながら、これもコケたらちょっとまずい…。詳しい言い訳はまた追って行います。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp


Mac OS X 10.1のInstallerアプリケーションがアップデート

Mac OS X 10.1のInstallerアプリケーションがアップデートされた。ソフトウエア・アップデートからの取込みができるので、インターネットに接続しているのであれば、その方法でアップデートするのが手軽だろう。このアップデートにより、改良を行ったとしているが、重要なのは将来のMac OS Xのアップデートに必要であるというところだろう。将来に備えてダウンロードしておく必要があるだろう。

関連リンク:Installer Update for Mac OS X 10.1: Information and Download
カテゴリ:OS関連ソフトウエア, Mac OS X


日本語環境でJavaのコンパイル時にフリーズ等する問題について掲載

Technical Q&Aに、日本語環境になっているMac OS X 10.1のProject Builderにおいて、コンパイルエラーが文字化けしたりProject Builderがフリーズする件についての対処方法が掲載された。日本語版の文書も同時に掲載されており、最近のTechnical Q&Aでは異例のローカライズ速度である。すでに、MDOnlineでは、2001年11月6日発行号での『Mac OS X 10.1のProject BuilderでJavaのプログラムを作成する場合の注意』という記事で、より詳細なポイントを紹介しているので、そちらを御覧いただきたい。なお、Project Builderの次期リリースからは、ビルド設定がなくても同じ効果になるようにするとしているため、Java関連で扱うファイルのエンコードはUTF-8が基調になると考えて良いだろう。

関連リンク:QA1092: Displaying Java compiler errors in Japanese
カテゴリ:Technical Q&A, Java, ProjectBuilder/Interface Builder


KBase》Windowsで開発したWebObjectsアプリケーションの改行問題

Windows上で構築したWebObjectsのアプリケーションをSolarisで運用する場合、双方のOS環境での改行コードの違いでエラーが出る場合がある点についてKnowledge Baseに文書が公開された。つまり、UNIX環境ではCRという余分なコードがあると解釈してしまう場合があり、それによってエラーが発生する。この文書で、CRコードが混じっているかどうかの判定する方法や、dos2unixコマンドによって、改行コードを変更する方法、ディレクトリ内のすべてのファイルにdos2unixコマンドを適用する方法などが説明されている。WebObjectsをWindows上で使って開発している場合には知っておく必要のある知識だろう。

関連リンク:WebObjects: How to Change Carriage Returns When Porting Applications
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), UNIX, Windows, WebObjects


KBase》iPodの利用方法やトラブルシューティングに関する文書が掲載

Knowledge BaseにiPodの利用時におけるトラブルシューティングや使用方法などに関する文書がまとめて公開されたので、それらを紹介しておこう。まだ、iPod自体は発売はされていないが、予習ということになるだろう。

◇60947: iPod: Does Not Wake From Sleep
 http://www.info.apple.com/kbnum/n60947
iPodがスリープから復帰しない場合には、側面のホールドのスイッチが入っているからである。これを解除して何かボタンを押せば、スリープから解除できる。

◇60946: iPod: How to Navigate Menus
 http://www.info.apple.com/kbnum/n60946
iPodでのメニュー選択の方法が説明されている。ホイールで項目を選択し、セレクトボタンを押すとその下位のメニュー項目が表示されることなどが説明されている。

◇60945: iPod: About Sleep
 http://www.info.apple.com/kbnum/n60945
再生していないときには2分後にスリープになる。再生中はスリープ無しから60分後まで何段階かでスリープに入るまでの時間を設定できる。また、Play/Pauseボタンを押し続けることでスリープさせることもできる。

◇60944: iPod: How to Update or Restore
 http://www.info.apple.com/kbnum/n60944
iPodのソフトウエアやハードディスクのファームウエアを更新する「アップデート」と、iPodを出荷時の状態に戻す「リストア」についての説明がある。手順なども示されている。アップデートではディスク内の音楽データなどはそのまま保持されるが、リストアではデータはすっかり消えてしまう。

◇60941: iPod: Does Not Charge
 http://www.info.apple.com/kbnum/n60941
iPodが充電されない場合の原因について、6通りの対処が記載されている。Macintoshがスリープした場合、FireWire端子やケーブルの異常、FireWireに別の機材が装着されているなど、場合ごとの対処方法が説明されている。

◇60943: iPod: Disk Scan Icon Appears When iPod Is Turned On
 http://www.info.apple.com/kbnum/n60943
場合によってはiPodの診断プログラムが、ハードディスクの検査を行うが、それは15〜20分かかる。その場合のアイコン表示がこの文書に示されている。また、診断結果で表示されるアイコンも示されていて、それぞれのアイコンの意味も掲載されている。

◇60942: iPod: Does Not Turn On
 http://www.info.apple.com/kbnum/n60942
iPodの電源が入らない場合の原因と対処が紹介されている。ホールドスイッチが入っているとか、バッテリーの電力が少ないなどのいくつかの場合が記載されている。

カテゴリ:メディアプレイヤ


Netscapeのアドレス帳をエクスポートしたLDIFファイルをAddress Bookに読み込む

Address Book Importerの英語版が公開されている。Mac OS X 10.1のみで稼働する。これを利用すれば、NetScape Navigator 4.xのアドレス帳をファイルに書き出した場合のLDIFフォーマットのファイルを、Mac OS XのAddress Bookにインポートできる。なお、Address Bookにはもともとインポート(読み込み)の機能があり、たとえば、Entourageのアドレス帳を書き出したファイルはAddress Bookで読み込むことができる。公開されたAddress Book ImporterはLDIFファイルの読み込みを新たに追加するためのものであるので、それ以外のフォーマットのアドレスファイルはAddress Bookで直接読み込みをしてみれば良いだろう。

関連リンク:Address Book Importer: Information and Download
カテゴリ:電子メール