ダウンロード
入手と基本情報
動作環境
- Mac OS X 10.6(開発バージョンは、Ver.10.6.2)
- Java VM 1.6
- (Mac OS X 10.5/Java VM 1.5でも動作すると思われますが、開発者はチェックしていません)
- Universal Binary(Intel Mac、PowerPC Macのいずれでもネイティブで動作可能)
最新版のダウンロード
現在の最新版は、OME User Release 20091115です。
リリースごとの変更点は、リリースノートをごらんください。
インストール
ダウンロードしたディスクイメージに含まれるOME-Installer.pkgというパッケージがあります。これをダブルクリックして、インストールをしてください。管理者の権限が必要になります。おおまかに、以下のようなものがインストールされます。
フォルダ | インストールされるもの | 概要 |
---|---|---|
/アプリケーション | OME-オープンメール環境 | OMEの機能を使うためのアプリケーション群 |
/ライブラリ/Frameworks | OME.framework | OMEのさまざまな機能を組み込んだフレームワーク |
/ライブラリ/Frameworks | OrgaKit.framework | 正規表現処理のためのフレームワーク |
/ライブラリ/Spotlight | OME.mdimporter | OMEのメールファイルの内容をSpotlight検索できるようにするプラグイン |
/ライブラリ/QuickLook | OME_QuickLook_Plug-In.qlgenerator | OMEのメールファイルの内容をQuick Lookで表示可能にするプラグイン |
~/ライブラリ/LaunchAgents | jp.mac-ome.downloadmails | launchdを利用して一定時間ごとにメールのダウンロードを開始するための設定ファイル |
~/ライブラリ/LaunchAgents | jp.mac-ome.countunread | launchdを利用して一定時間ごとに未読メール数をカウントするための設定ファイル |
~/ライブラリ/LaunchAgents | jp.mac-ome.inboxnotify | ログイン時にバックグランドアプリケーションを起動する。そのアプリケーションは、未読のメッセージがあれば、Growlのメッセージを表示する。 |
~/ライブラリ/LaunchAgents | jp.mac-ome.salvage | 稀に起るメール処理のエラーからメールメッセージを復活させるための定期プロセス |
QuickStart
メールの初期設定
- 「OME-オープンメール環境」フォルダ(OME_Applicationsフォルダ)にある「OME初期設定サポート」アプリケーション(OME_Configuratorアプリケーション)をダブルクリックして設定を行います。
- メールの送受信に必要な設定が対話的に行えます。画面の説明に従って必要な設定を行ってください。
- 設定した結果は、~/ライブラリ/Preferencesに、「OME_Preferences」フォルダを作り、その中のテキストファイルに保存されます。
メールの受信
- 自動的にメールの受信を一定時間ごとに行いたい場合は、現在のユーザをログアウトして、改めてログインをしてください。
- ログイン後、自動的に、メールのダウンロードが始まります。既定値では、メールのダウンロードは6分ごとに行われます。
- すぐにメールをダウンロードしたい場合は、「OME-オープンメール環境」フォルダ(OME_Applicationsフォルダ)にある「OMEメール受信」アプリケーション(OME_DownloadMailsアプリケーション)をダブルクリックします。
- 受信したメールは、ユーザのホームにある「Open_Mail_Environment」フォルダにある「InBox」フォルダに蓄積されます。
メールの送信
- メールを送信する場合、「OME-オープンメール環境」フォルダ(OME_Applicationsフォルダ)にある「OMEメール作成」アプリケーション(OME_MailWriterアプリケーション)をダブルクリックします。
- テキストエディタで、メールのひな形ができているので、To:と半角スペースの後に宛先のアドレスを記入し、Subject:と半角スペースの後に件名を入力し、1行の何もない行を入れてその後に本文を入力します。開いているファイルはそのままCommand+Sで保存します。
- そして、「OME-オープンメール環境」フォルダ(OME_Applicationsフォルダ)にある「OMEメール送信」アプリケーション(OME_SendMailアプリケーション)をダブルクリックします。
コメント
- 通常のメールソフトのように、メール一覧などからメールを見たい方は、「OME-オープンメール環境」フォルダ(OME_Applicationsフォルダ)にある「OME_BrowserXCoS」アプリケーションを使ってみてください。
- メールのやり取りに利用するいろいろな機能を簡単に呼び出すツールとして、「OME-オープンメール環境」フォルダ(OME_Applicationsフォルダ)にある「Cocoaおめにゅー」アプリケーション(CocoaOMEnuアプリケーション)を使ってみてください。起動すると、メニューバーに鳥の羽のデザインの小さなアイコンが追加されます。
- メールのやり取りやエラーメッセージなどは、「コンソール」ユーティリティを起動して、console.logを参照するか、~/Library/Logsにある「OME」以下のログを参照してください。
- メールを参照するためのエディタやブラウザ、メールを作成するためのブラウザは、任意のものを指定できます。(JeditXを利用してOMEを使うためのスクリプトはこちらをごらんください)
OMEに含まれているコンポーネント
OMEには以下のものの一部あるいはすべてが含まれています。これらのものについては、ライセンスはオリジナルのものに従います。また、これらのコンポーネントをOMEで利用していることに関して大変感謝をしています。
- JavaMail/JavaBeans Activation Framework:メールに関する処理はJavaMail 1.4.1をベースにしています
- Growl:メールの受信通知など
- SK-Mail:添付ファイルのエンコード
- 鬼車、OgreKit:正規表現処理
- ALBOOK(Laurent Baumann):アイコン
メーリングリスト
現在はメーリングリストは運用していません。