タイトルTIL,TIL-J》Mac OS XのFinderやDock関連の文書、Mac OSにはない様々な操作などカテゴリーTech Info Library-J, Knowledge Base(旧TIL), ユーザインタフェース
作成日2001/3/30 14:6:3作成者新居雅行
Tech Info LibraryおよびTech Info Library-Jに掲載された文書のうち、Mac OS XのFinderやDockに関わる文書を集めてみた。Mac OSにはない様々な機能や操作がある。以下はその文書へのアドレスと要約だ。

◇Mac OS X 10.0: Available/Used Disk Space Does Not Appear in Show Info
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106242
Finderの情報ウインドウは、デスクトップ上に表示されたドライブのアイコンを選択してドライブの情報を表示させた場合、利用可能な容量や空き容量についての情報は表示されない。これらの上方を参照したいときには、Finderのウインドウに表示されたボリュームのアイコンを選択する必要がある。

◇Mac OS X 10.0:「情報を見る」は、1 つのダイナミックウインドウを利用する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106148JC
◇Mac OS X 10.0: Show Info Uses One Dynamic Window
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106148
Finderで項目を選択して「ファイル」メニューから「情報を見る」を選択すると、情報ウインドウにその項目の詳細な情報を表示できる。このウインドウは、常に1つだけが表示される形式になっている。複数の項目についての情報を並べてみたいのなら、Grabという画面ショットを作成するアプリケーションをうまく使えばよいということが説明されている。

◇Mac OS X 10.0: 書類ファイルをダブルクリックしても正しいアプリケーションでオープンできないことがあります
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106171JC
◇Mac OS X 10.0: Double-Clicking a Document Does Not Always Open the Correct Application
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106171
書類とアプリケーションの関連づけは、ファイルタイプとクリエイタで行なわれているのは、Mac OSと変わりはない。拡張子によって関連づけも行なわれるが、基本はファイルタイプなどの設定が必要になる。そのため、文書のアイコンをダブルクリックしても適切なアプリケーションが起動するとは限らない。場合によっては書類ファイルの情報ウインドウを表示し、ポップアップメニューで「アプリケーション」を選択し、「特定のアプリケーション」を選択して、その書類を起動するアプリケーションを設定する必要がある。

◇Mac OS X 10.0: Mac OS 標準フォーマット (HFS) のボリュームには英数字名を使用してください
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106196JN
◇Mac OS X 10.0: Use Roman Characters Names on Mac OS Standard (HFS) Volumes
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106196
HFS(標準フォーマット)のボリュームではファイル名やフォルダ名には英数字しか使えない。日本語の名前をつけることはできないし、最初からついていた場合には、ファイルのコピーなどでエラーが出る。基本的にあHFSではなく、HFS+でフォーマットしたドライブを使うべきだろう。

◇Mac OS X 10.0:「コンピュータ」ディレクトリのハードディスクボリュームのエイリアスを作成できない
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106202JC
◇Mac OS X 10.0: Cannot Make Alias of Hard Disk Volume in Computers Directory
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106202
Finderのいちばん上位にあたり「コンピュータ」のところにボリュームの項目があるが、そこにボリュームのエイリアスは作成することはできない。「コンピュータ」の箇所のアクセス権がファイル作成可能になっていない。ボリュームのエイリアスを作成するには、その項目を別のフォルダやデスクトップにドラッグ&ドロップすれば良い。Command+optionをおしていなくても、単にドラッグすることでドロップ先にエイリアスが作成される。

◇Mac OS X 10.0: コンテクストメニューと Dock ポップアップメニューを使用する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106203JC
◇Mac OS X 10.0: Using Contextual and Dock Pop-Up Menus
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106203
フォルダをDockの区切り線とゴミ箱の間にドラッグすれば、フォルダの項目をDockに追加できる。その項目をクリックするとFinderで開く。また、control+クリックで、フォルダの内容がポップアップしたメニューに一覧される。そのメニュー内にフォルダ項目があれば、さらに階層化して表示される。(なお、Dock内の項目をマウスボタンで押し続けても、ポップアップメニューが表示される)

◇Mac OS X 10.0: Dock 内ではサブメニューのエイリアスは動作しません
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106207JC
◇Mac OS X 10.0: Submenus Not Provided for Folder Aliases in the Dock
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106207
Dockに登録したフォルダ項目からのポップアップメニュー中では、フォルダのエイリアスがあっても、そのオリジナル項目のフォルダの中身までは表示しない。

◇Mac OS X 10.0:「リスト」や「カラム」表示の設定が保存されないことがある
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106204JN
◇Mac OS X 10.0: List and Column View Settings May Not Be Retained
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106204
リスト表示での日付け順に並べ替えた設定や、あるいはカラム表示での幅などの設定を記録しない場合がある。これについては、Mac OS Xの将来のバージョンで修正される予定だ。

◇Mac OS X 10.0: Command + Option + ドラッグのキーコンビネーションを使用する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=106210JC
◇Mac OS X 10.0: Using the Command-Option-Drag Key Combination
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106210
ファイルをアプリケーションにドラッグ&ドロップする時、通常はアプリケーションが認識できる形式のファイルだけが、ドラッグ&ドロップ可能となり、ドラッグ中にアプリケーションのアイコンが反転して反応する。だが、Command+optionキーをおしながらドラッグ&ドロップすることで、無条件にどんなファイルでも、アプリケーションに対して開くように指示を与えることができる。ただし、アプリケーションはどんなファイルでも開くとは限らないのでアプリケーションの機能に依存するが、状況によってはアプリケーションとの関連付けがきれてしまった書類ファイルを開く方法として活用できるだろう。

◇Mac OS X 10.0: Generic Folders Appear in the Dock and Applications Folder
http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106241
アプリケーションがフォルダのアイコンとして、ApplicationsフォルダやDockの中で見えてしまうというトラブルの対処方法が掲載されている。ホームフォルダにあるLibraryフォルダの中のPreferencesフォルダにあるLSApplications、LSClaimedTypes、LSSchemeというファイルを削除して、ログアウトし、再度ログインを行なうと解決するとしている。ファイルの除去は、HFS+ボリュームであれば、Mac OS 9.1で起動しても行える。
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