タイトルアップルがAirMacの説明会を開催、ワイアレスでライブストリームのデモカテゴリーネットワーク, イベント
作成日2000/2/11 11:7:29作成者新居雅行
アップルで、2月10日、プレス向けにAirMacの説明会が開かれ、日本で出荷される製品についての説明が改めてなされた。まず、添付されるソフトウエアのバージョンは、Ver.1.1であると説明された。すでに米国ではAirPort 1.1がリリースされており、ソフトウエアベースステーションのプレビュー版やアクティブローミング、アクセス制御を行うなどの新機能を搭載している(MDOnlineでは2000年2月2日に既報)。米国向けに出荷されていたVer.1.0のソフトウエアは、ローカライズに対する配慮が薄かったものの、Ver.1.1でワールドワイドに対応するということだ。また、ソフトウエアベースステーションの“プレビュー版”の意味については、「動くと使えるとは違う」と断った上で、「ソフトウエアベースステーションは、まだ動くという段階」であると説明された。具体的には説明はなかったが、本格的に使うには、まだ支障が出る可能性も残されているとうことでのプレビューということだ。また、ルーセントなどの他社製品とくらべて、AirMacは通信ネットワークに関する設定内容が少ない。そのため簡単に使えるがパラメータを細かく設定したい場合には他社のソリューションも併用することもありうるといった話もあった。
デモンストレーションでは、AirMacのリセットを実際にやってみせたり、Macとクロスケーブルで直結してのファームウエアのアップデートが行われた。ベースステーションの基本的な設定は、Macのインターネット設定をそのまま引き継がせることができるが、それもデモされた。そして、PowerBookに、カメラ入力を装着して、無線LANを経由したライブストリーミングも行われた。
なお、MacWIREの記事によると、ソフトウエアはVer.1.1.1が搭載されるとしている。説明会は2回行われており、それぞれでの発言に違いがあったことが予想される。
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