今日は配信が遅くなってしまいました。私事ではありますが、今日は午前中から2件の医者をはしごして、午後4時くらいに家に戻って来て、仕事をはじめたのでこうなりました。医者と言えば診察までの待ちがあるわけです。しかも電車に乗って遠くまで行っていることもあって、時間はさらに積もり、「ネットビジネス戦略入門」をしこたま読むことができました。しかし、医者通いは時間がかかるものです。本日通院した2人の先生はかなりの名医のようなのですが、名医だけに患者数も半端じゃないです。1件は予約、もう1件は薬のみだったのですが、それでも患者としては1日仕事です。健康じゃないと通院できないとか、こんなに病院で待たされると病気になってしまうぜ…なんてギャグを飛ばせなくもないですが、半分マジだったりします。ネットビジネス本を読んでいると、ビジネスをWebベースで展開するときにさまざまな改善が行われたことが事例として出ていますが、こと病院というシステムはビジネスという意味ではほんとうに旧態然としたものだと思います。どこの病院も大なり小なり同じではないでしょうか。名医と噂が広まれば、患者は無限大に集まってくるので、さばくのにせいいっぱいになるのじゃないかと思います。一方でがらがらの病院もあります。医療業界の実態はよく知りませんので勝手な意見かもしれませんが、名医として名が知られたようなところでは、たとえば先生1人でやるのではなく、弟子のような方を数人つけていただいて、普段の診療は弟子の先生が行い、大先生は方針策定やチェックを行うということで効率化ということはできないものかと考えてしまいます。そうすれば、人材の育成にもなるのにとも思ってしまいます。
（新居雅行 msyk@mdonline.jp）
Apple Developer Connectionのトップページに、来年のWWDC（WorldWide Developer Conference）の日程が記載された。2000年5月15日から19日に、米国のサンノゼで開催される。記載はないが、サンノゼコンベンションセンターであることは間違いないだろう。それ以上の情報はない。先の話ではあるが、デベロッパーにとっての最大のイベントをカレンダーやスケジュール帳に書き込むときが来たようだ。ちなみに、15日は月曜日で、19日は金曜日となっているため、例年と同じように1週間、セッションが続くことが予想される。
関連リンク：Apple Developer Connection
カテゴリ：イベント
Paradigma SoftwareとPurity Softwareは、Webアプリケーション開発ソフトウエアの共同開発に対して同意した。AppleScriptによるデータ処理が可能なデータベースエンジンであるValentina（Paradigma）を、WebSiphon（Purity）から利用できるようにする。ValentinaをバンドルしたWebSiphonが2000年の第一四半期にPurityから発売される予定である。WebSiphonはMac OSで稼動するWebサーバで利用できるCGIプログラムで、データベースアクセスを行うなどのアプリケーション開発機能を実現するものだ。WebSiphonにはVeronaというフラットファイルのデータベースエンジンが組み込まれているが、FileMaker Proにも対応し、エンタープライズ版はODBCにも対応している。一方、FileMaker ProはVer.5でアプリケーションサーバ機能を強化したこともあって、FileMaker ProをベースにしてWebSiphonを利用する機会が減ることも考えられる。こうした事情もあって、データベースエンジンのValentinaを核にすることで、完結したアプリケーションサーバ構築ツールとして位置付けられるようにすることを意図しているものと思われる。
関連リンク：Purity Software
カテゴリ：データベース, サーバー関連, 各種プロダクツ
AirPortに関するTech Info Libraryの文書が新たに3つ追加された。特に、Base Stationへのログインでキーチェーンを使えない点は認識しておく必要があるだろう。
58532：AirPort: About Airport
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58532
AirPortのソフトウエアに付属する文書の内容が参照できる。ざっと見たところでは、AirPortはBootpでは使えないとか、DAVEはNATによる接続との互換性がないなどが参照できる。
58530：AirPort: Difference Between DSSS and FHSS
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58530
無線LANの規格であるIEEE 802.11には、Direct Sequence Spread Spectrum（DSSS）とFrequency Hopping Spread Spectrum（FHSS）がある。FHSSは2Mbps、DSSSは11Mbpsで、AirPortはより新しく高性能なDSSSを採用している。
58531：Mac OS 9: Keychain Not Applicable to AirPort
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58531
AirPort Base Stationへのログインについては、Mac OS 9で新しく追加されたキーチェーンの機能は使えない。
カテゴリ：iBook, ネットワーク, Mac OS 9
Tech Info Libraryに「58525：Power Mac G4: Technical Feature Comparison Between Models」という文書が追加された。Power Mac G4には、従来のBlue & WhiteタイプのG3のCPUをG4に置き換えたタイプ（PCIグラフィックス）と、新しいマザーボードなどを登載したタイプ（AGPグラフィックス）の2種類がある。その比較表が掲載されている。ただ、文章では、B&W G3とPower Mac G4(PCI)の記述が入れ違っていると思われる箇所があるが、表は2種類のG4の比較だ。スペック的な意味ではまとまっているので、違いが非常に分かりやすいと言える。
関連リンク：Power Mac G4: Technical Feature Comparison Between Models
カテゴリ：Knowledge Base（旧TIL）, Power Mac
WebObjectsで作成したアプリケーションをリアルタイムでモニタする「Client Signal Viewer」がリリースされた。WebObjectsのアプリケーションにフレームワークとソースコードの少しの修正を施すことで、モニタができる。クライアントはサーバと同一のマシンか、あるいはネットワークで接続されたマシンでの実行できる。さまざまな情報をグラフとして表示することができる。なお、Client Signal Viewer自体の動作間今日が同社のページで明記されていないが、スペックを見る限りは、Mac OS X Serverで利用できるものと思われる。
関連リンク：Client Signal Viewer
カテゴリ：WebObjects
Mac OSで利用できるWebサーバなどのインターネットサーバ機能がまとまった「WebSTAR Server Suite」のVer.4.1のパブリックベータが公開された。細かな修正点はたくさんあるが、大きな変化ではないようだ。apple-net-announceのメーリングリストには、修正点を記載したメールが流された。また、同社のListSTARもVer.2.0となったが、1.xのユーザはフリーでアップデート可能だ。PowerPCネイティブになったなどが変更点だ。
関連リンク：WebSTAR Server Suite 4.1 Public Beta
カテゴリ：サーバー関連
Appleより公開されているTech Info Libraryで、1999年11月23日付けで以下の文書が更新されている。以下のリストの左端が文書番号なので、記事の最後にあるリンク先にジャンプし、その番号を手がかりに検索をすると良いだろう。
19402：AppleVision Display Software: v1.0.1 & v1.0.2 Changes
24870：AppleShare IP 6.1: Running AppleShare IP First Aid On Older Servers
25038：Mac OS 8.6: Cannot Save AppleShare Login Password
58515：PowerBook Video Mirroring: Screen Anomaly When Scrolling
関連リンク：Tech Info Library
カテゴリ：Knowledge Base（旧TIL）