文学部 応用情報処理II(2000)
担当:新居雅行(メール)
このホームページは、「応用情報処理」の履修者向けに、授業で行ったことの記録やあるいは課題などの連絡確認のために設けたものです。必要に応じて、随時、内容のチェックを行ってください。
連絡事項
- 応用情報処理IIは、ExcelやWordをより使いこなすための講義です。Excelでは統計処理ができるように、Wordでは論文作成ができるようになるというのが目標です。これらのソフトについて基本的なことができているというのが大前提になりますので、忘れてしまったことや、知識が足りないと思う点については講義の前の予習、あるいは講義の後の復習を必ず行ってください。
- 計算機室でパソコンを利用できるアカウントがなければ、授業は受けられません。
- 授業は演習を主体にします。講義の後、課題を行うというのが基本としますが、内容によっては一定しません。一定の期間の後、いくつか課題を提出してもらいます。試験は行いません。
- 疑問点は質問などを行って必ず授業中に解決してください。TAも控えているので、質問はいっこうにかまいません。むしろ、わからないのに黙っているというようなことは避けるように。また、授業時間以外では、メーリングリストを活用してください。
受け取り済み:19908340, 19911500, 19913342, 19910559,
19911475, 19916781, 19900328, 19912599, 19912391, 19912887, 19913762,
19806121, 19818076, 19802374, 19714708, 19802478, 19811269, 19802753,
19809805, 19811923, 19711877, 19812025
出席の取り方
- 授業は一応出席を取ります。
- 授業時間中に1回だけ、以下のフォームに名前と学籍番号を入力し、「送信」ボタンをクリックしてください。
メーリングリストについて
- 講師、TA、受講者をメンバーとするメーリングリストを作成します。最初の授業で登録方法を説明します。
- 講義に関する質問などは、講師やTAへの個人宛メールではなく、必ずメーリングリストを利用してください。
- 質問がメーリングリストで回覧された場合、受講者でそれに答えることができる人がいれば、積極的に返答してください。返答を行う点に関しては、評価に勘案します。
- 詳細は第1回目の講義のレジュメを見ること
講義内容
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講義日 |
講義テーマ |
講義内容 |
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データ処理につなげるためのExcelの基本 |
1 |
2000/9/28 |
Excelの基本操作の復習 |
講義に入る前の準備、入力や編集、ファイル、シートの切り替え |
2 |
2000/10/5 |
基本的な計算処理 |
基本計算、相対参照、絶対参照 |
3 |
2000/10/12 |
ワークシートでデータを扱う |
リストとしてデータを扱う、並べ替えなど、ピボットテーブル |
4 |
2000/10/19 |
基本的なグラフ作成 |
散布図、折れ線グラフ、棒グラフ、度数分布、ヒストグラム |
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Excelによる統計処理 |
5 |
2000/10/26 |
統計処理の基本 |
統計とはどういうことなのか、何に使えるのかなど、講義を行います |
6 |
2000/11/2 |
統計処理をExcelで行う |
基本的な計算や関数レベルでの統計処理 |
7 |
2000/11/9 |
相関係数 |
データ処理、作表、作図、数値を求める、検定 |
8 |
2000/11/16 |
検定、統計処理機能の利用 |
χ2乗検定、F検定、t-検定、分散分析、回帰分析 |
9 |
2000/11/30 |
アンケートの処理 |
処理に適した入力、マクロとの併用 |
10 |
2000/12/7 |
シミュレーション |
乱数、問題をワークシートに展開する |
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論文を書くためのワープロ利用法 |
11 |
2000/12/14 |
テキストの編集 |
レポートや論文の基礎とスタイル |
12 |
2001/1/11 |
アウトラインと表 |
アウトラインを使う方法、作表のポイント |
13 |
2001/1/18 |
図の扱い |
作図など、図版の効果的な利用方法 |
参考文献
- 統計関連
- 原書第4版 初等統計学 P.G.ホーエル著(培風館)\1,650
- 改定新版 統計学のはなし 蓑谷千凰彦著 東京図書刊
\2,000
- 統計学の教科書を分かりやすく読みやすくしたような書籍です。慶應の先生が著書です。教科書の副読本というか、もう少し砕いた説明で読みたい場合にはいい本です。
- 統計解析のはなし データに語らせるテクニック 大村平著 日科技連 \1,550
- 統計を知った上での、検定や分散分析の説明をかなりかみくだいて書いてある書籍。統計を応用するにはこの「統計解析」に至ることになりますが、その前に、統計の知識は必要です。
- 統計でウソをつく法 ダレル・ハフ著/高木秀玄訳 講談社ブルーバックス \880
- 統計関連では有名な書籍。ちょっと古く、雑学的な展開ではあるけど、内容は読みやすく、分かりやすい。数式をどうこうするのではなく、考え方からの説明なので、具体的な説明です。
- パソコン楽々統計学 新村秀一著 講談社ブルーバックス \1,500
- 統計ソフトがCD-ROMで添付されていて、実際のデータとソフトウエアを使いながら具体的に統計解析を勉強できる。パソコンを持っていて、具体例でばしばしやってみたい人向け。
- 実践としての統計学 佐伯胖、松原望編 東京大学出版会 \2,600
- かなり実用的でかつ面白い。参考文献も豊富に掲載されている。統計の考え方を非常に丹念に、しかもうまく解説している。しかも、数学的に流れていないので、途中から読んでもいいくらいだ。特に、1章は統計の考え方を整理する上では非常にいいと言えるだろう。ある程度勉強し手から読むと理解度はかなり深まると思う。
- Excelでやさしく学ぶ統計学 室淳子、石村貞夫著 東京図書 \2,000
- この講義の教科書にしてもいいくらいの書籍(笑)だが、とりあえず、どうすればExcelで統計処理ができるのかということを知りたい人にはいいだろう。とにかく、簡単なサンプルをもとにした操作手順が細かく書いてある。確かにやさしいが、情報量的には薄いと言える。考え方までは詳しくは書かれていない。
- Excel関連(手前味噌ですが…)
- 完全制覇Excel2000基礎 新居雅行・高橋美香子著(日経BP社)\1,800
- 完全制覇Excel2000応用 新居雅行・高橋美香子著(日経BP社)\1,800
- Excel2000データベース構築法 新居雅行(エクシードプレス)\2,400