タイトル【MTM2000-12 Nov】Developer Toolsはもはや秘密ではないカテゴリーMOSA Softwre Meeting 2000
作成日2000/11/13 13:44:15作成者新居雅行
2000年11月12日、MOSA Software Meetingの2日目が開催された。明け方までディスカッションを行う人も少なくないこともあって、10時始まりという余裕を持ったスケジュールで開始された。湘南国際村でのセッションは、2つないしは3つのセッションが並列で行われたので、すべてをお届けることはできない。筆者が参加したセッションと筆者自身のセッションの概要をお届けしよう。(セッション内容は別掲の記事で【MTM2000-12 Nov】をタイトルに付けて示す)
セッション終了後には閉会式があり、MOSAの林伸夫理事の挨拶があった。Mac OS XのDeveloper Toolsに関する情報交換をパブリックな場でしてもかまわないことをアップルの担当者に確認したということで、今まで機密だとされていた開発関連情報も公にしていいことを報告し、情報交換を活発にしようと呼び掛けた。その後、記念撮影を行い、2台のバスに分かれて帰路についた。
2日間に渡り、アップルやあるいはプログラミングの現場の人たちによるセッションが繰り広げられ、情報収集ができたという点はまず大きな収穫になったイベントだろう。しかしながら、そのことに加えて、いろいろな人たちと、夜中に、そしてセッションの合間、そしてバスの中などで話をして、親ぼくを深めると共に真剣なディスカッションなどもできるというのが、やはりこのイベントの1つの魅力であるとも言える。プログラミングは密室で個人的にやるものだが、やはり情報交換はいろいろな人と出会うことから始まる。日本でのMacintosh関連のプログラマ同志が集まる機会は数少ないだけに、MOSA Software Meetingは貴重な場を提供するものとなっていると言えるだろう。
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