今日は時間的に中途半端になるので、ニュースだけになりますが、今発行します。プログラミング関係の小ネタについては少しあるのですが、Expoを前にしてかなり多忙になってきており、ちょっと記事ペースが落ちてきています。申し訳ありません。
ちなみに、JBuilderで実用的なものを作ることができるのかということをちょっと試してみましたけど、部分的に文字化けがあるなどの問題がありますから、JBuilderとProject Builderをなんとか併用できないかと思い、やってみました。これがけっこううまく行きます。JBuilderのGUI作成ツールで、コンポーネントを配置しますが、文字列は、Project Builder側で修正をします。そして、フォントをJBuilder側でOsakaにすれば、とりあえず動く状態になります。もちろん、クロスプラットフォーム対応の場合は何かと問題にはなるかもしれませんけど、いずれにしても、JBuilderのGUI作成ツールが使えると言うのはSwingアプリケーションを作る場合には強い見方になると言えないでしょうか。ただ、それぞれのアプリケーションを使う場合にいちいちファイルを閉じることをしないといけないなど、完全に統合された環境ではないということがあります。また、JBuilderはレスポンスがやっぱりあまり良くありません。Swingのアクセラレータはおそらくアクティブにはなっていないのでしょうけど、IDEでプロパティをセットする方法が分かりません。JBuilder自体のInfo.plistファイルにはJavaのプロパティが入っていませんので、たぶん、JBuilderのパッケージにアクセラレーションのプロパティを入れても駄目なような気がします。JBuilderは自分自身でフレームワークにあるJavaのバイナリをブートしているようなので、普通のJavaアプリケーションとメカニズムが違っているみたいです。いずれにしても、近々、少し詳しく記事にしたいと思います。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
Mac OS X対応のDVD Player 3.1.1で、3.1からの変更点がKnowledge Baseに掲載された。英語以外の言語で利用しているときに、アピアランスをグラファイトにしているときに勝手に終了してしまう不具合が解消されたことが明記されている
関連リンク:DVD Player 3.1.1: What’s New
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), メディアプレイヤ
GraphicsImportGetImageDescriptionによって得られるImageDescriptionレコードにspatialQualityというフィールドがある。GraphicsExportSetCompressionQualityによってcodecHighQualityにセットしても、常にcodecNormalQualityとなっているという問に対する回答が掲載されている。QuickTimeのJPEGエンコーダはspatialQualityの設定を使っているが、JPEG画像の画質を決定付けるqテーブルやサブサンプリングファクタとは対応していない。spatialQualityからはロスがある圧縮かどうかの情報が得られるだけで、ロスがない場合にはcodecLosslessQualityと設定されている。
関連リンク:QA1126: spatialQuality Values with Lossy Compression
カテゴリ:Technical Q&A, QuickTime
Bergen Street Softwareは、コンテキストメニュープラグインとして、選択項目のパス文字列を取得する「CopyPath 1.0.3」をリリースしている。Finderで特定の項目をcontrolキーを押しながらクリックすると、フルパスの文字列をUNIX形式ないしはHFS形式で取得してクリップボードに収めることができる。UNIX形式はスラッシュでディレクトリを区切るもので、HFS形式はフォルダ名をコロンで区切るものだ。プログラムの開発や、あるいはコマンドの入力などで便利に利用できるだろう。
関連リンク:Bergen Street Software
カテゴリ:ユーティリティ
DVDディスクをフォーマットすると、4.7GBだった容量が4.29GBに減少することについて、Knowledge Baseに掲載されている。これは、ディスクのカタログ情報などの領域が取られるためであると説明されている。
関連リンク:Mac OS X: Formatted Capacity of a 4.7 GB DVD Disc Is 4.29 GB
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), 周辺機器