ケーブルテレビで
インターネット
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1999年9月のある日、突然ケーブルテレビがやってきた。え!?マジ?! つまり、我が家がサービスエリアに突如として含まれたのである。いやはや、ノーマークだった、しかし、うれしい! さっそく契約をした。スタートレックが見れるというだけでも契約をしたかもしれないが、なんと言っても魅力なのは常時接続可能なインターネットサービスだ。ただし、メリットも大きいが制約もある。あれこれとやってみた結果をせっかくだからページに残すことにした。
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2001/6/30をもって、このページは凍結しました。とはいいながら、2000年後半から更新がとまっていました。すみません。また、運営していたメーリングリストも閉鎖しました。理由などはこちらを御覧ください。中途半端な記述の部分などがありますが、すでにネタが古くなっていることもあり、新たに記事は書き下ろさないつもりです。大変申し訳ありませんが、御容赦ください。 |
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since Jan. 8,2000
更新履歴 |
最終更新日:2001年 7月 7日 (土) |
2000/10/10 |
IPマスカレードの原理と、redhat Linux 5.2でのルータ構築をまとめました。 |
2000/8/15 |
リンク集のコーナーを追加しました。 |
2000/6/25 |
LAN配線に注意していますか?のコーナーを追加しました。 |
2000/3/24 |
eGroupsでメーリングリストを作ってつけてみました。 |
2000/1/8 |
ケーブルモデムの写真なんぞを入れました。カウンターをつけてみました。 |
1999/12/27 |
Windows 98をルータにのページにいちおうちゃんと書きました。 |
1999/11/7 |
こういうページを作ろうとずっと思っていたけど、重い腰がやっと上がった。いつまでもぐずぐずしていても始まらないので、とにかくスタートさせることにした。だけど、まだ内容がないです。すみません。 |
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ケーブルテレビにはまってます
- 浦和与野インターネットです
- とにかく、スタートレックを見たかった
- 古い、海外のドラマとか、日本のドラマとか、ちょっと滑稽だけど、思わず見てしまう
- 意外におもしろいのが、ディスカバリーチャンネル
メーリングリスト
このページを見に来ていただいている方々と、コミュニケーションを取るために、eGroupsにメーリングリストを作りました。ケーブルテレビでインターネットをやっている人たち同士の情報交換の場になればと思います。どうぞ御参加ください。
メーリングリストは、2001/6/30をもって閉鎖となりました。
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ケーブルテレビのインターネットとは
- ケーブルテレビの回線を利用して、インターネットを常時接続するサービスです。24時間使いたい放題です。ダイアルアップ接続だと、NTTの電話代とプロバイダ料金がかかりますが、ケーブルテレビの場合には、それらが込みになっています。月額\6,500ですが、ちょっと割り引きがあるようです。
- ケーブルモデムってのを使います。ケーブルモデムに10BASE-Tがついています
- 一般的には、そのケーブルモデムの端子と、パソコンとをストレートケーブルで結びます
- 標準の契約だと、1つのIPアドレスだけなんで、モデムと1台のパソコンのみで利用できます。
- 複数IP契約もできるけど、その場合はハブ経由でしょうね。ハブとモデムはストレートなのか、クロスなのかは不明(たぶん、ハブとの間はクロスケーブルでないといけないと思う)
- DHCPを使い、グローバルなIPアドレスを割り当ててくれます。最初はネットマスクが255.255.255.128だったのですが、ある時急に、255.255.255.0になっていました。DNSはケーブルの先、つまりインターネット会社のものを使うようになっています。
- 快適かどうか?
- 相手にもよりますが、ファイルのダウンロードでは20〜25KB/s出ることがあります。DA-64で接続してたころは8KB/sくらいが上限でした。
- ISDNだと、シングルチャンネルで64kbpsですので、8KB/sが上限です。kbps単位にすると、160〜200kbpsという数値になります。
- ただ、必ずしも、このようなスピードにはなりません。相手の通信状況とか、重さにもよるみたいです。
- サポートに問い合わせたところ、特にフィルタをかけているわけではないということで、ストリーミングを始め、すべてのサービスがきちんと使えています。
- ただ、ftpだけが何か変…。こちらがマスカレードしているからでしょうか? でも、マスカレードに使用しているマシンからも同様に変です。時々、接続をぶち切りされます。たくさんのファイルをまとめ送りとかができないのです。パッシブモードにもしています。サポートに問い合わせたのですが、あっさり「異常はない」と言われてしまった。
- 2000年1月後半くらい? なんか、エラーが減ったような気がする…。クレームつけたため、なにかしたのだろうか。たまに、まだエラーが出る。
- 2000年3月、ルータをWindows 2000にしたら、さらにエラーが減ったような気がする。しかし、たま〜〜にエラーというか、全然転送処理とかしないことがある。
- うーむ。やっぱりIPNetRouterに問題あるのかなぁ。しかし、問題は特定できないなぁ。
- とりあえず、Mac OS 9で接続していますが、いちおうちゃんと使えているみたいです。
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ケーブルモデムがこれです。TERAYONというブランド?名が書いてあります。普段は棚の奥に入れてありますが、撮影用に引っぱりだしました。 |
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ケーブルモデムの裏側には3つの端子があります。上から順に、外のケーブル、電源アダプタ、Ethernetの端子です。ディップスイッチなどはなく、ともかくつなくだけです。また、マニュアルなどももらえなく、ともかくつないで使うのみです。 |
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いちばん上の端子にある金属はアテネータのようで、工事に来た人は、これをいろいろ変更して調整していました。 |
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Ethernet端子から、パソコンのEthernetカードの端子へ、普通のケーブルでつなぎます。つまり、クロスケーブルではありません。標準では、1つのモデムに対して1台のパソコンしか接続できませんが、オプションを支払うことで複数のIPアドレスを割り当ててくれることもできるようです。 |
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- ケーブルテレビのケーブルと、インターネットのケーブルは、屋内には別々に引き込みます。
- インターネット側のケーブルは、壁の穴からいきなりモデムにやってきます。つまり、壁面にコンセントとかいった小奇麗なことはやってくれません。
- そのケーブルも、太めの同軸ケーブルなので、さばきもあまり思うようにいきません。
- これから工事をされる方は、モデムの置き場所をよく考えておかれることをお勧めします。
サーバーにしちゃうぞ計画
- IPは固定ではないからサーバーにはできない? そんなことはありません
- Dynamic DNSとはダイナミックな!
- 上記のページ、分かりづらいですけど、要は、自分のところでDNSサーバーをたてなくても、ドメイン名→IPアドレスの割り振りをしてくれます
- 正確にはサブドメインをもらえる。
- 私の場合「msyk.dyndns.org」をいただきました。「dyndns.org」などいくつか決められたドメインに、自分の好きなサブドメインを登録できます。
- で、DHCP接続しているわけで、常にIPアドレスは一定ではありません。
- Dynamic DNSでは、現在のIPアドレスを、専用クライアントソフトを使って登録することができます
- そのクライアントソフトを起動時に実行することはもちろん、たいがいは一定時間ごとに登録もできます
- いろんなプラットフォームのクライアントがあります。もちろん、マック版を「起動項目」に入れてあります
- つまりDynamic DNSを使えば、ケーブルモデムにつないだマシンはドメイン名で参照できるわけですね
複数台のパソコンをつなぐ
Macintosh編
- IPNetRouterを使っています
- Power Macintosh 7600にリュウドの10BASE-TのPCIカード(Sonic製品)を付けています。高かった、\8,000ほどもしてしまった。Windowsマシン用の安さを知っているだけに釈然としないが、仕方あるまい…。
- ケーブルモデムから内蔵Ethernetポートに接続
- PCIのネットワークカードからハブに接続して、複数のコンピュータからのルーティングを受け付けます
- 設定はIPNetRouterのホームページに書いてあり、その通りにやればともかく動き出した
- ちょっと不安定かな。日に数回、アプリケーションの再起動です。
- また、1日に1回はマシンの再起動をしています。
- いろいろ挑戦しています。「省エネルギー設定」で自動的にシャットダウンと起動をしようとしたら、プロセスが動いているためシャットダウンできません。というか、シャットダウンするぞというダイアログにOKをクリックしないとだめなんですよね
- で、強制的にシャットダウンするスクリプトを作成しました。それをiDo Script Schedulerで、決められた時間に動かす!
- 1日目、失敗です。なんか、朝起きたらフリーズしていた。そのスクリプトのせいか、それ以前かの時間のようです。
- うーん、スクリプト中で落ちるなど、まともにリセットされた試しがない・・・
- そういえば、申し込み時、「IPマスカレードについては一切サポートしません」と言われた。でもやることはかまわないというスタンスだそうです
- 1999/12/2、MACLIFEの仕事があったので、AppleShare IP 6.3を入れました。そして、DAVEとWeb共有は使わないで、AppleShare IPの機能に移行してみました。すると、嘘のように(笑)、すっかり問題なく動いています。落ちることはいっさいありません。
- 現状では、AppleShare IP 6.3、IPNetRouterを使って稼動させていて、全然問題はありません。しかし、借り物をいつまでも使うわけにはいかないので、速く移行しないと…。
- DAVEではNATに対応していないようなことが書かれてあったので、DAVEがIPNetRouterを落としていた可能性は高いのではないかと思います。
Windows 98 Second Edition編
- Windows 98 Second Editionにある「インターネット接続共有」でできそうな気がする
- まずは、2枚のネットワークカードがどちらも稼動しないといけない
- 3COM製の1枚はOKなんだけど、古いカードがうまく認識しない
- 新しくEthernetカードを買ってきて試さないとなぁ。次に秋葉原に行く時だな。
- 99/11/10:ナカガワメタルの100/10BASE-Tのボードはなんと\1980。Linuxも動作確認ということで、迷わずこれをゲット
- 99/11/12:うまくいきました! Windows 98をルータに のページに詳細を記載します。
Windows 2000編
2000/3/5 非常に簡単にうまくいきました。近々やり方を書きます。
- 一番確実な方法だろう。だから、最後はこれになるかな
- Linuxだとやり方とかが本に書いてあるからできそう。ネットワークカードを2つ認識させれば楽勝かな?
- と思ったけど、FreeBSDでも簡単にできそうなので、こっちでやってしまおう。
- でも、実際にはredhat Linux 5.2でやっています
ケーブルテレビインターネットを使いこなそう
FTPを使う場合の注意
Webサーバの管理をFTPで行っている人が多いとは思いますが、IPマスカレードの中、あるいはプライベートアドレスを割り振られるインターネットサービスでは、 FTPを使う場合に、「パッシブモード」という設定を行わないと、転送途中で接続が切られてしまいます。
通常のFTPのファイルの転送では、FTPクライアントを使って、FTPサーバーに接続して、アップロードや ダウンロードを行います。だから、FTPクライアントは文字とおりクライアントと思ってしまう わけですが、実はファイルの転送を行う場合、FTPクライアント側がサーバのような動作をします。 つまり、FTPサーバ側からFTPクライアントに接続をしようとします。
しかしながら、IPマスカレードの中にあるパソコンには、外部にあるFTPサーバから接続ができません。 マスカレードの処理を行っているルータまでしか見えないのです。だから、そこでFTP処理が中断され、 ファイルの転送などができなくなってしまいます。
一方、パッシブモード(PASVモードなどとも書かれる)は、サーバ側からクライアントに接続する という処理を行いません。常に、クライアントがサーバに対して接続するという状況で、FTPの処理を 行います。従って、IPマスカレードの中から、FTPサーバに対してファイルの転送処理ができるのです。
たいがいの、FTP関連ソフトは、パッシブモードの設定があります。ただし、アプリケーション全体の設定として行うものもあれば、特定の 接続先ごとに設定するものもあり、注意が必要です。
- Adobe GoLive4は、「アップロード」の機能を利用して、一括してファイルをアップロードしたりできるのですが、やはりIPマスカレード内ではパッシブモードにしないといけません。そうしないと、変な数字だけのエラーメッセージが出てきて、処理を途中で終えます。設定は「環境設定」の「ネットワーク」にあるパッシブモードを使用を選択しますが、それはアプリケーション全体の設定です。すでに、サイトを作ってあるのなら、「サイト設定」にあるパッシブモードの使用のチェックボックスを必ず確認しましょう。
- FFFTPは、「ホストの設定」の「拡張」タブのページにある「PASVモードを使う」のチェックボックスです。つまり、設定先ごとに、パッシブモードを使うかどうかを指定するわけです。
- FrontPage 2000はFTPでのファイルのアップロードができるのですが、パッシブモードに設定することができないみたいです。
- Mac OSの「インターネット」コントロールパネルで、利用者モードを「詳しい情報も表示する」にします。すると「詳細設定」タブが出てきますが、そこで「FTPサーバ」の設定として、「FTP受動モード」というのがあります。これがパッシブモードです。ただし、「インターネット」コントロールパネルの設定を必ずしもアプリケーションが使うとは限りませんので注意が必要です。おそらく「ネットワーク・ブラウザ」でFTPサーバを利用する時にパッシブモードにするのには、この設定を行うのでいけるのだと思います。
リンク集
整理して…と思いながらたまっていく一方なので、とりあえず公開します。