タイトルWebObjects5のアップデートが公開、WebObjects 5をMac OS X 10.1でも利用可能にカテゴリー開発ツール, WebObjects
作成日2001/10/23 18:38:40作成者新居雅行
WebObjects5のUpdate 2およびUpdate 3がリリースされた。Update 3は、WebObjects 5をMac OS X 10.1で稼働させるようにするもので、WebObjects 5を使う必要があるためにMac OS X 10.1に環境をアップデートできなかった人には朗報だろう。WebObjects Builderの問題が解消されるなど、修正点の細かい説明は以下の文書で読むことができる。Update 2は、Mac OS X 10.0.4で稼働するWebObjects 5向けのアップデートである。いずれのアップデートでも、APIの仕様変更がある。WORequest.formValueForKey()の戻り値の型がObject型に変更されている。従来はString型であったため、この部分での処理についてはいくらかのソースの変更も必要になるだろう。文字列を戻す処理のままで稼働させたい場合には、stringFormValueForKey()というメソッドを使うという方法もある。また、Update 2以前でビルドしたアプリケーションは、例外を発生させる可能性もあるので注意が必要である。

◇WebObjects 5: WebObjects 5 Update 3 Overview
 http://www.info.apple.com/kbnum/n75170

◇WebObjects 5: WebObjects 5 Update 2 Overview
 http://www.info.apple.com/kbnum/n88191
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