たいへん申し訳ありません。さきほど送信しました本日分の配信のニュースレターの記事が途中で途切れてしまっておりました。途切れた記事より後のものを送付いたします。たいへんに御迷惑をおかけします。お許しください。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp)
CodeWarriorのJava環境に関するメーリングリスト「Metrowerks Java Developer’s Mailing List」が開設された。Tom Ritchford氏がオーナーで、Topicaというフリーのメーリングリストサービスを利用して運用されている。入会は、以下のページを利用するか、あるいは[mwjava-subscribe@topica.com]宛に、本文が「subscribe」だけのメールを送付する。使用する言語は英語だ。メーリングリストは公開されたばかりで、執筆段階ではメッセージは1つだけ流されただけである。
関連リンク:Metrowerks Java Developer’s Mailing List
カテゴリ:Java, CodeWarrior
サンプルコードとして配付されている「ColorPopUpMenus」は、カラー選択のポップアップメニューで実際の色をアイコンとしてつけているような形態のものを構築するシンプルなものだ。Finderのファイル情報のダイアログボックスで、ラベルのポップアップメニューのようなものを実現していると言えば通りが良いだろう。こうした形式のポップアップメニューが欲しい場合には、このサンプルソースのコードやリソースを流用できるだろう。
関連リンク:Human Interface Toolbox: ColorPopUpMenus
カテゴリ:アップルからの開発資料, Mac OS 8, Mac OS 9
Summary.Netがリリースしているログ解析ソフトウエア「Summary」がVer.1.4となった。SummaryはMac OSだけでなく、WindowsやUNIXなどさまざまなプラットフォームで稼動するWebログ解析ツールだ。各種のWebサーバーに対応しており、制約はあるがFileMaker Proにも対応している。ダウンロードしたものはデモ版として稼動するが、$59でスタンダード版、$249でプロ版にアップグレードできる。デモ版は30日間の利用など制約がある。プロ版はカスタマイズなどができる。
関連リンク:Summary, The log analisys software
カテゴリ:サーバー関連
Mac OSで利用できるIRCサーバーの「IRC-d」がVer.0.5.1となっている。1999年10月にIRC-d Ver.0.5をリリースしている。IRCは、インターネット経由で行えるチャットシステムであり、IRC-dを利用することでMac OSマシンをサーバーとして利用できる。シェアウエアで$20からとなっている。将来的には、Ver.1.0つまり正式版や、Pro版のリリースなども検討しているようだ。
関連リンク:Global IRC-d
カテゴリ:その他のインターネット
Sorenson Vision社は、コーデックソフトの「Sorenson Video 2.1 Developer Edition」をリリースし、Ver.2.1へとバージョンアップした。バージョンアップポイントは、G4あるはMMX向けにパフォーマンスを向上したことだ。最大で、50%の速度が向上するとしている。Ver.2.0のユーザーはフリーでアップグレードできる。
関連リンク:Sorenson Revs Codec for G4 and MMX Chips
カテゴリ:ユーティリティ
QuickTime Streaming Serverのアップデータの1.0.2が改定されて、1.0.2-1となっている。1.0.2へのアップデータ自体は1999年8月にリリースされているが、1.0.2-1はReadMeファイルなどがローカライズされている。ソフトウエア自体に変化はない。
関連リンク:QuickTime Streaming Server Update 1.0.2-1
カテゴリ:OS関連ソフトウエア, サーバー製品, Mac OS X Server
Tech Info Libraryに「70125:OPENSTEP Year 2000 Technical Tips」という文書が追加された。OPENSTEPでの2000年問題を回避するための基本的なことが記載されている。日付データの基準日が2000/1/1になっているために、ある期間「0」になることがあり、たとえばそれを元に計算をするような場合に注意が必要としている。また、年を2桁で扱わないようにすることも指摘されている。なお、WebObjectsについても同様な警告がすでに1999年3月に出ているが、1999/11/5付けで更新されている。
関連リンク:OPENSTEP Year 2000 Technical Tips
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), WebObjects
Tech Info LibraryにAppleShare IP 6.3関連の文書が合計3つ追加された。それぞれ以下の通りだ。
60656:AppleShare IP 6.2: File Modification Dates Changed
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60656
AppleShareでサーバにコピーしたファイルの修正日が正しくないことが問題としてある。これは、Ver.6.3では解決している。
60659:AppleShare IP 6.3 Does Not Require OpenDoc
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60659
管理ツールはOpenDocがなくても機能するようになった。OpenDoc関連のファイルをシステムから取り除く方法が記載されている。
60658:AppleShare IP 6.3: Installing Mac OS Server Admin From the Server
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60658
管理ツールをサーバとは違うコンピュータにインストールする方法が、マニュアルとは少し違っている。サーバに接続して「Mac OS Server Admin Install」フォルダをコピーし、指示に従えばよい。
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), サーバー製品
Tech Info Libraryに「60660:Mac OS 9: Remote Access Dials Automatically When Opening Network Browser」という文書が追加された。Mac OS 9でネットワークブラウザを起動すると、自動的にダイアルアクセスする。これは、ネットワークブラウザがTCP/IPサービスのブラウズにまで対応したためである。AppleTalkベースのサービスだけにアクセスしたいのなら、セレクタを利用するか、あるいはダイアルアップの接続を自動的に行わないように、「リモートアクセス」コントロールパネルで設定をしておくとよい。
関連リンク:Mac OS 9: Remote Access Dials Automatically When Opening Network Browser
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), ネットワーク, Mac OS 9
Tech Info Libraryに「60657:Mac OS 9: Location Manager and Multiple Users」という文書が追加された。マルチユーザ環境では、作業環境マネージャが使えなくなっている。これは所有者以外はファイル共有やネットワークの設定は変更できなくなっているためである。同様に、作業環境マネージャで変更できない設定は他にもある。作業環境マネージャを使えないようにしておくのが対処法となり、その方法も記載されている。
関連リンク:Mac OS 9: Location Manager and Multiple Users
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS 9
携帯機器向けのソフトウエア開発環境であるWabaのMac OS向けの開発キット「WabaSDK for Mac OS」が公開された。WAVAはJavaに近いプログラミング言語で、PalmやWindows CEといった携帯機器向けのソフトウエアを開発できる。ソフト開発自体はJavaで行い、WabaはJavaのサブセット的な位置付けになっている。Wabaベースのソフトウエア開発キットは、WabasoftよりリリースされているがWindows用などでMac OS向けはない。そのキットをベースに、Mac OSで稼動するツールをJun Fujisawa氏が開発して公開した。Waba SDK Beta9が10月末に公開されたが、それに対応したMac OS版をこのほどリリースした。
関連リンク:Duke on the Palm
カテゴリ:開発ツール, Palm & PDA
AppleScriptやREALbasicに対応したデータベースエンジンである「Valentina」がVer.1.6にバージョンアップした。Valentina($49.95)はAppleScriptからのコントロールが可能で、AppleScriptベースでのクライアント/サーバー型のデータベースであるとも言える。また、SDK($499.95)として、C言語などの開発言語を使ったプログラムでデータベース機能を利用することができる。また、REALbasicのプラグイン「V4RB」($199.95)も作られており、REALbasicからのデータベース処理にも利用することができる。いずれも、Ver.1.6となった。従来のバージョンからのアップデートはフリーだ。Mac OS向けだが、SDKはWindowsにも対応している。Ver.1.6での変更点はカーソルの効率化やSQLの追加など。なお、細かな修正と小さなバージョンアップが繰り返されているので、利用者は使っているバージョンと隔たりがあるのなら、違いをチェックしておこう。
関連リンク:Paradigma Software
カテゴリ:データベース, 開発ツール
Appleより公開されているTech Info Libraryで、1999年11月5日付けで以下の文書が更新されている。以下のリストの左端が文書番号なので、記事の末尾にあるリンク先にジャンプし、その番号を手がかりに検索をすると良いだろう。なお、サードパーティの連絡先についての文書は省略した。
22207:Apple Video Player: Volume Too Loud
43050:Troubleshooting Handbook: Table of Contents
60284:AppleWorks 5: Cannot Open a Microsoft Word Document
70091:OPENSTEP 4.2 Patch 4 Overview
70048:WebObjects Year 2000 Technical Tips
70099:WebObjects 3.1 Patch 1 Overview
70100:WebObjects 3.5.1 Patch 4 Overview
70119:WebObjects 4: Changing the default page in a WebObjects application
70106:WebObjects 4: SSL Example
60489:Mac OS 9: About Mac OS 9.0
15460:AppleShare File Sharing: Chart of All Limitations
16145:AppleShare: Platforms & Mac OS Releases Supported
26200:Upgrading to AppleShare IP 6.3
60653:Mac OS 9: Multiple Users - Startup Items Folder Is Not Configurable By Restricted Users
24321:AppleShare IP: Port Numbers Used By AppleShare IP Services
関連リンク:Tech Info Library
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL)