タイトルJava Watch on the X》4 - アプリケーションをパッケージとしてビルドする(訂正)クラスパスカテゴリーProjectBuilder/Interface Builder, Java, Java Watch on the X
作成日2002/1/17 16:52:52作成者新居雅行
MDOnlineの2002年1月15日号で配信した『Java Watch on the X》4 - アプリケーションをパッケージとしてビルドする(3)実行時に必要な情報』という記事において、アプリケーション設定(Info.plist)での、Java→ClassPathのキーを配列指定できないということを報告したが、その後に再度試してみたところ、問題なく設定ができた。内容に不備があったことをお詫びし、訂正したい。念のため、改めて説明しよう。

クラスパスは、コンパイルしたプログラムが入っているjarファイルを指定するのが一般的であるが、Mac OS Xのパッケージでは、パッケージの中のContents/Resources/Javaフォルダにあるターゲット名と同じ名前のjarファイルを指定するのが既定値となっている。MRJApp.propertiesファイルでは、「com.apple.mrj.application.classpath=パス」として記述を行う。また、アプリケーション設定(Info.plistに反映される設定)では、Javaのキーの下位項目にあるClassPathで指定できる。
複数のパスをクラスパスに指定する場合には、MRJApp.propertiesの場合には、パスを半角のコロンで区切って指定する。アプリケーション設定で指定を行う場合には、値を文字列型にして、パスを転んで区切って指定するのが1つの方法である。別の方法としては、Javaの下のClassPathを「配列」型として、各パスを配列の1つ1つの要素とする方法である。

◇アプリケーション設定の、Java→ClassPathを配列にして複数のパスを指定
 

アプリケーション設定に複数のクラスパスを指定することができないと記事で記載したが、再度試したところでは問題なく機能したという次第である。
関連リンク