OME User Release/リリースと修正点
OME User Releaseは、OME Core Releaseおよび個々のDeveloper Releaseを、ユーザー向けにパッケージしたものを配布しています。
最新版のリリースノート
最終更新 : 2009/11/15 新居雅行
OME User Release 20091115
- Snow Leopardで、DockにJavaで起動したプロセスのアイコンが一瞬登場するなどの症状が出ないようにしました。その他、Snow Leopardでの動作で微妙なところを調整しました。
- メール受信時に信頼できる証明証明書を指定する設定を追加しました。Behavior_Info.txtファイルに「UserKeyFileWithPassword="password"」という設定を追加します。信頼する証明書のファイルは、~/.keystoreで固定です。
リリースノート(Leopard以降)
OME User Release 20090503
- fetchmail/procmailの組み合わせでダウンロードしたメールを処理する時、何らかのエラーで、/var/mail/ユーザ名 というファイルにソースがコピーされてOME側に来ないという問題がありました。そこで、OMEのフレームワークあるResources/salvate.shというシェルスクリプトを追加し、ログイン時と1時間ごとに、/var/mail/ユーザ名 というファイルからメールを取り出すようにしました。インストーラで、Agents for Client Userの項目をオンにしてインストールをしてください。~/Library/LaunchAgents/jp.mac-ome.salvageという設定ファイルが加わっていることを確認してください。
- temp/originalsにバックアップしたファイルを入れておいてそこからの取り出しができるようになっていましたが、加えてmbox形式に対応しました。Mail.appで「メッセージ」メニューから「メッセージをアーカイブ」により、xx.mboxというフォルダが作られます。この中にあるmboxというファイルを、temp/originalsに入れて、javaコマンドでMailProcessorを起動すれば処理に入ります。ただし、salvage.shによりこのjavaコマンドでの処理が動くので、originalsフォルダにmboxファイルを入れておいて1時間も待てばそのうちOMEのメールとして処理されます。
- javaコマンドでMailProcessorを起動したとき、originalsフォルダにあるファイルを分解処理していますが、正常終了すると元からあったファイルを削除するようにしました。
OME User Release 20090416
- 小幅な修正をしました。
- Mailmanでのメーリングリストで日本語の文字化けを防ぐためにエンコードを「iso2022-jp」という文字で指定した場合、この文字がcharset=に指定される。そういうメールでもエラーが出ないようにした。
OME User Release 20081019
- 「未読を全て開く」アプリケーションをCocoa Nativeで書き直した。ディレクトリ名は「OpenAllUnreadMessage2」です。古いバージョンは手作業で捨ててください。
- 未読の有無があればGrowlでメッセージを出すという処理を「InBoxNotify」というバックグランドアプリケーションにさせるようにした。このアプリケーションは、OMEのフレームワークのResourcesにある。起動のためのlaunchd用設定ファイルをインストールされるようにした(インストーラで、Agents for Client Userの項目をオンにしてインストールをしてください。ダウンロードした後にGrowlを使って表示する部分はコメントアウトした。
- HTMLメールの最初に「-->」と出ている場合があったのを修正して出ないようにした。
OME User Release 20080524
- 「OMEメール参照」のアイコンを、ALBOOKを採用した。(Thanks to Laurent Baumann)
- 「OMEメール参照」についてのさまざまなバグ修正+XIBファイルにしてみました。
OME User Release 20080407
- ソースをSubversionで公開するのに対していろいろ整理をしていて見つかったビルドバグを修正
- インストーラについてのバグを修正。エラーが出る場合があったのを直した
OME User Release 20080330
- インストーラを新しいPackage Makerで作り直した。
- 「OMEメール参照」HTMLメールのalternateパートの場合、HTML側のみ表示するようにした。
- 「OMEメール参照」で印刷時にレイアウトが崩れていたのを修正。
- HTMLの単独メールが開けないバグを修正。HTMLメールのファイルの日付が正しく設定されていないのを修正。
OME User Release 20080114
- 「OMEメール参照」で引用部分に色がつくようにした。
- 「OMEメール参照」表示できないマルチパートメールのが一部にあったのを修正。
OME User Release 20071216
- 「OMEメール参照」で添付ファイルが画像でない場合に正しくメッセージを表示されなかったのを修正。
OME User Release 20071209
- OMEメール送信、OMEメール受信で、ウインドウを開かないようにできるようになった。すなわち、Behavior_Info.txtファイルに記述するDownloadMailsMessageShow、SendMailMessageShowのキーワードの設定が有効になった。これらのキーワードがファイルに記載されていない場合、エラーがあるときだけウインドウを表示する。
- メール受信時にfetchmailが戻すエラーメッセージの表示を行うようにした。その部分は、Growlにも対応した。
- 送信メールファイルのAttachment:ヘッダで添付ファイルを指定できるが、そのパスの頭に~をつけてホームフォルダの指定ができるようになった。また、添付ファイルとしてフォルダを指定してもOKとなった。末尾のスラッシュはあってもなくてもOK。フォルダを指定すると、dittoコマンドで圧縮するので、リソースなども含めて圧縮される。従って、添付ファイルとしてKeynoteの文書ファイルなどの指定ができるようになった。
- 「OMEメール参照」でのマルチパートメールの表示の改善。受信時に、添付かインラインかを__PartInfo.xmlに記載するようになった。
- メールのバックアップ作成のタイミングをずらして、例外が発生するのを防ぐようにした。
- ヘッダの認識できないパートをファイルに保存することをやめた。つまり、空ファイルを読み取ったときにエラーや、何も中身のないファイルを作るのを防ぐようにした。
- JavaMail 1.4.1にした。1.4.0はエンコードに問題があったのでアップデートを待ったが、このバージョンでは問題ないようなので切り替えた。
OME User Release 20071103
- メールファイルの形式がUTF-で、Behavior_Info.txt内でHeaderTextUnifiyingが設定されているとき、ヘッダの文字列のうち日本語が化けていたのを修正。
- 添付ファイルのファイル名が日本語の場合に化けていたのを修正。なお、添付ファイルの処理にもHeaderTextUnifiyingの指定が反映されるようにした。(HeaderTextUnifiyingにより、ヘッダにそのまま日本語の文字列が入っている場合や、MIMEエンコードのパラメータが間違っているような場合でも、可能な限り文字列を抜き出します。)
- CP932でエンコードした場合にうまくデコードできなかったのを修正。
OME User Release 20071026
- Quick Lookプラグインが追加されました。
- このバージョンより、実行環境は、Mac OS X Leopard(Mac OS X v10.5)となります。
OME User Release 20071009
- 2007/10/7版にコンパイルミスがあり、肝心なファイルが組み込まれていませんでした。申し訳ありません。
OME User Release 20071007
- Cocoa-Javaアプリケーションをなくした。
- 「OMEメール送信」「OMEメール受信」「OMEメール作成」を作り直した。現状、エラー処理などにまだ難がありますが、おおむね使えるようになっているはずです。ただし、Behavior_Info.txtに記述するキーワードのうち、SendMailMessageStandardOutputとDownloadMailsMessageStandardOutputについてはすべて機能する。つまり、標準出力にメッセージを出す状態に自動的になります。このキーワードの有無に関係なく、標準出力に結果やエラーレポートを出します。
- 「OMEメール作成」は、.mailtemplateファイルを扱えるようになりました。メールのテンプレートですが、要はテンプレートファイルと同一の送信用ファイルを作成して編集状態にします。
- OME_Configuratorをやめて、わきもとさんのOMESetupをディストリビューションに含めた。なお、英語名は「OMESetup」、日本語名は設定されていなかったので「OME初期設定サポート」にしました。また、アイコンもオリジナルのものにしました。結果、すでにインストールしてある人の場合、このバージョンをインストールすると「OME初期設定サポート」が2つできます。古い方を手作業で消してください。
- OrgaKitのフレームワークフォルダへのインストールが必須になりました。OMEの中にフレームワークとしていれる事はどうもできないらしく、インストーラで別々のフレームワークとしてインストールされます。
- OME_BrowserXCoSについても少し手を入れて、メールの送受信ができなかった点を解消しました。しかしながら、OME_MoveやOME_Searchを呼び出す部分はそのままになっています。これらのユーティリティはディストリビューションには含めていません。
OME User Release 20070903
- Spotlightインポータのプラグインがビルドミスしており、Spotlightでの検索が正しく行われなかった点を修正。(「dsimport dir」コマンドを使って指定したディレクトリのメタデータの取り込みを再度行ってください。)
- インストーラで、launchdの設定ファイルのインストールをオン/オフできるようにした。つまり、すでにjp.mac-ome.downloadmailsファイルがあるようなときに、インストーラで上書きされないようになった。また、これらのファイルのアクセス権を見直し、ユーザ権限でファイルの内容を書き直す事ができるようにした。
- launchdのデーモンをインストールするインストーラを作った。サーバ等でメールを取り込む場合、あるいはログインしなくてもメールのダウンロードが行われている必要がある場合に利用できる。
- 「OMEメール参照」は、マルチパートメールにおいて__OME_PartsInfo.xmlファイルがない場合でも、メールの内容を表示できるようにした。
OME User Release 20070715
- AppleDoubleで添付されているファイルの処理を正しく動作するようにした。ちなみに、Finder情報は通常は16×2バイトとなっているが、Mac OS XのMail.appは10バイトのデータを作るためそれに適合させた
- マルチパートのファイルを作る場合に、フォルダの日付をきちんと設定するようにした。また、AppleDoubleの添付ファイルがある場合に、__OME_PartsInfo.xmlファイルが正しく作成されなかったバグを修正
- 正しくない文字列のファイル名の場合、マルチパートのためのフォルダが作成されず、ファイルがフラットに展開されていたのをとにかくフォルダは作るようにはした。
- 件名のエンコードがISO-2022-JPとあるのに、実際にはShift JISのバイナリをBase64にエンコードしているような場合でも、正しく文字列を取り出せるようにした。なお、本文についてもやろうかと思ったが、この種のメールは件名を見て消す事が多いだろうからあえてパスした。
- 「OMEメール参照」でHTMLメールのリンクをクリックしても何も表示されなかったバグを修正。
- 添付ファイル名の決定部分を見直した。現状では、Content-Disposition, Content-Typeの順にチェックし、AppleDoubleファイルのファイル名情報は無視している。また、RFC2231のデコードに一部問題があった点を修正。
OME User Release 20070624
- HTMLメールのエンコード情報が正しく保存されていない点を修正
- 「OMEメール参照」でのメール表示をより的確に表示されるようにしました
- ファイル名に#が含まれていると、__OME_PartsInfo.xmlファイルが作成されない問題を修正
OME User Release 20070603
- 添付ファイルのファイル名の設定がうまくいかない場合があったことを修正
- 「OMEメール参照」を利用して、マルチパートのテキストメール、HTMLメールの表示、添付されたファイルへのリンク表示などができるようになり、1つのファイルだけの表示機能ではなくなりました。
OME User Release 20070513
- AppleDoubleによる添付ファイルの処理がうまくいかなかった点を解消。
- キャラクタセットがCP932のメールでエラーが出てしまっていたのを修正
- 添付ファイル名が欠けたり化けたりする場合があったのを修正。
- 「未読を全て開く」アプリケーションがIntelのみのバイナリだったのをUniversal Binaryに修正。Growlのメッセージを自動的に消すように処理を追加。
OME User Release 20070421
- 「OMEメール参照」を大幅に変更し、WebKitベースでメールの内容が表示されるようになった。また、印刷もできるようになった。表示形態をカスタマイズしたいないら、OME設定フォルダ(デフォルトは、~/Library/Preferences/OME_Preferences)に、OMEMailViewer.cssおよびOMEMailViewerPrint.cssという名前でスタイルシートを配置する。前者が画面表示、後者が印刷用。いずれも、OMEのフレームワークのResourcesにあるものをコピーしてカスタマイズするのがいいだろう。(ただし、HTMLメールについては参照は可能だが、印刷ができない、あるいは外部リンクのダウンロード禁止などはできない)
- マルチパートメールにおいて、OME_Behavior.txtファイルに記載した「AdditionalHeaders」の設定が反映されない点を修正。
OME User Release 20070108
- 振り分けフォルダにASCII文字以外の文字のパスがあったときにエラーが出るのを修正。
- メール送信で、エラーメッセージを日本語で出るようにした。
- エラーメッセージをGrowlを使って表示するようにした。
- メールのダウンロードを知らせるGrowlのメッセージを日本語対応にした。
- Jedit用マクロを修正しました。こちら
OME User Release 20070104
- 注意:2007年1月2日版をインストールした方は、「/ライブラリ/LaunchAgents/jp.mac-ome.downloadmails.plist」というファイルを手作業で削除してください。
- CocoaおめにゅーVer.3を含めました。「OME-オープンメール環境」フォルダにあるのがこのインストーラでインストールしたものです。
- インストールしたユーザのホーム以下、「~/ライブラリ/LaunchAgents」に、「jp.mac-ome.countunread」「jp.mac-ome.downloadmails」を作成します。Cocoaおめにゅーのインストーラのスクリプトを、OMEのインストーラに組み込み、パスなどを修正して最新のものにしています。
- Growlに対応しました。メールを受信すると、Growlのメッセージが表示されます。もちろん、Growlのシステム環境設定パネルをインストールして、起動するようにしておいてください。なお、Growlが稼働していない場合でも問題ないようになっているはずです。
- 「OMEメール作成」がドラッグ&ドロップに対応していなかったのを修正。
OME User Release 20070102
大変長い間、更新が滞ってしまって申し訳ありませんでした。新居本人としては、ずっとOMEを使い続けていたのですが、いろいろなメンテナンスした結果をディストリビューションとしてまとめる時間がとれなかったので、こんなに遅くなってしまいました。
- OMEのディレクトリ構成を大きく変更し、コア機能はフレームワークに入れるようにしました。なお、フレームワークにしましたが、Objective-Cレベルでのライブラリとしてはまったく使っておらず、jarファイルやコマンドを別のコンポーネントから呼び出すのに利用しています。
- すべてのコンポーネントが、Universal Binaryになっています。Intel Macでもネイティブに稼働します。なお、対応OSは、Tingerのみとします。
- インストーラでのインストールができるようになりました。また、インストーラによって、launchdの設定ファイルをインストールするようになっています。
- Java 1.5での稼働ができるようになりました。Mac OS X v10.4.5から、自動的にJavaはVer.1.5が選択されるようになっています。従来のコンパイル結果で運用は不可能ではないのですが、エイリアスを作るコマンドmakenewaliasのやりとりで問題が出ていました。このリリースではやや強引な方法で解決しています。
- アプリケーション名をローカライズしました。
- 新居本人が自分で使うコンポーネントだけを、ディストリビューションに含めています。そのため、ユーティリティ系のさまざまなアプリケーションやアプリケーションなど、今までにディストリビューションにあって新しいものに含めていないものがいくつもあります。Universal Binary化やコンパイル可能にする状態に持ってくるまでの問題などがあり、ご了承ください。
- エディタのスクリプトについても、このディストリビューションには含めていません。これについては、別途配布することを計画しています。
- メールの送信時にSSHでトンネルを掘って送信することができるようになりました。
- その他、細かなバグ修正など多数。
ソースコードに対するコメント
- ソースコードは、SourceForge.jpにコミットしましたが、過去からのさまざまなものが蓄積されたために、訳が分からなくなってしまっているかもしれません。フレームワーク版でのビルドについてのコメントをこちらに記載します。
- ome/OME_Frameworkというディレクトリに、フレームワークのためのプロジェクトや、フレームワーク版のOMEをビルドするのに必要なものを入れています。このディレクトリにあるBuildAll.shというシェルスクリプトを実行することで、このディレクトリに、配布用のdmgファイルを作るようになっています。
- OME.frameworkは、わきもとさんが作っているObjective-Cのプログラムを、フレームワークの中身にコンパイルして入れていますが、このdmgファイルに入っている他のアプリケーションからは、バイナリの呼び出しはされていません。OME_lib.jarファイルのパスが固定されることと、コマンドツールの置き場所も固定されることを意図して、これらのものをフレームワークに入れました。
- 今までのアプリケーションやユーティリティのディレクトリ配置はいじっていません。
- ome/ome-core/OME_JavaProjectは、今まではアプリケーションも生成していましたが、OME_lib.jarを生成するだけにしました。また、Javaのプログラムをすべてこちらにアーカイブしました。たとえば、OME_SendMailが呼び出すクラスも、フレームワークの中にあるOME_lib.jarに入れています。
- ome/ome-core/OME_Appsを新たに加えました。OME_SendMailなど、アプリケーションの生成はこちらのプロジェクトで行うようにします。
リリースと修正点(2002〜2005)
OME User Release 20050910
OME User Release 20041101
- Mac OS X 付属の fetchmail を使うようにしました。Behavior_Info.txt に FetchSizeLimit="0" を追加し、FetchMailPath の設定は無効にしてください。
- Cocoa のメール送信機能を用いた OMEMailDelivery (わきもとしんやさん作)をディストリビューションに追加しました。
- メール閲覧用アプリケーション OMEMailViewer (OMEメール参照/新居さん作)をディストリビューションに追加しました。
- Cocoaおめにゅーがバージョン 1.7 になりました。
- 定期受信用アプリケーション OME_Scheduler? (わきもとしんやさん作)をディストリビューションに追加しました。
- 受診後の処理が大きく変更されました。既定値では、temp内に参照関係を記録するエイリアスは作成しません。また、未読エイリアス作成や、メールファイル作成後に起動するプロセスの処理などを個別に指定できるようになりました。(http://mac-ome.jp:80/site/manual/e00/e02receivedmail.html )
- 国際化機構が刷新されました。( http://lists.sourceforge.jp/mailman/archives/ome-develop/2004-March/001057.html )
- 大森さんによるブラウザ「OMEbra」が追加されました。
- 開発者向けソースコードパッケージ : OME-20031030-src.tar.gz
OME User Release 20031204
- 添付メールが保存されない問題を修正しました。(Bug 3389 :かねうち)
- メール受信時に表示された OME_DialogX をクリックすると、OME_DialogX アプリケーションが終了するようになりました。(Bug 3368: 大森さん)
- OME Mode for Emacs が更新され、ハイライト表示やスプールに対応しました。 (Ome-developでのアナウンス: 高階さん)
- Jedit4 の下書きモードが動作しない問題を修正しました。 (Bug 3369: かねうち)
- 開発者向けソースコードパッケージ : OME-20031204-src.tar.gz
OME User Release 20031105
使ってみての感想、疑問点などは メーリングリストや定期チャットなどでどうぞ。
- Mac OS X 10.3 Panther で、受信時に OME_DialogX のエラーが表示される問題を修正しました。(大森さん)
- 開発者向けソースコードパッケージ : OME-20031105-src.zip(今回は Panther の Finder で作った zip アーカイブです:-)
OME User Release 20031006
使ってみての感想、疑問点などは メーリングリストや定期チャットなどでどうぞ。 Mac-iTokyo 2003や BSDカンファレンス 2003、 関西オープンソース+フリーウェア 2003などのイベントでもお待ちしています。
- 動作環境を Mac OS X 10.2+Java 1.4.1以上としました。 Mac OS X 10.1やJava 1.3.1では動作確認していません。
- JavaMail をバージョン 1.3.1 にアップデートし、SMTP の DIGEST-MD5 認証に 対応しました。JavaMail 1.3.1 ではその他の互換性向上もはかられています。 (新居さん)
- JavaMailをバージョンアップしたので、 /Library/Java/Extensionsフォルダに古いmail.jarやactivation.jarがある場合は 特に事情がない限りそれらのファイルを削除してください。 これらは、以前のOMEとともにインストールされている可能性があります。 古いものがあると現在の OME が動作しない場合があります。現在のOMEでは、 /Library/Java/Extensionsにmail.jarやactivation.jarは必要ありません。
- SMTP/POP による送受信時に標準以外のポートを指定できるようになりました。 (OME developでのアナウンス) (新居さん)
- OMEのアプリケーションのプリバインドを更新して起動速度を向上する スクリプトが追加されました。詳しくは配布ディスクイメージにある「インストール方法」(の下の方)をご覧ください。(新居さん)
- Editor Support フォルダにOME Mode for Emacs が追加されました。 詳しくは同フォルダ内の README ファイルをご覧ください。(高階さん)
- CocoaOMEnu がバージョン1.4に更新され、Java 1.4 との互換性が向上しました。 (ぐるりさん)
- 受信メールの先頭に付加するヘッダ項目を設定できるようになりました。 (OME developでのアナウンス)(新居さん)
- UIDL を使った未読メールの受信機能がサポートされました。 (OME developでのアナウンス)(村上さん)
- Mac OS X 付属の fetchmail のバグを回避するため、tools フォルダに fetchmail 6.2.0 を含めました。詳しくは配布ディスクイメージにある fetchmail.README.txt をご覧ください。(新居さん)
- OME GMail を最新版 v0.511 に更新しました。(大坪さん)
- その他、細いバグ修正 (みんな)
- 開発者向けソースコードパッケージ : OME-20031006-src.tar.gz
既知の問題点: 環境によっては、OME_DownloadMails など一部アプリケーションが 起動しても何も機能せずに終了してしまうことがあるようです。 再現条件など不明な点が多いのですが、BrowserXCoS や CocoaOMEnuなどから 送受信機能を利用すると回避できるかもしれないので試してみてください。
OME User Release 20030412
- 大谷さんによる英語版インストールマニュアルが追加されました。
- 前回リリースで OME conrScript、 OME_CM_Scriptsを 利用した場合に Java 1.4.1 環境でうまく動作しなかった問題が修正されました。
- 最新の Core Releaseの内容を反映しました。
- OME Configurator で、英語環境での表示文字列が一部修正されました。
- アイコンが新しくなってます。
- 特定の状況でメールファイルのシリアル番号が正しく振られない問題が 修正されました。
- MailProcesserを単独で起動した時にうまく動作しない問題が修正されました。
- 新居さんによる「未読を全て開く」ユーティリティがディストリビューションに含まれて いなかったので、ちゃんと含まれるようにしました。
OME User Release 20030406
- 最新のOME Core Release、Cocoaおめにゅーに 更新し、Java 1.4.1 での動作不具合を解消しました。 Java 1.3.1 でも利用できます。
- 大坪さんの OME_GMail を最新版 v0495 に更新しました。
OME User Release 20030318
このバージョンは Java 1.3.1 での利用を想定しています。 Java 1.4.1 でも利用可能ですが、受信中にコンソールにエラーが表示されます。 ただし、そのエラーのためにメールが失なわれるなどの危険は無いはずです。 Java 1.4.1 に対応したバージョンは、近日中にリリース予定です。
- 最新のOME Core Releaseの内容を反映し、 システムの基本言語とOMEの言語設定が異なる場合の動作が改良されました。
- 望月さんのパスワード管理ユーティリティ OME_cp は REALBasicバージョンから、AppleScript Studio を使った OMEchpasswd に変更されました。
- ぐるりさんの Cocoaおめにゅー がバージョン 1.1 に更新され、Mac OS X 10.2.4 との 互換性が改良されました。
- 高橋さんの OME_BrowserXCoS がバージョン 2.1.1 に更新され、 Core Release におけるコメントチェーン機能などを利用できるメニューが加わりました。
- 大坪さんの OME_GMail が v0494 に更新されました。 大坪さんのサイトではより新しいバージョンがリリースされています。 OME User Realase では次回以降に最新版を取り入れる予定です。
- 高階さんによる、OMEの各種機能を Finder の コンテクストメニューから利用できるようにする OME_CM_Scripts を追加しました。
- 高階さんの OME_SelectPrefSet が、パッケージミスによりうまく収録できていなかったのを修正しました。
- Jedit4で下書きモードを利用するときに必要な Jedit4Lib が、パッケージミスで収録できていなかったのを 修正しました。
- ぐるりさんによる mi 用マクロが新しいものに更新されました。
- 私(かねうち)の、ドラッグ&ドロップでメールを既読にするユーティリティ OME_MarkAsRead が 復活しました。
OME User Release 20030129
- ディストリビューションのフォルダ構成を若干変更しました。 OME_Bundlingフォルダにあったものの多くをUtilitiesフォルダ内に移動し、 ツールごとにまとめました。 また、エディタ関連のスクリプト、ツールはEditor Supportフォルダに 移動しました。
- 最新のOME Core Releaseの内容を反映しました。
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- メールのIn-Reply-To:ヘッダなどの情報を元にした「リプライチェーン」 がサポートされました。tempディレクトリ以下に情報が蓄積されます (参照 : Ome-announce ML でのアナウンス)。
- メール受信通知のデフォルトが、 従来のスピーチ方式からダイアログ表示に変更されました。 メール受信すると、半透明のダイアログが画面左上に表示されます。 クリックすると消えます。
- 受信時に動作する tools/MailProcessed.sh のカスタマイズ機能が改良されました。 OME設定フォルダに同名のファイルを置いておくと、 そちらを優先処理するのでユーザ毎のカスタマイズが可能です。 上記のダイアログ表示機能は、この tools/MailProcessed.sh と Utilities/OME_DialogX によって実現されています。
- tempディレクトリに未読メールへのエイリアス作成されるようになりました。 CocoaOMEnuからもアクセスできます(参照 : Ome-develop でのアナウンス)。
- Utilitiesフォルダの「ローカライズ名の設定」アプリケーションを使って、 OutBox, Draft, temp OME_Preferencesフォルダに日本語名がつけられるようになりました。
- 2003年になってからのメールファイルの更新日時が1日ずれる問題が 修正されました(メールファイル内の日時は問題ありません)。 なお、これまで受信したメールファイルの日時を 修正したい場合は、ぐるりさん作のModDateを使うと、ファイルの更新日時をメール内にあるものに 合わせてくれます。
- 今回より、大坪さんのブラウザOME_GMail を含めました。3ペインの Outlook 11 風のユーザーインターフェースは 一見の価値アリです。
- ぐるりさんの OMEnu が AppleScript ベースから Cocoa ベースとなって 生まれ変わり「CocoaOMEnu」となりました。今回のバージョンは0.8です。とても便利です。
- ぐるりさんの、他のメールソフトからのメールデータ移行ユーティリティ Import2OME が加わりました。 付属のドキュメントをよく読んでご利用ください。
- 三枝さんによるドイツ語版インストールマニュアルが追加されました。
- 開発者向けソースパッケージが復活しました。Makefileの中身など、まだ整備中です。
- 他にもいくつかあるかと思いますが....不明な点はメーリングリストでおたずねください。:-)
OME User Release 20021130
- 最新のOME Core Releaseの 内容を反映しました。リソースフォーク付きのメール受信時の不具合が 解消されています。
- 常駐メニューからOMEの各機能を呼び出せる「OMEnu」(ぐるりさん作)を OME_Bundlingに追加しました。READMEをよく読んでご使用ください。
- 受信後のメールファイルを条件によって移動(振り分け)する OME_Move(高橋さん作)をOME_Bundlingに追加しました。
- 高橋さんのOME_BrowserXCoSがバージョン2.1.1に更新されました。 キーボードによる操作性や文字コードの判別機能が改良されています。
- 新居さんによるJedit4用のマクロに、Mac OS X 10.2の アドレスブックへのメールアドレス登録用マクロが加わりました。 ファイル添付マクロはアプリケーション版も用意されました。 その他のスクリプトも更新されています。 また、下書きモード用のスクリプト名が日本語になりました。
- ぐるりさんのOMEScripts_for_CronniXを 最新版に更新しました。
リリースと修正点(2002)
2002年9月26日版 OME-X-20020926.dmg
- Core Relase 9/19版+αベースになりました。「+α」は、9/23に アナウンスされた送信用メール作成時のバグ修正です。その他、メールファ イルに文字エンコーディング情報が含まれるなどの改良があります。詳しい変 更点はリリースノー トを参照してください。
- 現行の Core Release は /Library/Java/Extension にライブラリファイ ルをインストールする必要がありますが、この User Release ではライブラリ をマージしているので特に必要ありません。
- 高橋さんによるOME_BrowserXCoSがバージョン2.1に更新されました。
- ぐるりさんによるOME_Paletteが バージョン1.4.1に更新されました。
- Developer Tools Aug 2002 でビルドしています。
- OMEのマニュアルへのリンクファイルを.webloc形式に変更しました。シス テム環境設定で選択したウェブブラウザでアクセスできます。
2002年8月5日版 OME-X-20020805.dmg
- Core Relase 7/29版ベースになりました(前回は6/20版ベース)。英語環境における使用時の不具合の修正やドイツ語への対応などが改良されています。詳しい変更点はリリースノートを参照してください。
- 高橋さんによるOME_BrowserXCoSがバージョン2.0に更新されました。
- ぐるりさんによるOME_Paletteがバージョン1.1に更新されました。
- OMEのパッケージでOME_PrefAndSendが起動しなかった問題を修正しました(高橋さんによるオリジナルの配付版は問題ありません)。
2002年6月30日版 OME-X-20020630.dmg
29日版はディスクイメージファイルが壊れていたようなので、同じ内容でイメージを作り直したものを6/30版として再リリースしました。
- 送信メールで名前を指定しないFrom行があると送信エラーになる不具合を修正しました。
2002年6月24日版 OME-X-20020624.dmg
- 送信メールのFromヘッダで 名前<アドレス> などのインターネット標準形式の書き方に対応しました。
- HTMLメール、XMLメールの送信に対応しました。このとき、Behavior_info.txtのHTMLExpandは自動的に無視され、HTML展開は行われません。HTMLメールを送りたい場合には、デフォルトではメールの元ファイルを、Shift-JISコードで作成してください。メールの文面がHTMLに従っていればかまいません。そして、ヘッダ部分に「ContentType: text/html; charset=ISO-2022-JP」という行を加えてください(送信メールファイル内での記述は矛盾がありますが、ここれは仕方ないと考えます)。これで、マルチパートでないHTMLメールが作成されます。なお、ContentTypeには任意のContent-Type属性が指定できますが、tex/html 以外にはどうなるのかといったことは調査していません。
- HTMLメールの受信に対応しました。このとき、HTMLメールのソースのエンコードがmetaタグで指定されていれば、作成されるファイルはそのエンコードに従います。最近のマルチパートではないHTMLメールは、一般には8bitコードをさけてISO-2022-JPのエンコードです。そのファイルのファイルは、これまではShift-JISコードで作成していましたが、そのためにHTMLソースがブラウザで正しく表示されませんでした。そこで、HTMLソースにmetaタグによるエンコード指定があれば、そのタグで指定されたキャラクタ設定でファイルを作成します。
- OME_SendMailは、このアプリケーションで警告メッセージを表示するようになりました。たとえば、送信アドレスが正しくなく送信できないような場合などでは、OME_SendMailはダイアログボックスを表示し、エラーを赤字で表示します。送信時にエラーなど何もないなら、ダイアログボックスも何も表示しないでそのまま終了します。Behavior_Info.txtにSendMailMessageShowという単語を記述すると、常にダイアログボックスを表示して、警告でないメッセージも表示します。なお、メッセージは現状では、ダイアログボックスと標準出力の両方にでますが、標準出力にでないようにするオプションも計画中です。
- OME_DownloadMailsも、OME_SendMailと同様、中でエラー表示ダイアログボックスを利用できるようにしてありますが、プログラミングが中途半端で、実際にエラーがでることはありません。
- 高橋智さんのOME_BrowserXCoSがバージョン1.5.2に更新されています。
- ぐるりさんのOME_Paletteがバージョン0.8に更新されています。
2002年5月4日版 OME-X-20020504.dmg
- 優先する言語が日本語でない場合、あるいは、日本語以外の言語のメールを受けた場合の処理にあったバグを修正しました。優先する言語が英語の場合でも、日本語のメールをシフトJISファイルで保存することは確認しました。(すみません、ソース上で、ちょっと勘違いなことをやっていました…)
- 上記に関わることですが、若干矛盾する動きをなんとかとどめるために、Behavior_Info.txtファイルに「HeaderTextUnifying」というオプションを追加しました。日本語を優先する言語として使う場合に、この記述があれば、件名や差出人などで、より日本語の再現性が高くなります。たとえば、それらのフィールドにいきなりJISコードが並んでいる場合に、このオプションがあれば、きちんと日本語にします。ただ、この機能は、日本語が優先される言語にない場合には、なぜか単に文字化けを発生させるだけみたいです。ですから釈然とはしませんが、オプションとします。前のバージョンまでと同じ動きにするには、このオプションを指定してください。
- ぐるりさんのOME Paletteが0.5にバージョンアップしています。
- 送信ボタンを押したときに、未送信メールの数が正しく表示されないのを修正。送信した直後にもう一度押すと『メールがある』なんて表示されてしまっていました。
- 定期受信ボタンを押したとき、トグル(押す度に切り替え)だったのをダイアログを出すように。リターンを打つと切り替わる様になっています。escでキャンセルも出来ます。
- OME_Rootがないとき、エラーがでてアプリケーションは終了するようにしました。
2002年4月26日版 OME-X-20020426.dmg
- Mac OS X対応のNorton Anti-Virusによるウィルスチェックに対応した。Behavior_Info.txtファイルに「VirusScaning」という行を追加すればいい。もっとも、NAVは別途購入してインストールしておく必要がある。
- [Yahoo!デリバー]というメールがエラーとなるのを解析した結果、「Content-Disposition: inline;」というヘッダがいけないようで、FileName、Disposionの取得で例外を発生する。この機会に動作の制限を緩くして、ファイル名、Content-Disposition、Content-ID、Content-Transfer-Encodingの取得で例が発生した場合でも、そのまま続けるというように動作を変更した。Content-Typeの取得で例外が発生すると、メールのソースをエラーファイルに保存して処理はしないようになっている。
- 前のリリースで、メールの件名としてISO-2002-JPのコードをそのまま流すような場合(たとえば、Asahi-NetのWebメール)の対処をいったん取り除いたが、復活させた(そういうところまで国際化しないといけないのですよ…しましたけど…)
- MIMEパートが全部ストリームのような場合、ヘッダ情報が欠け落ちていたが、強引にどれかのファイルに残すようにした(つもり…)。そんなメールって実はウィルスくらいなんですが、ウィルスがどのアドレスに来たのかとか、どこから来たのか知りたいというのがあるから。
- Moving_Info.txtファイルに記述した内容に応じてフォルダへの振り分けが行われるが、各行の3つ目、4つ目のパラメータがおおむねきちんと動くようになっていると思われる。
- 3つ目のパラメータは「continue」のみサポート。これがあると、その行での条件が一致しても、さらに次の条件のチェックに進む。その場合、4つ目のパラメータは、条件が一致した行のものと、その後の行で一致したものがそれぞれ合算される。複数のアプリケーション等は、順番に実行されるが、パイプ等の処理は組み込まれていない。
- 4つ目のパラメータは、その条件が合致したときに実行されるアプリケーションやコマンド。/で始まる絶対パスだと、その絶対パスのアプリケーションなどを実行する。/で始まらない場合には、OME_Applications/toolsからの相対パスで指定したアプリケーションを実行する。アプリケーションの場合はそのまま記述するが、そのときは、open -a アプリケーション メールファイル というコマンドで実行されうr。もし、4つ目のパラメータが*で始まれば、そのパラメータはコマンドであると認識して、*を含まないそれより後の文字をそのまま実行する。ただし、空白で区切って、それぞれをコマンドパラメータとする。ダブルクオーテーションやシングルクォーテーション等は考慮しないので、文字列として空白を与える場合には注意が必要となる。日本語のアプリケーション名の場合は、Shift-JISコードで記録しておくのが基本である。
2002年4月10日版 OME-X-20020410.dmg
- 高階さんのOME_Select_PrefSetをOME_Bundling/Scripts_by_Takashinaフォルダに入れました。(ありがとうございます)設定のセットを切り替えることができます。
- AppleDoubleフォーマットが添付されていた場合の処理がエラーが出ていたのを修正(だが別の理由でうまくいかんぞ…。だけど、データフォークだけはとりあえず分離できるので良しとしよう)展開したメールをStuffIt Expanderで処理しているけど、ちゃんとMIME展開ができない?
- BinHexでの添付メールをきちんと解凍できるようにした。これも展開したメールをStuffIt Expanderで処理している
- 受信メールの国際化については基本的には対応しているはず(だけど、実際にいろいろ受信してみたわけではない)
- 送信メールファイルのヘッダのラベル「To: 」などを、大文字と小文字の組み合わせはなんでいいようにした。(ただし、一部のヘッダのみ…ということにします。BccなのかBCcなのか、あるいは、CcなのかCCなのかといったあたり迷ってもどっちでもいいようにしている程度で、基本的には指定通りの大文字小文字の組み合わせにして下さい。)
- 受信してもファイルが作られない場合がまれあるので、procmailの動作でロックファイルを指定してみた。~/.procmailrcの内容が変わった(以前までのはカッコが閉じていないなどミスはあったが動いていた…)
- HTMLメールでエラーが出ていたのを修正(まあ、ほとんどウィルスなんですが…)
- 本文がないメールの送信は行わないようにした
- 時差の記述のないDateフィールドでも処理を行う(ようになっていると思う…、めったに来ないので)
- Reだけの件名に返信を書くときにReの削除を行う処理がうまくいっていなかったのを修正。
2002年4月6日
2002年4月2日版 OME-X-20020402.dmg
- mailtoリンクの場合のいくつかのバグ修正(していると思われる。チェックをお願いします)
- 送信メールで日本語の添付ファイルだとエラーになるのを修正。ただし、OMEで受信してファイル名が正しく戻されるのは確認したが、他のメーラでどうなるかはチェックしていない
- Sherlockからダブルクリックしても開かないのを修正
2002年3月17日版 OME-X-20020317.dmg
- 未読メールをまとめて既読にできるOME_MarkAsRead(かねうちさん作)をOME_Bundlingに追加されました
- テキストファイルの読み込み部分のバグ修正
- たとえば、freemlからのメッセージに対して返信しても、送信者宛に返信するなどの症状が出ていたのがなおりました。
- なぞのインデックスがマイナスになるというエラーもこれで出ないと思いますが、ちょっと自信半分です
- 送信メールファイルの1行の文字数が1024バイトというアホな制限があったのを解消(いちおう4万バイトに設定)
- 差し込みメールを作成するユーティリティ、OME_MailMergerがOME_Bundlingフォルダに追加されました
- 新しいブラウザ、OME_GMailがリリースされています。作者の大坪さんのご希望により、ディストリビューションには入れていませんが、ご利用してみてはいかがでしょうか。
2002年2月21日版 OME-X-20020221.dmg
- Eudoraのメールボックスからのコンバータ「Eudora2OMEX」(ぐるりさん作)がOME_Bundlingにあります。
- さまざまな操作をクリック1つで呼び出せるOME_Palette(ぐるりさん作)が、OME_Applicationsフォルダにあります。
- 2002/2/15版で発生したバグの修正
- 送信メールの改行コードがCRの場合に正しく送られなかったバグを解消
- HTMLでの展開でliタグでよけいな改行が入るのを解消
- Reply-Toがある場合、引用の前のコメントにある送信者名が、Reply-Toに指定したアドレスとなってしまっていたのを、元メールのFromの内容になるように修正
2002年2月15日版 OME-X-20020215.dmg
バグ修正
- 非常にレアな条件で、処理がなぜかストップするのを修正。X-UIDLというPOPサーバに、=?という文字があると、エンコードの解除をしようとするが、普通は失敗すると思っていたけど、そこでプログラムが完全にストップする。そこで、=?の検知は、Subjectなど、エンコード情報が含まれるヘッダだけにした。
- tempフォルダにある.DS_Storeファイルを処理対象に含めないようにした。
- 返信メールの件名で、元メールの件名の前にあるREを取り除く処理で、REの後に記号がある場合だけ、REとその記号を取り除くようにした。
機能追加
- speaking、soundplayコマンドを追加。toolsフォルダにあります。
- toolsに最初からMailProcessed.shがあるようにしました。とりあえず、バックグランドでしゃべります。
- OME_Bundlingは、OME_Appの中に移動しましたので、ドラッグによるインストールで、OME_BundlingもApplicationsフォルダに移動します。
- OME_PrefAndSendが、OME_BundlingのUtilities_by_Takahashiフォルダにあります。
国際化対応
- 国際化対応に必要な基本機能の組み込みを行いました。現状では、送信処理に対して適用済み、返信は半分ほど、受信はまったく適用していません。国際化機能を組み込んだというよりも、組み込んで、とりあえず日本語での処理はなんとかとおるようにしたというところです。
- したがって、英語システムで使っている場合には、送信処理に不安があります。その場合、とりあえず、Behavior_Info.txtファイルに「Locale="ja_JP"」という行を追加して下さい。これにより、OMEの全ての場面で、日本語での動作を優先させます。ただし、申し訳ないですが「自分はテスティングをしている」というつもりで臨まれた方がよろしいかと思います。
- 国際化により、言語ごとにさまざまな設定をカスタマイズできます。ドキュメント等は追々ですが、とりあえずはいろいろな言語での作業をやってみてフィードバックをお願いします。
- 現在、言語情報として、日本語、韓国語、中国語、英語については、組み込まれています(英語というのが独立してあるのかというと難しいですが…)。ただし、日本語以外は、実際にやりとりした実績がありませんので、言語情報自体、微調整が必要かと思います。問題が出る場合には、遠慮なくレポートしてください。どんな状況でどうなるのか、そしてそこではどんな結果を想定していたのかを教えていただければと思います。
- もし、韓国語、中国語でのメールを試す場合は、送信メールを試していただけませんでしょうか。受信についてはまだ何も機能の組み込みを行っていません。送信メールファイルは、韓国語はEUC_KR、Traditional中国語はBig5、Simplified中国語はgb2312を想定していますが、どうでしょうか?
国際化対応の動作について
- OMEの言語情報は、システムで設定されている優先されている言語情報をまず第一に採用します。
- もし、Behavior_Info.txtに「Locale=ロケール識別子」が記述されていれば、OMEでの処理言語として、指定されたものが採用されます。ロケール識別子は、日本語はja_JP、韓国語はko_KR、中国語はTraditionalがzh_TW、Simplifiedがzh_CNです。
- 送信メールファイルのヘッダーで「Locale: ロケール識別子」により、そのメールだけを、ロケール識別子で利用した言語であるとみなして送信します。たとえば、日本語システムで、何らかの方法で、中国語のメールファイルを作った場合、「Locale: zh_TW」というヘッダを送信メールファイルに含めればいいと思います。(ただし、実はまったくテストはしていません。中国語、韓国語が分からないので、テストのしようがありません)
- 日本語以外の言語でのテストをする場合には、逐一相談をしながらテストしていただくということになりますので、詳細はMLでトークしましょう。
返信を書くときの本文の引用の前につけるコメントのカスタマイズ
- 引用の前のコメントのカスタマイズは2通りの方法を用意しました。1つはテキストで、元メールの送信者などをどのように構成するかということを指定する方法です。もう1つは、コメントの文字列を生成するJavaのクラスを定義する方法です。単に元メールの情報と一定の文字列をもとにコメントを作る場合は、前者で事が足ります。Javaのクラスはよりインテリジェントな機能を組み込むときに使えるでしょう。Javaクラスの作成については、直接ML等で相談をしてください。
- コメントのカスタマイズは、完全に国際化されています。
- コメントをテキストファイルで指定したい場合には、OME_Preferencesフォルダに、ReplyComment.txtファイルを作成して、そこにコメントを組み立てる規則をテキストで記述してください。日本語がある場合は、とりあえずShift-JISコードで保存しておいてください。
- そのReplyComment.txtファイルを認識するようにさせるには、Behavior_Info.txtファイルにReplyCommentSupplyという文字列を追加してください。
- ReplyComment.txtファイルは国際化対応しており、ReplyComment_ロケール識別子.txtでの認識ができます。たとえば、日本語のコメントはReplyComment_ja_JP.txt、韓国語でのコメントはReplyComment_ko_KR.txtというファイルに入れておけば、送信するメールの言語に応じて選択される仕組みになっています。また、Javaのリソースバンドルの規則に従って、ロケール識別子のさまざまなバリエーションに対応します。たとえば、OMEが日本語で稼働しているときは、ReplyComment_ja_JP.txt、ReplyComment_ja.txt、ReplyComment.txtの順に検索して、最初に見つかったファイルの定義内容からコメントを作成します。結果的にReplyComment.txtは、英語のものを入れておくなど汎用的な情報をおさめることに使えるでしょう。
- もし、Behavior_Info.txtファイルにReplyCommentSupplyという文字列があるのに、ReplyComment.txtあるいはそれにロケール識別子がついたファイルが存在しない場合には、Javaクラスで定義したコメントがつけられます。Javaクラス定義されているのは、日本語と汎用のもので、日本語の場合には従来の形式です。汎用のものは、…wrote:形式のものにしています。
ReplyComment.txtに記載できる内容
%s | 元メールの件名 |
%f | 元メールの送信者名 |
%d | 元メールの送信日付時刻(Dateフィールドそのまま) |
%c | 元メールの日付を「2002/2/15」の形式で |
%t | 元メールの日付と時刻を「2002/2/15 12:4:12」の形式で |
%i | 元メールのMessage-IDの値 |
%r | 元メールの宛先(Toフィールド) |
¥r | 改行 |
以上の文字列の置換を行うだけなので、その他の記述は、そのままコメント文字列になります。
例:
ReplyComment.txt → %fさんの%cのメールでは:
コメントの一例 → 新居雅行 <msyk@mac.com>さんの2002/2/15のメールでは:
2002年2月3日版 OME-X-20020203.dmg
- メールファイルの作成後に処理を行うような仕組みを用意した。インストール直後は、メールを受信すると「You got mails」とスピーチする。以下のような機能が組み込まれているので、実行するアプリケーションやスクリプトを自分で作成すれば、それに応じた処理がメールダウンロード後にできる。
- /Applications/OME_Applications/toolsにあるMailProcessed.appがあれば、それを起動する(パッケージ形式のアプリケーションを想定している)
- ない場合、/Applications/OME_Applications/toolsにMailProcessed.shがあれば、それを起動する(シェルスクリプトを想定している。ただし、このファイルに実行権限は設定する必要がある)
- さらにそれがない場合、/Applications/OME_Applications/toolsにあるMailProcessedを開く(シングルバイナリのアプリケーションや文書を想定している)
- メールのダウンロード終了後にPPPの強制終了をサポートした。Behavior _Info.txtに「disconnectAfterDownload」と書いておけばよい。
- このためのコマンド、pppdisconが追加された。toolsフォルダにある。
- もし、うまく動かない場合は、このコマンドを「-v」オプションをつけて実行し、その結果Consoleに表示される内容を知らせて下さい。
- OME_MailWriterで、返信をするとき、元メールのCcが複数行に渡っている場合、2行目以降を無視していたのをなおした。
- 送信メールの拡張子は.wmailということで統一した。(従来は.txt)
- OME_BrowserXCoSは、Ver.1.3.5
- アドレス帳アプリケーションとして、OME_Preferencesフォルダに、そのアプリケーションのエイリアスをAddress_Bookという名前で作っておくことで、任意のアプリケーションを呼び出すことができるようになった。 このファイルがないときには、Mac OS X標準のAddress Bookが呼び出される。
2002年1月29日版 OME-X-20020129.dmg
- すみません、2002/1/28版のOME_Configuratorにバグがありました。うまく利用できなかった方は、再度、OME_Configuratorを起動して再設定をしてください。
- なお、OME_Configuratorで設定後、OME_PreferencesフォルダがFinder上で開きます(これをしないとファイルリストがアップデートしなかった…)。Sender_Info.txtなどの設定ファイルの存在を御確認ください。
2002年1月28日版 OME-X-20020128.dmg
- ユーザー環境的には大きな変化はないのですが、ソースを大きくいじりました。
- OME_Root_Pathファイルがなくても、Javaのアプリケーションで、OME_Rootのエイリアスの解決をするようになります。ただし、すべてのコンポーネントがOME_Root_Pathファイルを使わなくなったわけではありません。
2002年1月22日版 OME-X-20020122.dmg
- メールのダウンロードを飛躍的に高速化しました(いままでが遅かっただけ〜笑)
- 2002/1/18版のOME_SendMailにビルドミスがあり、起動できませんでした。すみません。
2002年1月18日版 OME-X-20020118.dmg
- バグ修正リリースです。さすがに「OME設定」の変更は影響ありました…。
2002年1月12日版 OME-X-20020112.dmg
- 「OME設定」フォルダをOME_Preferencesフォルダと名称変更します
-
「署名.txt」ファイルをSignature.txtファイルと名称変更します。
- 上記の変更をスムーズに行うためにツールを用意しました。
- 2001年に公開されたバージョンをすでにご利用の方は、「移行ツール-2002年1月」をダブルクリックしてください。
- Script Editorで、このスクリプトを開きますので、「実行」ボタンをクリックして、移行作業を行なって下さい。信用できない人(笑)は、プログラムをよく確認してから作業を行なって下さい。
- なお、移行後でも動作がスムーズにできるように「OME設定」「署名.txt」という名前のショートカットも、移行ツールで自動的に作成されます。
- OME_Configuratorを上記の仕様に合わせて改良すると同時に、英語での動作に対応しました。(どなたか英語のチェックをお願いしたく存じます。)
- 送信メールのHTML展開に対応しました。詳細は、マニュアルを御覧下さい。
- 返信メールを作成するときに、〜等が文字化けしていたのを解消しました。
- X-Mailerタグにビルドした日付けが入らなかったのを解消しました。
- 受信メールで全角のマイナスが文字化けするのを解消(郷古さん、Thanksです)
- OME_Preferencesフォルダ にTopMessage.txtというテキストを作成しておくと、OME_MailWriterでメールファイルを作成するときに、そのファイルの内容をメッセージの最初に付加します。
- OME_Preferencesフォルダ にHeaderAddendum.txtというテキストを作成しておくと、OME_MailWriterでメールファイルを作成するときに、そのファイルの内容をヘッダとして付加します。
- OME_SendMailは、メールファイルに指定されたヘッダをすべて送信メールに設定するようになりました。たとえば、SenderヘッダやReply-Toヘッダ、あるいは意味不明な(笑)ヘッダを付け加えてもOKです。メールファイルの先頭のヘッダ部(改行だけの行より前の部分)に、ヘッダ形式でテキストを加えて下さい。規定以外のヘッダについては、エンコードなどはされずにそのまま送信されます。
Mac OS X向けリリース 2001
2001年12月27日版 OME-X-20011227.dmg
- Keychainに対応しました
- もちづきさんのユーティリティなどを統合し、Keychainに対応しました。マニュアルのページを参照してください。使用方法のリクエストなどをMLにいただければと思います。
- Sherlockで検索するためのユーティリティ、OME_serchが加わりましたが、Sherlock自体の不具合があったりもします…。メールの内容の検索では、索引の作成が必要です。
- メールのタイトルで、〜が文字化けしていたのを修正
- メールを保存した後に、指定したプログラムを起動できるようになりました。
- Moving_Info.txtファイルのエントリに、たとえば、
os-mail-env@egroups.co.jp,OME-ML,,MyProg
のように記述すると、OMEのMLからのメールをOME-MLフォルダに保存します。そして、MyProgという名前のアプリケーションを起動します。/OME_Applications/toolsにMyProgを入れておくのが基本ですが、BSD形式で絶対パスで指定してもかまいません。 - MyProgに対して、保存したファイルを引数にしてOpenDocumentイベントが発生します。
- プログラムが終了するまでメール処理は一時中断するようになっています。
- Moving_Info.txtファイルのエントリに、たとえば、
- 現状で実用的な動作となるかどうかの検証をしたいので、いろいろ情報をいただければと思います。
- OME_Bundlingの内容を整理しましたが、ご意見があれば、MLでお願いします
- その他、さまざまなバグ修正など
2001年12月20日版OME-X-20011220.dmg
12/16版は、OME_Configuratorがきちんと動きませんでした。すみませんでした。その修正だけのものなので、SDKはアップデートしていません。
2001年12月16日版OME-X-20011216.dmg
マニュアルページを新しくしました こちら
OME_BrowserXCoSはVer.1.3です
OME_MessageMaker.jar
- 文字列中にあるバックスラッシュを全角のバックスラッシュにコンバートしていたのを、半角の円記号にコンバートするように変換
- マルチパートのメールに含まれるHTMLメッセージのファイル名は、フォルダ名の.mpartの代わりに.htmlがついたものになるように変更(これまでは、.ygm.htmlとなっていた)
- 作成したメールメッセージのファイルにコメントを設定できるようにした。すなわち、Behavior_Info.txtファイルのオプションが有効になった。ただし、ブラウザなどで未読を既読にしたとき、ファイル名の変更が行われる。そうすると、コメントは失われる。Finderでファイル名の変更をしないとコメントが失われるようであるため、現状では使えないと思われる。エディタベースでの利用を考えれば、OME_Coreでのファイル名変更で、Finderにその処理をさせるという処理を組み込むのが適当と思われるが、そこまでは作り込んでいない。意見等をMLで募集します。
OME_MailWriter
- IncludeToCCオプションのバグを修正
ぐるりさんのスクリプトを同梱
- OME_Bundlingフォルダにあります
- 主な変更点は以下の通りです。
- OME-AutoDownloadMails.sh(新規)
cronに登録するためのシェルスクリプト(初めて書きました←と不安をあおってみる(笑))。osascriptでAppleScriptを登録すると実行されない事がある(原因
不明、shellで実行するとちゃんと動く。なんで?)ので、こちらを推奨します。 - OME-Info-AutoDownloadMails(新規)
cron+OME-AutoDownloadMails.shで行う自動ダウンロードのON/OFFを設定するAppleScript。ON<->OFF切り替えではなく、ボタンで選択します(「変更しない」がデフォルトボタンになっています)。 - OME-SendMail(新規)
なんでなかったんでしょう?(笑)OME_SendMail.appを起動するAppleScript。一応ダイアログを出して送信してもいいか確認しますが、編集中のファイルを保
存してくれたりは***しません***。 - OME-ToggleAutoDownloadMails(修正)
~/Library/Preferences/OME設定/に"DL","NoDL"の両方があった場合、"NoDL"の方を削除する様にしました。 - その他
OME-DownloadMails
OME-NewMail
OME-Info-Sender
OME-Info-Receive
OME-FindUnreadMail
にエラー処理を追加しました。 - mi用スクリプト
toolbar
OME_mi_Add_FileAttach.scpt
OME_mi_Reply_ThisMail.scpt
OME_SendSpooledMail.scpt
OME_mi_Del_ThisMail.scpt
OME_mi_Save_And_SendMail.scpt<-アイコンつけました
OME_NewMail.scpt
OME_RecieveMail.scpt
tool
OME_Open_MailBrowser
OME_Open_SettingFolder
OME_Open_OME-Folder
郷古さんが作ったもの、ぐるりがClassic版用に作ったものを郷古さんが直して
くれたもので、Mac OS X v10.1.1で動かなかったものを直しました。 - ScriptMenuについてちょこっと書きました(りーどみー)。
2001年12月1日コンテスト受賞記念版 OME-X-20011201.dmg
OME_BrowserXCoSはVer.1.2.2です
OME_MassageMaker.jarを更新しました
- マルチパートメールで、メッセージに.ygm拡張子がつかなかったバグを修正
- Content-Typeなどがないメッセージに対して、強制的にコード変換をするようにした。Javaのコード変換機能にある「JISAutoDetect」を利用しているので、たとえば、JISコードのメールがそのままJISコードでファイルが作られる問題は基本的には解消したと思われます(もちろん、ヘッダが中身と異なるようなメールはたぶん駄目でしょうけど)。
OME_MailWriterの機能を加えました
- 返信メールのSubjectは、既定値では元のメールに「Re-」を付けるようになっていますが、Behavior_Info.txtファイルに「SubjectPrefix="RE:"」のようにな行を追加すると、ダブルクォーテーションのなかの文字列(この場合は「RE:」)が、もとのメールのSubjectの前に付けられるようになります。
- 返信メールを作成する場合に、元のメールのSubjectの前にある「Re:」や「RE-」などの返信を示す文字列をあらかじめ削除する機能がつきました。既定値ではこの機能は利用できます。もし、この機能をオフにしたいのなら、Behavior_Info.txtファイルに「DontCleanReInSubject」という行を追加してください。
- 返信メールを作成する場合に、元のメールのSubjectの先頭にある大カッコ付きの文字列(たとえば、[os-mail-env] など)を削除する機能がつきました。既定値ではこの機能は利用できます。もし、この機能をオフにしたいのなら、Behavior_Info.txtファイルに「DontCleanMLAdditionInSubject」という行を追加してください。
- 返信したメールで、〜などが?になる現象がありましたけど、修正しました。
OME_Configuratorを修正しました
- OME_Configuratorで設定をしたとき、OME設定フォルダに、OME_Rootと言うエイリアスファイルを作成するようになりました。もちろん、OMEのルートフォルダを参照するエイリアスです。
- 既存のユーザの方は、OMEのルートフォルダの位置を移動可能にするために、OME設定フォルダに正しいOME_Rootファイルを作成しておいて下さい。作成するには、ディスクイメージのOME_BundlingフォルダにあるScripts_by_msykフォルダにある「OMEのルートを指定する」というアプレットを使って下さい。OMEのルートフォルダをこのアプレットにドラッグ&ドロップすればOKです。
- OMEのルートフォルダを移動させたとき
- 移動後、必ず、OME_Coreを起動してください。OME_Coreは何もしないように見えますが、その後に終了させてもかまいません。OME設定ファイルのOME_Root_Pathファイルの内容が更新されているはずです。
ぐるりさんのスクリプトをバンドル
ぐるりさんによるスクリプトが、OME_BundlingフォルダのScripts_for_OMEフォルダにあります。メールの自動ダウンロードをOME_BrowserXCoSを使わないで行いたい人向けのスクリプトや設定情報、そして、ScriptRunnerやScriptMenuで使うためのスクリプトがあります。以下は解説文書です。
OME_for_CronniXフォルダの内容について
- OME-AutoDownloadMails
- 実行されたとき、OME設定フォルダ(~/Library/Preferences/OME設定/)に"NoDL"という名前のファイルが無ければ"/Aplications/OME_Applications/"にあるOME_DownloadMails.appを開きます。"NoDL"という名前のファイルがあると、何もせずに終了します。
- CronniXでの登録方法ですが、
/usr/bin/osascript -so /Applications/OME_Bundling/OME_for_CronniX/OME-AutoDownloadMails >/dev/null
とすると、エラーを無視してくれる様です(でないと大量のエラーメールが........なんでだ?誰か解決策を教えてくれませんかねぇ)。
ForScriptRunner&ScriptMenuフォルダの内容について
- OME-DownloadMails
- OME_DownloadMails.appを開きます。
- OME-NewMail
- OME_MailWriter.appを開きます。
- OME-ToggleAutoDownloadMails
- OME-AutoDownloadMailsを使わないのであれば必要ありません。
OME設定フォルダ(~/Library/Preferences/OME設定/)に"NoDL"という名前のファイルがある場合、"DL"と言う名前に変更します。"DL"という名前のファイルがあれば"NoDL"に変更します。どちらも無ければ"NoDL"という名前のファイルを作成します。ファイルは捨てません。絶対に"DL"と"NoDL"を両方作らないで下さい<エラー処理さぼってるから(笑)
- OME-AutoDownloadMailsを使わないのであれば必要ありません。
- OME-Info-Sender
- OME設定フォルダのSender_Info.txtを読み込んで、一つ(だけ)選ばせてくれます。選んだものが新しい送信者情報になります。その他の設定の順番は変わりません。SenderInfo.txtの中身は
名前
メールアドレス
SMTPサーバ
空の行
を一組として複数書いておく事ができます。
- OME設定フォルダのSender_Info.txtを読み込んで、一つ(だけ)選ばせてくれます。選んだものが新しい送信者情報になります。その他の設定の順番は変わりません。SenderInfo.txtの中身は
- OME-Info-Receive
- OME設定フォルダのReceive_Info.txtを読み込んで、受信したいメールサーバの設定を複数選ばせてくれます。選ばなかったものの行頭には#が付けられ、コメントアウトされます。Receive_Info.txtの中身は、
POPサーバ名,ユーザ名,パスワード
を1行1サーバ設定として複数書いておく事ができます。#で始まる行はコメントとなっています。もしコメントがあると、","が二つ入っていなければコメント行として扱い、最後の行にまとめられます。不幸にも","が二つ以上入っていると誤ってサーバ設定として扱われる可能性があります。
- OME設定フォルダのReceive_Info.txtを読み込んで、受信したいメールサーバの設定を複数選ばせてくれます。選ばなかったものの行頭には#が付けられ、コメントアウトされます。Receive_Info.txtの中身は、
- OME-FindUnreadMail
- ~/Library/Preferences/OME設定/OME_Unread_Mail.findを開きます。あらかじめSherlockで設定を作り、保存しておいて下さい。ぐるりは「名前が".ygm"で終わる/種類がフォルダで無い項目」で保存してあります。検索したいフォルダも同時に保存される様ですので、よく使うフォルダ、最低でもOS_Mail_Environmentフォルダは登録・保存しておいた方がいいと思います。名前を変更して、いくつか登録すると便利かもしれません。その際は開くファイルの名前がスクリプトのプロパティで設定してあるので、適宜変更してお使い下さい。
OME_MailDownloads
- fetchmailが出すメッセージを、コンソールに出力されるようにしました。UtilitiesフォルダにあるConsoleを起動して、fetchmailの動作を見ることができます。なお、Behavior_Info.txt負ぁおるに「FetchMailVerboseMode」という行があると、メッセージはより詳しく出るようになります。
マルチパートメールのフォルダの拡張子を.mpartにするスクリプト
- OME_BundlingフォルダのScirpts_by_msykフォルダにある「フォルダの拡張子をmpartに変更」というスクリプトを利用します。とにかくドラッグ&ドロップすれば、フォルダで名前の末尾が.ygmのものの名前を、末尾が.mpartになるようにします。ドラッグ&ドロップしたもののentire contentsを使っています。たとえば、メールがたくさんあるフォルダをドラッグ&ドロップすると、その中のすべてのファイルやフォルダが処理対象となりますが、あまりたくさんのファイルやフォルダが入っているものをドラッグ&ドロップすると処理時間が長くなりますので、適当に絞って処理をした方がいいでしょう。(大量のファイルやフォルダがある場合にどの程度までならきちんと動くのかまではチェックしていません。)
2001年11月23日版
かねうちさんの作られた素材をもとに、「ドラフトモード」という機能を統合しました。使い方は、使い方のページの「ドラフト(下書き)モード」を参照してください。
メール処理(OME_MessageMaker.jar)
- 文字化けしていた 〜 などの文字が化けなくなりました。風間一洋さんのCp932.javaを利用させていただきました。少し修正して利用しています。ただ、まだ化ける文字があるみたい?なので、できれば、MLで具体的に化ける文字が何なのかを示してもらえると助かります。
- マルチパートメールのフォルダ名の拡張子は.mpartとなるようにしました。(OME_BrowserXCoSはすでにこの変更に対応済みです〜やるなぁ、高橋さん…)
OME_SendMail
- X-Mailerヘッダに正しいURLが表示されるとともに、利用しているビルドのバージョンが記述されるようにしました。
- アイコンをつけました。レトロタイプのポストの写真です。ちなみにロケ地は丹沢湖畔です。
OME_MailWriter
- Draft経由の書き込みプロセスを統合しました。使い方のページの「ドラフト(下書き)モード」を参照してください。
- 引用の前に記述されるコメントの件名が、引用しているメールのものではなかったバグを修正しました。
2001年11月18日版
使い方のページをリライトしました
OME_BrowserXCoSがVer.1.2となりました
- メールのリストで、逆順の設定ができるようになりました。
- フォルダのナビゲーションの一覧で、名前順と修正日の順が選択できるようになりました。
- OME_Bundlingフォルダにある「WebService10」を利用すると、メール内にあるURLを選択して、サービスメニューからOpenURL(Commnand+Shift+U)を選択することにより、そのURLをデフォルトのブラウザで開きます。
- アイコンがつきました。
OME_Core
- 役割を大きく変えました。
- OME_Coreの位置を、Applicationsから、OME_Applicationsフォルダに移動しました。元からあるApplicationsフォルダのOME_Coreは必ず手作業で削除しておいてください。
- Finderからメールメッセージを起動するアプリケーションとなりましたので、起動時に自動的にメールをダウンロードしたり、一定時間ごとにメールをダウンロードする機能を取り除きました。また、何か処理をしたら、終了するようにしました。
- メールの一定時間ごとのダウンロードは、OME_BrowserXCoSを使って行って下さい。
- OME_Coreは、Dockに必ず入れておくものではなくなっています。取り除いてしまった方がいいでしょう。
OME_Downloadsをバックグランドで稼動するようにしました(高橋さん、ありがとうございます)。
2001年11月15日版
ひさびさのリリースになってしまいました。この間、体調を崩すなどして、開発にかかる時間がまったくとれませんでした。Mac OS X 10.1がでたというのに…というわけで、10.1対応の最初のバージョンです。すべてのアプリケーションなどは10.1でビルドされたものです。
パフォーマンスの良いメールブラウザが搭載されました
- 高橋さん作のブラウザ、「OME_BrowserXCoS」を搭載しました。Ver.1.1.2です。一部のソースを修正しました(拡張子が、.rplyとrpryのファイルもリストに表示されるようにしています)。
メールのダウンロード作業について
- fetchmailのバージョンが10.1で変更されており、それともなって、メールサーバにある未読メールが残っている時のバグなどが修正されています。
- 従来まではMac OS Xのバグにより、日本語を含む31バイトをこえるファイル名の場合にアイコンが設定されませんでしたが、きちんとアイコンが設定されるようになりました。未読メールは、黒っぽいアイコンで、拡張子は.ygmです。もちろん、ダブルクリックすることで、指定のエディタでメールを読むことができます。
OME_MailWriterで返信の処理でのバグを修正
- すでに読んだメールは、拡張子が.mailとなり黄色いアイコンになりますが、そのファイルを、OME_MailWriterにドラッグ&ドロップすると、アイコンが緑っぽくなり、拡張子が.rplyになって、返信を書いたことが記録されます。前のバージョンはきちんとアイコンが変更されなかったり、拡張子の変更がなされないということになっていました。
アドレス帳からの送信指令に対応
- ApplicationsフォルダにあるAddress Bookアプリケーションにデータがあるとします。そして、システム環境設定の「インターネット」の「メール」のタブにある「デフォルトメールソフト」で、ApplicationsフォルダのOME_Coreを設定しておきます。
- Address Bookの項目を選択して、ツールバーにある「メール送信」ボタンを押してみて下さい。名前とメールアドレスを含んだ文字列がToに指定された送信メールの文書がエディタで開きます。
- ただし、Address Book特有の処理が組み込まれているので注意して下さい。たとえば、<a href="mailto:msyk@mac.com">のようなタグに対しては汎用的に稼動しますので、ブラウザのよくあるメール送信リンクは基本的にはきちんと動きます。しかしながら、Address Bookで、姓名アドレスが「新居」「雅行」「msyk@mac.com」と登録されていると、OME側には「雅行 新居 <msyk@mac.com>」といった文字がUTF-8でやってきます。これを、ちょっと強引ですが「新居雅行さん <msyk@mac.com>」となるように文字列変換をしています。
OME_SendMailでの差出人の処理
- かねうちさんの御指摘により、差出人の名前の指定がない場合には、Fromフィールドのメールアドレスを<>でくくらないようにしました。
2001年8月10日版
郷古さんのスクリプトをとりあえずそのままですけど、ディストリビューションに追加しました。エディタのmi向けのスクリプトや、汎用的なスクリプトがあります。OME_BundlingフォルダにあるOME for miおよび、OME for ScriptRunnerの各フォルダを参照してください。そのなかに説明文書もあります。
OMEのルートフォルダ(既定ではOS_Mail_Environmentフォルダ)内にあるフォルダについて、振り分けで漢字文字に対応しました。つまり、Moving_Info.txtファイルで記述する移動先のフォルダで、漢字を使用することができるようになりました。ただし、OMEのルートまでの間は1バイト文字だけにしてください。OMEのルートフォルダの位置は、ユーザのホームフォルダか、デスクトップに置くあたりが推奨です。
メールの送信ファイルにおいて、先頭に「<!--OME_SendMail:NOBREAK-->」と記載した行は一定バイト数ごとに改行されずにそのまま送信されるようになりました。(前からその機能はあったのですが、ちゃんと動くようになりました)この手のコマンド的な文字列は今後も増えますが、要望があれば、メーリングリストでお願いします。
2001年7月10日版
メールの送信で、添付ファイルが可能になりました。
- 送信メール文書で、ヘッダ部に「Attachment: パス名」の形式の行で、添付するファイルへのパスを記述します。
- Attachmentヘッダはいくつあってもかまいません。
- パス名は、ディレクトリ階層、すなわち、BSDでのパス名を記述します。
- Jedit4を利用している方は、ファイル添付するスクリプトアプリケーションを御利用ください。(ただし、AppleScriptのバグで、31バイトをこえるフォルダ名やファイル名で、きちんと文字列がセットされないという問題があります。)
Jedit4向けのマクロが入っています
- メールの送信や受信など、基本的な操作をJedit4で行うスクリプトプログラムが入ってます。
- ファイルの添付を行う場合には、このマクロは必須でしょう。
Mac OS XのMailから送られたメールの受信が正しくできるようになった
- fetchmailの設定ファイルに、no mimedecodeを組み込んだことで、fetchmailでデコードをしなくなった。
- Mailの送信メールでのSubjectのエンコードがfetchamailのデコードだと、正しく処理できなかったが、JavaMail側で処理をさせることで、うまく動くようになった。
添付されたテキストファイルの解凍がきちんとできるようになった
- テキストファイルをそのまま添付したメールを受信した時、テキストファイルの中身が???になってしまいっていたが、それを解消した。
- JavaMailが勝手にテキストのエンコード処理を行うためにそうなった。添付されたテキストは、特に何も変換処理を行わないで、そのままの状態で保存するようにした。
2001年7月8日版
デフォルトのメーラになる機能をサポートしました。
- システム環境設定の「インターネット」を開き、「メール」のタブを選択して下さい。
- そこにある「デフォルトメールソフト」のポップアップメニューから「選択」を選びます。ファイルを指定するダイアログボックスが出てくるので、/Applicationsフォルダにある「OME_Core」を選択してください。
- Internet Explorerで、たとえば、「mailto:msyk@mdonline.jp」へのリンクがあるとすると、OME_MailWriterが起動して、そのメールアドレス宛のメールファイルを用意し、エディタで開いた状態にします。
- mailto以外のSubjectなどの記載にも完全に対応していますが、日本語文字列については基本的には機能しないと思って下さい(そもそも、そういうのがあるのなら、どこで使われているか教えて下さい)。
- OME設定フォルダに、temp.mailtemplateというファイルができますが、無視して下さい(笑)。ちょっといろいろあり、削除ができません。邪魔にはならないと思うので許して下さい。
OME_MailWriterで、テンプレートファイルをサポートしました。
- ファイル名の拡張子が.mailtemplateのファイルを、OME_MailWriterにドラッグ&ドロップして起動してみてください。すると、ドラッグ&ドロップしたファイルと同じ内容の送信メールファイルが作成され、そのファイルがエディタで開いて編集可能な状態になります。
- つまり、メール文書のひな形を、.mailtemplateファイルとして供給することができるということです。
- なお、署名については自動的に追加されるようになっています。自分宛にCcを設定する機能はアクティブにはなりません。このあたりの動作についてはいかがでしょうか?
2001年6月14日版
- Behavior_Info.txtファイルに指定する内容のうち、=に続いてダブルクォーテションで囲う内容が正しくアプリケーションに引き渡されなかったバグを修正。(ただし、一部のオプションについてしか、実際のチェックは行っていません)
- 6/10版のOME_MailBrowserがビルドミスで実は起動すらしなかったようです。申し訳ありません。
- ファイルに添付のドキュメントに、CD-ROMで開いたひと向けの文言を挿入。最新版があるかをサイトを見てほしいという主旨の文書です。
2001年6月10日版
OME_Coreを大きく改良
- なるべく、ネイティブだと思われるAPIを使いましたが、レガシーっぽいAPIを1ケ所だけどうしても使わざるを得ないので、そこが気になるところです。(具体的にはファイル処理をほとんどFSRefベースで行うように改良しました。)
- 以前のバージョンは、UFSボリュームのシステムのインストールした場合、メールのダウンロードができませんでした。(望月@MacOSX-Labさん、確認作業をありがとうございます)。この改良によって、変化があることを期待します。
OME_MailWriterのバグ修正
- 返信メールを作成する時、文面に記入される元メールの送信日付けがGMTだったのを、Mac OS Xが稼動しているローカルの時間になるように変更した。
- 返信メールのファイルタイプやクリエイタを返信済みのファイルタイプに変更するようにした。しかしながら、現在のJavaVMにバグがあり、受信ファイルの処理と同様、ファイルタイプやクリエイタの設定ができない場合がある。具体的には日本語のファイル名の場合には、Mac OS Xで用意されたファイルタイプやクリエイタの設定ができない。
2001年6月4日版
AppleScriptで作られたインストーラを最初に動かすという手続きをやめました。初期設定を行うためのアプリケーションOME_Configuratorを作りました。これにより、使いはじめる手続きが非常に簡素化されます。
- アプリケーションをコピーして、OME_Coreを起動したとき、設定ファイル群のあるフォルダ(つまり、~/Library/Preferences/OME設定)が存在するかをチェックし、もし存在しないときには、OME_Configratorを起動するようにしました。そして、OME設定フォルダに必要な最低限の設定を、ウィザード形式で行えるようになっています。
- すでに、OME設定が存在する場合には警告は出しますが、設定は行えるようになっています。そのとき、現在のOME設定フォルダの名前を「OME設定.1」などの名前に変更して、新たにOME設定フォルダを作ります。だから、試しにOME_Configratorを使ってみても概ね問題はありません。設定するボタンをクリックしなければ、何も起りませんので、すでにOMEをお使いの方も、試しに使ってみて下さい。/Applications/OME_Applicationsにあります。
Mac OS Xはエイリアスファイルについての機能が不足しています。たとえば、AppleScriptでエイリアスファイルを作ろうとしてもエラーになりますし、APIにはその種の機能が用意されていません。そこで、エイリアスファイルに依存していた部分で少し改定があります。
- OME設定フォルダに、OME_Rootという名前のエイリアスファイルを作るということを原則にしていました。これのオリジナルが実際のメールボックスのルートをポイントするようになっています。
- しかしながら、このOME_Rootを作るには、現段階では、利用者の方に手作業でFinder上で作ってもらうしかありません。これまではそうしていましたけど、あまりに面倒でしょう。
- また、Pure Java環境でエイリアスのオリジナルを求めることができないこともあって、補助的でに、OME設定フォルダにOME_Root_Pathというファイルを作り、そこにテキストで、メールボックスのルートフォルダの絶対パスを記録していました。このファイルは、OME_Coreの起動時に更新されます。しかしながら、実際に使っているアプリケーションのほとんどは、このOME_Root_Pathを参照して、メールボックスのルートを得ています。
- ここで、OME_Root_Pathを暫定的に主役にします。つまり、OME_Rootはなくても動作しますが、OME_Root_Pathは必ず存在しないといけないというようにしました。OME_Configuratorを使うと、OME_Root_Pathは自動的に作成されます。
2001/5/17版
上記のファイルに添付した解説文書は、Webページのアドレスだけにしました。
「OME設定」フォルダに、Mail_Readerという名前のエイリアスファイルを作っておき、そのエイリアスがエディタアプリケーションを指すようにしておくというのが基本です。そのエディタを使ってメールを開いたり、あるいはメールを書いたりします。ただし、Mail_Readerファイルがない場合にTextEditを使うという仕様のつもりだったのですが、バグバグしてしまって、メールの参照、書き込み、いずれでもそういう動作をしませんでした。申し訳ありませんです。このリリースではきちんとそのように動作するはずです。
前のリリースでは、「基本セットアップ」アプリケーションがありませんでした。申し訳ありませんでした。今回のリリースには入れてあります。
ダウンロードしたメールの処理で、ファイルなどが添付されている場合にエラーとなってしまっていましたが、いくつかの条件で調整をして、そこそこの結果が出せるようになりました。
- rfc822関連のタイプの場合でもエラーを出さずに、パートの内容をそのままファイルに保存するようにしました
- BinHexファイルの場合、BinHexの部分を1つのファイルに保存しました。そのファイルをStuffIt Expanderを使えば、元のファイルを得られます。
- AppleDoubleは、マルチパート部分をまとめて*.mimeファイルとして保存します。そのファイルをStuffIt Expanderを使えば、元のファイルを得られます。ただし、ファイルタイプやクリエイタについては、必ずしもマルチパート部分に含められていないため、意図した通りにはならないこともあります。
- テキストファイルをそのまま添付している場合に、文字化けた結果になる点については、未対応です。
アドレスファイルのサポートを始めました
- 仕様的には不完全ですが、次のようなアドレスファイルを利用して、宛先を指定できるもとのします。
- ファイル名の拡張子は、.address
- ファイルの中身は、単にメールアドレスだけを記述する
- そのアドレスファイルを、OME_MailWriterにドラッグ&ドロップすると、そのアドレスの人に宛てたメールを作成することができます。そのとき、Toに宛先が記載されますが、ファイル名の拡張子を除いた部分から名前を取り出します。
- テキストファイルから、アドレスファイルを作るアプリケーションを用意しました。
- OME_Applicationsフォルダにある「テキスト→アドレス変換」です。AppleScriptのアプリケーションです。
- 元のファイルとしてテキストファイルを用意します。1行に、名前とメールアドレスをカンマで区切って指定します。何行あってもかまいません。文字列を囲むダブルクォーテーションは入れないようにしておいてください。改行の形式も、自動的に認識します。
- そのテキストファイルを、「テキスト→アドレス変換」にドラッグ&ドロップします。すると、テキストファイルと同じフォルダに、「アドレス」フォルダを作り、その中にアドレスファイルを作ります。
- テキストファイル1行につき、1つのアドレスファイルを作ることになります。
- 「アドレス」フォルダは適当な場所において下さい。現状ではフォルダの位置の指定はありません。
- アドレスファイルの中身の編集については、とりあえずはテキストエディタを使って下さい。
- アドレスファイルをダブルクリックしてメールを送れるようにするとか、アイコンをつけるとか、いろいろ要望が出てくるかとおもいます。IEのインターネットロケーションファイルに対応しろとかもあるかもしれません。とりあえず、暫定的に今の仕様で公開しますが、ニーズについては、メーリングリストで話し合いたいと考えています。よろしくお願いします。
2001/5/8版
流行りの(笑)、dmgファイルにしてみました。ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、ディスクイメージファイルがマウントされます。そこにある「インストール方法.rft」というファイルをダブルクリックして、インストール方法の説明を参照してください。
- 以前のバージョンは、インストールの説明に間違いがありました。すみません。OS_Mail_Environmentフォルダのエイリアスを作り、名前をOME_Rootにするのですが、そのエイリアスは「OME設定」フォルダに入れる必要があります。
- 使用するエディタアプリケーションのエイリアスファイルを作り、名前をMail_Readerにして「OME設定」フォルダに入れておくのですが、このエイリアスがない場合、自動的にTextEditが使われるようになっています。この説明を追加しました。
- 御利用される方にはあまり関係ありませんが、配付用のdmgファイルを一発で作るスクリプトを作成したので、ディストリビューションは楽になります。
Behavior_Info.txtの記述内容
- IncludeCCの説明が間違えていたので修正した。
- IncludeCCの動作を若干変更した。返信を書く時に、元のメッセージにReply-Toがあると、自分のアドレスをCcに入れることは行わないようにした。メーリングリストへの返信を行う時には、Ccに自分の名前が入らないようになる。
- oneLineBytes="str"だったものをOneLineBytes="str"に変更した
- 受信メールのログファイルを1回のダウンロードごとでなく、日ごとや月ごとなどの設定ができるLogingPeriod="str"という設定を機能するようにした
OME_SendMail
- ローカルホスト名が取得できない場合に、「localhost」を無理矢理設定するようにした。前のバージョンでは取得ができない場合には、メールが送信できなかった。
- 差出人、件名のエンコードがQuatedPrintableだったのを、Base64になるように変更した
2001/5/2版
解凍し、そのフォルダにあるドキュメントを参照してインストール等のセットアップをしてください。まだ、セットアップの自動化はできていません。よろしくお願いします。
今回のリリースでは、とりあえず送信ができるようになりました。また、簡易ブラウザを動くようにしました。
- 「基本セットアップ」の改良(郷古さん、ありがとうございます)
- 使い方のページを作りはじめました
- OME_MailWriter
- ダブルクリックして起動すると新規メールを作成する
- ファイルをドラッグ&ドロップすると、そのメールへの返信メールを作成する
- いずれの場合も、エディタでメールメッセージを開き、すぐに記入できる
- (ファイルのアイコンを切り替える処理は未実装)
- OME_SendMail
- 起動すると、OutBoxにあるメールを送信する。送信後はSentフォルダに移動する
- SMTPだけでなく、SMTP AUTHにも対応済み
- ReferencesやIn-Reply-Toをきちんとつける(と思います)
- (ファイルの添付はまだできない)
- OME_MailBrowser
- 簡易ブラウザ(あくまで!)
- Classic版との違いは、メールのテキストの一部をコピーできることや、マルチパートメッセージではメインパートを表示するようにしたあたり。なおSwingにしたので、けっこう書き換えはしています。
- Pure Javaのプログラムであるため、インプットメソッドがアクティブな時には、応答しなくなるなど、使い勝手はいまいち。とにかくその場しのぎです。
2001/3/25(記念すべき!最初のリリース)
Mac OS X版の最初のリリースです。いまのところ、メールをファイルとして保存する機能、つまり受信しかできませんし、いろいろ制約があります。詳細は、メーリングリストで随時対応します。以下のファイルをダウンロードして展開してください。そこに、インストール方法を記載した文書がありますので、それをみながらインストールを手動でお願いします(インストーラすら作れない状態なんです…)すみませんが、「即ダブルクリック」では対処できませんので、必ず添付の文書を読んで下さい。
解凍は、Mac OS Xの/Applications/UtilitiesフォルダにあるStuffIt Expanderを使って下さい。(それでも、32バイトを超えるファイルに対応していなかったりしますけど…)