タイトル入手可能情報、不可能情報が飛び交うMac OS X Server 1.2カテゴリーMac OS X Server, 業界動向
作成日2000/1/23 2:28:37作成者新居雅行
Mac OS X Server 1.2がPowerMac G4 Serverとともに出荷された模様だが、OSの単体販売、あるいは1.0.Xからのアップグレードに対しては情報が交錯している。米国のThe AppleStoreで、パートナンバーM7733Z/AでMac OS Server 1.2が購入できるという情報もあり、一方では購入できなかったという情報もある。AppleStoreでは明確に「1.2」という記述はなく、通常とおりのアクセスだと、1.0相当のスペックが書かれたページが表示される。
また、1.2へのアップデータについては、$19.95でCD-ROMとして入手できるという情報もあり、すでに入手できたという情報もある。一方で、入手できなかったという情報もある。このアップデータCD-ROMについては、ごく一部のユーザにだけ出荷をした模様だ。以上は、Tech Exchangeでの書き込みを総合したものだが、Appleからは何のアナウンスもなく、入手可能かどうかは混沌としている。いずれにしても、アップデータはダウンロードできる状態にはなっていない。
先日の記事で紹介したStepwise Serverでの1.2のWhat’s Newの記事では、Mac OS X Serverは1.2でアップグレードはとまり、Mac OS Xの登場とともにそちらに統合されるという見解を記載している。1.2は出たものの、1.0.Xと大差はなく、リリース1年後のアップグレードにしては確かに力は入っていない。今後はサーバーソリューションとしては、Aqua搭載のMac OS Xへのアドオンとして、WebObjectsやAppleShareサーバを利用できるようにするという見解が示されている。Mac OS X ServerやDarwinに深くかかわっている同社だけに、思いつきで言っているとは思われない。予想としては、5月のWWDCあたりで今後の方針について何か情報が出るのではないだろうか。
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